1:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:17:52.24 ID: ID:t7QQJHfv0
「狂った兄」
兄が狂乱し、家族を皆殺しにした。
すぐに兄は逮捕され、死刑となった。
妹は幸運にも生き延びたが、
事件のショックで記憶を失ってしまった。
父も母も失い、記憶もない。
空っぽな心で無気力なまま生きていた妹は、
ある日占い師と出会い、
自分の過去を占ってもらうことにした。
「何故兄は発狂したのでしょう」
「いいえ、アナタの兄は冷静でした」
「何故家族を殺したりしたのでしょう」
「いいえ、兄が殺したのはひとりだけです」
そして妹は全てを理解して、
泣いた。
2:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:18:37.63 ID: ID:t7QQJHfv0
解説
狂乱して家族を殺してしまった妹をかばうため、
兄が狂ったふりをして罪をかぶった。
兄は死刑になることにより、 「兄自身」を一人だけ殺した。
その後、妹は記憶を取り戻して泣いた・・・
4:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:19:26.26 ID: ID:t7QQJHfv0
意味がわかると怖い話で最初にこの話見てから意味がわかると怖い話にハマった
5:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:21:09.84 ID: ID:12iBIk2wM
兄は殺してないのに一人だけ殺したって死刑でも訳わからん
7:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:22:22.56 ID: ID:nFdVFUUsH
父が母を殺し兄が父を殺したのかもしれんやん
せめて妹助けるために
6:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:21:49.78 ID: ID:bdR1mPS50
「昨日出所した」
昨日出所した。
おれは五人殺したが事件当時は
未成年でもあったから、四年程で釈放。
当時はワイドショーを連日騒がせていたんだ。
今は心から反省してるし早く家族を養うために働きたかった。
なぜ二十歳そこらの俺が家族を養うかって?
当然両親は会社クビになってるし、
姉は学費払えなくて中退したんだよ。
外出もままならない家族はこの四年間、
飯買いに行く時以外は家に籠もりっぱなしさ。
だが貯金もつきてここ
半年は塩と水道水だけで生活してたらしい。
さぞ恨まれているだろうと実家に帰ったが、
みんな何もなかったかのように振る舞ってくれて涙がでたよ。
母はテレビを見ながら手を叩いて大笑いしてるし、
姉は自慢の髪の毛を
ドライヤーで乾かしながら誰かと電話で話してる。
父はその様子を見ながら隠していた焼酎をチビチビ飲み、
ニコニコしていた。
…………俺が早く働かなければ、このまま…………
8:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:22:23.95 ID: ID:bdR1mPS50
解説
家族は精神が崩壊してる
半年も水と塩で生活している家庭に電気代を払える余裕はないだろう。当然テレビもドライヤーも使えるはずが無い。母親と姉は幻覚を見て父親は水を焼酎だと思い込んでる
9:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:22:28.03 ID: ID:tXJbyUJY0
親殺した気狂いの妹のために兄が罪被るわけないやん
11:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:23:46.97 ID: ID:bdR1mPS50
「放送事故」
深夜、テレビの放送が終わると、
砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。
これは実話なんだが、
あるとき地方テレビ局の中の人が、夜勤のとき砂嵐の時間帯に、
暇だから見て楽しもうと思ったアダルトビデオを、
うっかり公共の電波に流してしまったことがあった。
もちろん、すぐに数十件の抗議電話が殺到した。
46:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:42:16.80 ID: ID:39iorQwO0
>>11
SBSやな
当時見てたからビックリしたわ
親が寝てたからよかったけど
13:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:24:32.09 ID: ID:bdR1mPS50
解説
数十人もこの時間帯になぜかずっと砂嵐の画面を見ていた
16:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:25:28.96 ID: ID:bdR1mPS50
「寒い日の夜」
3日前の夜中の話。
飲みに行った帰り道、メチャメチヤ寒くてさ
家の近所の自販機で温かい茶を買ってたの。
そしたら右にある交差点を子供が凄い勢いで駆け抜けた。
『こんなに寒いのに・・・』
と思いながら茶飲んで歩くと女の人が近寄ってきて
『息子見ませんでした?』
と聞いてきた。
眠いし、寒いし面倒臭いから
見てない事にして帰宅して寝たんだけど。
翌日驚いたね、
俺が見た子供の母親が自宅で刺されて重体なんだって。
近所の煙草屋が言ってたわ。
新聞には載らなかったから詳しく解らないけど
発見者が子供で警察まで走って行ったみたい。
俺助けてあげられたのかも・・・。
17:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:26:03.54 ID: ID:bdR1mPS50
解説
女は母親ではなく犯人で目撃者の子供を探してた
21:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:27:13.70 ID: ID:bdR1mPS50
「惨殺事件」
近ごろの警察はなにやってるんだろうね。
市民の税金で食わせてもらってるくせに、
ろくな働きしねぇんだからとんだ穀潰しだ。
先週、職場の近くで殺人事件があったんだよ。
若い女をアイスピックでめった刺し。
しかも普通のアイスピックじゃない、
業務用の三本歯のやつでだぜ?怖ぇだろ。
小さな町だから、どこいってもその話で持ちきりだよ。
マスコミもかなり大きく取り上げてる。
滅多にない大ニュースだから無理もないけど、
恐怖を煽るだけ煽って無責任なもんだ。
うちのばあちゃんなんか、可哀相なくらい怯えちゃって、
毎日何時間も仏壇の前で手を合わせてる。
なのに警察ときたら、まだ凶器すら判明できないだとよ。
まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。
22:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:27:40.97 ID: ID:bdR1mPS50
解説
語り手の男が犯人なので犯人しか知らない凶器を知っていた
23:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:28:21.30 ID: ID:Sy++eVJl0
無駄に解説されると全然怖くなくなっちゃうよね
26:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:30:33.27 ID: ID:bdR1mPS50
>>23
解説なしの方がいいかな?
18:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:26:23.16 ID: ID:H428rTi30
ある朝、ゴミステーションに異臭を放つゴミ袋が置かれていた。
あまりに異様な臭いだったので近隣住民が中身を調べるとバラバラにされた人間の死体だった。
死体は周辺のいくつかのゴミステーションに分けて捨てられており、すぐに警察が捜査を開始した。
しばらくして鑑識の捜査によりあることがわかった。
細かく切断された死体は、切り方が荒かったり、きれいに切られていたり様々だったのだ。
分けて捨てられていたことも含めて、警察は複数の人間が死体処理に関わったとして捜査した。
しかしこれは間違っていた。
実行犯は間違いなく1人だったのである。
27:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:31:30.48 ID: ID:H428rTi30
ワイのやつどうよ
29:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:32:23.51 ID: ID:gtaCZZ8E0
>>27
分からん
40:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:39:31.70 ID: ID:H428rTi30
>>29
解説
死体の切り方が様々だったのは、
1人の人間を解体していくうちに、犯人が人間の解体に慣れて上達したから
41:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:40:10.49 ID: ID:nFdVFUUsH
>>40
なるほどな
でも、やっぱりそごで怖くはないかも
43:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:40:31.38 ID: ID:bdR1mPS50
>>40
なるほど
結構面白い
28:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:31:38.96 ID: ID:bdR1mPS50
ヨモギ餅?
戸棚にあったヨモギ餅を食い終わってからパッケージを見たらこう書いてあった。
『豆大福』
56:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:56:37.35 ID: ID:bdR1mPS50
>>28
カビていた
30:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:34:13.57 ID: ID:SfDoIEsW0
・実は自分だった
・実はソイツだった
・間一髪のタイミングで免れたことにあとで気づいた
のオチ以外のないの?
35:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:35:54.47 ID: ID:bdR1mPS50
>>30
ちょっと変わったやつのだしてくわ
31:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:34:20.44 ID: ID:tN87tQ4g0
スープだと思ってお湯入れたら湯切りがあった
33:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:34:37.73 ID: ID:Y0OesgwW0
悪の十字架
37:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:37:18.49 ID: ID:bdR1mPS50
パチンコ
さて今日は会社の飲み会。
だがまだ時間がある。
目の前にはパチンコが…
久しぶりに打つか!っと昔の思いにふけりつつ店にはいった。
このだいにしよう!
1万円を投入しまわすこと3分で当たった。
久しぶりに勝つと気持ちいい。
2連チャンしかしなかったものの時間も時間なのでさっさと換金して帰った。
8000円か!
少し悲しい額だが財布に納めた。
全財産8000で飲み会へといった。
59:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:58:15.11 ID: ID:bdR1mPS50
>>37
勝ったはずなのに全財産が減っている
カードを取り忘れた
38:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:38:03.81 ID: ID:bdR1mPS50
あなたの願いは?
ある女性が大学受験に悩んでいた。
すると突然目の前に男性が現れ、言った。
「あなたの願いは?」
女性は大学に合格したいと言った。
その後、見事女性は大学に合格した。
何年か後にその女性が就職に悩んでいた。
すると突然男性の声が言った。
「あなたの願いは?」
女性は就職したいと言った。
その後、見事女性は就職した。
そのまた何年か後にその女性が人生に悩んでいた。
すると突然男性が現れ、言った。
「あなたの願いは?」
女性は答えなかった。
聞こえなかったようだった。
男性は言った。
「順番を間違えたようだな……」
62:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:00:12.68 ID: ID:bdR1mPS50
>>38
願いの代償に視力聴力が奪われて3回目の男の声に応えられなかったので男がミスったなとぼやいてる
74:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:10:36.55 ID: ID:aQiiqv+j0
>>62
ちなみに順番を間違えんかったら3回目の代償はなにを奪おうとしたんや?
80:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:15:55.51 ID: ID:bdR1mPS50
>>74
命
85:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:20:18.20 ID: ID:aQiiqv+j0
>>80
藤子不二雄の短編集にありそうやな 面白い
39:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:38:44.75 ID: ID:bdR1mPS50
出してくれた
友人がコーヒーを出してくれた
砂糖をたくさん入れたから甘かった
次はホットチョコレートを出してくれた
美味しかった
最後に玉露を出してくれた
高そうだった
友人は何やら苦い顔をしている
64:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:01:22.68 ID: ID:bdR1mPS50
>>39
玉露だけ味の感想を言ってないので飲んでない
コーヒーやチョコレートの主原料であるカカオにはたくさんのカフェインが含まれているため、カフェインの摂り過ぎにつながる危険があります。
カフェインを摂り過ぎると、興奮、不安、不眠、下痢や吐き気などの体の不調を誘引することもあるので注意が必要です。
特に玉露のカフェイン量はコーヒーの約3倍なので注意が必要です
45:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:42:03.05 ID: ID:bdR1mPS50
見えなくなったお姉ちゃん
オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお姉ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お姉ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。
47:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:43:23.99 ID: ID:nFdVFUUsH
>>45
売られる
48:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:44:52.37 ID: ID:bdR1mPS50
>>47
正解
次は妹の番
49:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:49:37.00 ID: ID:bdR1mPS50
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
5年後、些細なけんかで友達を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
15年後、嫌な上司を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した。
死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えずそのままだった。
53:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:52:55.88 ID: ID:39iorQwO0
>>49
そんな短絡的な理由で人を殺せるガイジ自体が怖いわ
65:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:02:37.46 ID: ID:bdR1mPS50
>>49
母が井戸に捨てられた死体の処理をしてた
67:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:04:51.84 ID: ID:aQiiqv+j0
>>49
これ元ネタが阿刀田高てあんま知られとらんよな
69:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:06:14.07 ID: ID:bdR1mPS50
>>67
全く知らんかった
50:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:50:19.83 ID: ID:bdR1mPS50
少女のところにお星さまが降り立ちました。
「なんでも一つ願いをかなえてあげよう」
少女は泣いていました。
「家族を消してちょうだい!あんな家族、まっぴらよ!」
次の日、少女が目を覚ますと、いつものようにお母さんと
お父さんとお兄ちゃんがいました。
少女は後悔する。
その夜、再びお星さまは少女の目の前に現れた。
「気に入ってもらえたかな」
少女は言いました。
「昨日のお願いを取り消して」
お星さまは言った。
「一度叶えたお願いは取り消せない」と。
少女は泣きました。
66:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:04:19.14 ID: ID:bdR1mPS50
>>50
今住んでいる家族は偽物で本物の家族がどこかにいたのだが願いで消してしまった
71:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:06:41.84 ID: ID:aYwVagdg0
>>66
家族から虐待されてるとかのバックボーン語られないとわからん
何でそこまで深読みせにゃならんのよ
51:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:51:00.57 ID: ID:bdR1mPS50
友「本当にごめんな」
俺「おいやめろって!」
友「妹が…妹が病気で…金がいるんだ…」
俺「大丈夫か?気をしっかり持てよ」
友「…ありがとう………」
俺「に…いや、10万でよかったら貸してやるよ」
友「本当にありがとう…あと、その…なんていうか…」
俺「ほら、晩飯の残りで良かったら食ってけよ」
友「ありがとう…」
俺「…なに言ってんだよ。それに、俺たち親友だろ?」
友「実は自殺しようと思ってて…お前がいなかったらもう…」
俺「そんなに気にすんなよ」
友「こんな夜中にごめんな」
58:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:58:01.54 ID: ID:C+vdIXZO0
>>51
これすき
68:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:05:46.54 ID: ID:bdR1mPS50
>>51
逆から読んでくと友が妹の病気代を工面するために俺を襲った話になる
52:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:51:41.27 ID: ID:bdR1mPS50
銭湯に行った。あがる前にサウナで一汗かくのが俺の日課だ。
俺が入って1分くらいで、男が1人入って来た。
勝負だ。コイツが出るまで俺は出ない。これも日課だ。
10分経過。相手の男は軽く100キロはありそうなデブだった。
15分経過。滝のような汗を流してるくせに、頑張るじゃないか、デブめ。
18分経過。ついにデブが動いた。今にも倒れそうな程フラフラになりながらサウナを出ていく。
俺の勝ちだ!!俺はサウナルームの真ん中でガッツポーズをとった。
目を覚ますと、俺は見慣れない部屋にいた。どこかで見たようなオッサンが覗きこんでくる。
番台にいたオッサンだ。オッサンは言った。
「私が点検に行ったら君が倒れてたんだよ。ドアにもたれかかるようにして失神していた」
どうやら熱中症を起こしたらしい。少し頑張り過ぎたか。
オッサンはやれやれとばかりに、
「君を運ぶのはまったく骨が折れたよ。今度からは気を付けてくれよ」
俺はオッサンにお礼を言って帰った。ビールでも飲んで寝るとしよう。
72:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:09:12.31 ID: ID:k5JZsg0V0
>>52
ホモレ●プされた?
73:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:09:26.60 ID: ID:bdR1mPS50
>>52
助けられたのはデブでドアにもたれかかって倒れたから最初に入った男がまだサウナから出れてない
54:【B:75 W:77 H:88 (A cup) 142cm/57kg age:21】 : 2025/09/05(金) 01:53:00.73 ID: ID:L/jOz1Af0
解説書いてくれ
サッパリわからん
55:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:53:34.60 ID: ID:bdR1mPS50
『彼氏のふりして、一緒に実家に来てくれない?』
春から始めたバイト先の学習塾で、指導係の社員の千尋さんから唐突にそんなことを言われた。彼女はH県の寺の娘で、実家から見合いをしろとうるさく言われるので、男を連れて帰って納得させたいというのだ。
『シフト見たけど、ヒマなんでしょ。1泊2日、カラダ貸してよ』
面白そうだと思い、二つ返事でOKした。『みんなには秘密ね』という、年上の美人からの誘いにときめかなかったと言えば嘘になる。
新幹線から鈍行に乗り換え1時間、日も暮れたころにやっと彼女の故郷のS町に着く。久宜寺(くぎじ)というその寺は、海を見下ろす岬に建っていた。異様な寺だった。「本殿」と「庫裏」だと説明された二つの建物はいずれも壁が真っ黒に塗られていて、全ての窓が雨戸で鎖されていた。
「庫裏」は僧堂と寺務所を兼ねた施設、つまりは千尋さんの実家だった。玄関先で、そろって白い僧衣に黒い輪袈裟をかけたふたりの男性が待っていた。父と兄だという。父は『娘から話は聞いている』と言い、荷解きする間もなく食堂(じきどう)に案内された。
娘の彼氏だ、質問攻めにされるだろうという予想は外れた。「父」も「兄」も、隣に座る千尋さんさえ一切、会話を交わすことなく、ただ俯いて夕食を——冷めきった豆の煮物やカビ臭い漬物といった、精進料理としても粗末な食事をつつくばかりだった。
75:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:12:16.50 ID: ID:bdR1mPS50
>>55
気まずい夕食の後で「兄」から『本殿の仏堂に布団を敷いたからそこで寝てくれ』と案内され、俺はいよいよ来たことを後悔した。
仏堂には朱塗りの祭壇が据えられ、大小さまざまな二十ほどの仏像のようなものが並んでいた。いずれも彫り方はかなり荒く、かろうじて顔は笑みを浮かべていると窺えるものの、手足も判然とせずノミの削り痕が生々しい。似たものを教科書で見たことがあった。「円空仏(えんくうぶつ)、ですか?」
江戸時代初期に全国を行脚し、各地に木彫りの仏像を残した僧。円空については、そのくらいしか知識はないが。
『似たようなものです。……お手は触れないように』
「兄」はそう言ってこちらに薄く微笑んだ。
『夜が更けてから“何か”がやってきても、決して仏堂から出ないでくださいね。ただ黙って布団をかぶっていれば、朝になりますから』
『な……何か、ってなんですか?』
ゾッとして訊いたが答えはなく、「兄」は、『火気厳禁ですので』とだけ言い置いて行ってしまった。
庫裏にいるはずの千尋さんにLINEでメッセージを飛ばしてみたが、既読にもならない。
スマホの時計を見ると、23時を回っていた。長旅の疲れを改めて感じ、早々に寝てしまうことにした。
——ふと目が覚めた。夜中の2時頃だったと思う。
ぷたん、ぷたん、と、水気を含んだ重いものが床に叩きつけられるような音が、外から聞こえている。……足音? 俺は布団の中で身を固くする。
月明かりが、仏殿の障子戸に「それ」の影を落としていた。
四つんばいになった人間のように見えた。廊下を、何かを探すように這いずっている。犬が唸るような声が耳に届いた。
……寝る前に妙なことを言われたせいで、幻を見ているのだと自分に言い聞かせた。震える手で、枕元のバッグから煙草を探し、火をつけた。一服して頭が冴えれば、妙なものは見えなくなるはずだ。火気厳禁と言われたが、知るものか。
背後でカタカタカタ……と乾いた音がした。仏像たちが小刻みに震えているのだ。
すがるように煙草を深く吸い、電灯を点けようと壁のスイッチを探す。だが、なぜか灯りがつかない。
唸り声が、はっきりした音として耳に届く。……エンクエンクエンク。そう低い声で繰り返していた。
——円空? 俺は倒れた像のひとつを手に取った。高僧の加護にすがる亡者の霊。そんなイメージが脳裏に浮かんだ。
これが欲しいならくれてやる。無我夢中で、障子に向かって仏像を投げつけた。
そこで記憶が途絶えた。
76:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:13:37.50 ID: ID:bdR1mPS50
>>75
翌朝、救急車のサイレンに目を覚ました俺は、障子の破れ穴と、床を焦がした吸殻を見て、「あれ」が現実だったのだと思い知らされた。
外に出ると、救急隊員が担架で「父」をかつぎ出していた。仰向けにされた「父」は両手を虚空に伸ばし、驚愕したように目を見開いていた。……生きているようには見えない。
それに、記憶にある彼の身長に比べて、担架が短すぎる気がした。下半身がどうなっているかは、毛布で覆われていて分からなかったが。
茫然と立ちすくむ千尋さんと「兄」を見つけ、俺は駆け寄った。
「何があったんです?」
千尋さんは俺の姿を認めると、泣き笑いのような顔をした。
『無事だったんだね……キミはここに居ない方が良い。早く帰って』
肩を掴まれ、有無を言わさぬ口調でそう言われた。
後日、千尋さんが塾を辞めたと室長から聞いた。
『急な話でね。2年連続で夏期講習中に参っちゃうよ』
室長の言葉に、俺は聞き返す。「2年連続?」
室長は苦い顔で、ああ、と頷いた。
『去年も今頃、バイトがひとり辞めちゃってね。彼も千尋ちゃんが指導していた男の子だったんだけど』
「その人は、どうして辞めたんですか?」
『さあ。郵送で退職届が送られてきて、そのまま音信不通でね』
室長はそう言って溜息をついた。
78:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:14:12.95 ID: ID:bdR1mPS50
>>76
解説
兄の言う通りにしてたら命を奪われてた
57:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:56:43.99 ID: ID:BgdGzqcw0
意味が分かる怖い話系で暗号みたいになってるやつってつまらんよな
あと「頭を抱えた」みたいに日本語の仕組みを使って叙述トリックしてるやつも微妙
81:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:17:42.20 ID: ID:bdR1mPS50
>>57
わかる
個人的に叙述はまだいいんだけど暗号系はパズルみたいで解説みてもあんまり面白くない
82:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:17:59.78 ID: ID:GO+JL8aUd
いまどきこういうスレは流行らんぞ
84:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:19:50.03 ID: ID:bdR1mPS50
>>82
意味がわかると怖い話好きなんだけどあまり見なくて一回やってみたかった
86:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:20:44.90 ID: ID:GO+JL8aUd
>>84
もうこの頃は怖い話スレやSSスレたてても全然伸びないからな
まあやってみたかったんならええんちゃうか
88:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:22:03.55 ID: ID:bdR1mPS50
>>86
サンガツ
87:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:20:49.29 ID: ID:nzESRmls0
面白かったわ
89:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:22:35.66 ID: ID:bdR1mPS50
8月10日
昼のニュースでやってたんだけど、最近話題の連続殺人犯は女なんだってさ
非処女でも殺人犯でも良いから彼女が欲しいです……。
8月11日
今日は朝から体調が悪い。せっかく高校野球見てたのに全く集中できなかった
トイレ済ませたあとに立ち上がって見てみたら血尿だった
こりゃ病院行かないとダメかもね
8月12日
友達とプールに行ってきた。かわいいJKがたくさんいて興奮した
だけどヘタレな俺は話しかけれませんでした……。
8月13日
まだ体調は良くならない。だけどそろそろ動かないとな。
性欲を持て余しちゃう
出会い系サイトで誰かにコンタクトをとってみよう
8月14日
昨日から連絡を取り合ってる女の子と良い感じ。
向こうもすごく積極的だし!
うおおおお!明日10時に待ち合わせしませんかだって!?神様ありがとう!
8月15日
くそがああああああああ!いねえじゃねえか
甲子園見るの我慢して待ち合わせ場所に向かったのに。
確実にヤレると思ってただけにもう我慢できない
8月16日
昨日は結局6回も賢者になっちまった。
オナ禁してたのになあ
やっぱり彼女はサクラだったのかあ。
待ち合わせ場所には夜景を眺めてるカップルしかいなかったし、
今朝メールしても返事がないし
そういえばまた連続殺人があったみたい、一気に5人だってさ。
犯人は美人かどうなのか凄く気になります!
90:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:24:47.56 ID: ID:bdR1mPS50
>>89
偶数日と奇数日で語り手が違う。
偶数日は男、奇数日は女。
待ち合わせ日、男は夜、女は朝の10時だと勘違いし出会えなかった。
そして、女は連続殺人犯で、殺そうと思っていた男が現れず、我慢の限界に達し、大量殺人を犯した。
91:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:26:16.93 ID: ID:bdR1mPS50
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
最初はよ〜く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん〜…ん〜ん〜…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん〜…ん〜ん〜…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな〜と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーーー」
って。
92:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:27:25.84 ID: ID:bdR1mPS50
>>91
ヘッドホンをしてたのではなうたに気づけずにその後襲われた
94:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:28:43.30 ID: ID:COvInNJA0
眠れないから見てるわ
95:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:30:47.70 ID: ID:bdR1mPS50
私は15才の中学生です。
三つ上のお姉ちゃんとは部屋を共用していてとても仲良し。
一つしかないベッドを私に譲ってくれるとても優しいお姉ちゃん。
今日もいつものように寝る前に二人で仲良くトランプしたあと二人同時に就寝することにしました。
私はベッド、お姉ちゃんは床にひいた布団で眠りにつきます。
わたしは30分も経たないうちに眠りについたと思います。
何時間経ったあとのことだったのだろうか。
「ねぇ、起きて」 寝ぼけ半分で目をあけるとおねえちゃんが小声で囁いている。
どうやら寝付けないらしく、一緒に散歩に行かないかと言っている。
私は眠かったのもあり「一人で行ってきなよ」と冷たく押し返したが、やけにしつこいお姉ちゃん。
終いには乗り気でない私に郷を煮やしたのか私の手を掴み靴も履かず外に引っ張り出された。
「イタイ!」
私の叫びも耳に入らないのか私の手を強く掴んだまま、パジャマのままの私を何も言わずただ引っ張る。
「ねぇ!どうしたの?!」
お姉ちゃんは黙っている。よく見ると手は小刻みに震えていた。
家からしばらく離れたところでお姉ちゃんも少し落ち着いてきたのか、掴んだ手が少し緩んだのを感じ
もう一度問いただしてみた。
「何があったの??」
お姉ちゃんは唇を震わせ言った。
「やっぱりあんた気づいてなかったのね……」
97:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:32:20.08 ID: ID:bdR1mPS50
>>95
ベッドの下に何かいたのをお姉ちゃんが見つけて慌てて外に連れ出した
96:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:32:18.38 ID: ID:t/qm8twT0
コピペやと
電車で他人の寿命見えてる奴が1番すき
98:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:33:37.47 ID: ID:bdR1mPS50
>>96
ええよな
ああいうの
99:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:38:23.78 ID: ID:Fnvnal9Dd
狂ったワイ
ワイには妻と娘の家族がおる
さっき娘の寝室にいったら娘がおらんかった
焦ったワイは寝室で寝ていた妻に娘がおらんことを伝えた
妻はどうせといれでしょう?というだけでまともに取り合ってくれない
しゃーないからワイはトイレへ行ったがそこで気絶した
朝起きたら病院のベットで寝かされていた
医者からはご家族の方が気づいてくれなかったらそのまま頭から血を流して助からなかったかもしれませんよと言われた
気を失った拍子にどこかに頭をぶつけたらしい
そんなことよりもとワイは医者に娘のことを訊いた
医者は先にこの薬を飲んでからにしましょうと言われそれを飲んだ
暫くして娘がいなくなった理由がわかり泣いた
100:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:40:44.60 ID: ID:bdR1mPS50
>>99
ワイは精神病で幻覚を見ていたが薬を飲んで治った
115:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:57:58.11 ID: ID:7JdJekbk0
>>99
ワイは娘を虐待していた
そのことに気づいた妻は娘を別の場所へ逃していた
その晩娘の部屋へ行ったワイを油断させ便所で殴ってそれから我にかえり警察へ自首した
医者からはあなたが化け物に見えたと奥さんからきかされたと告げられワイは笑いが込み上げてきて泣いた
103:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:46:37.59 ID: ID:bdR1mPS50
俺はある特殊能力を持っている。
それは時を止める能力。
しかも好きなだけ止められる。
最強だろ?
でもこの能力には1つだけ不具合がある。
それは時を止める能力を使うと俺の肉体まで能力の影響を受けるということ。
つまりどっかのマンガの最強キャラみたいに止めた時の中を悠々自適に行動することができないということさ。
少し厄介だが俺の頭脳は活動できるので時を止めている間は永遠に考えることができるからたいして問題はない。
テスト終了1分前になっても時を止めて自分の満足のいくまで熟考することができたりバスケなどで速攻をかけられても時を止めて対策をねることができたり通り魔にナイフで刺されそうになっても時を止めてナイフの軌道を読んで余裕でかわすことができたりする。
十分最強だろ?
時を止めるタイミングさえ遅れなければ俺はどんな危機も乗り越えられる。
そして俺は友達数人を連れてピクニックに向かった。
弁当こそ持っているがほとんど登山に近い山道を登っていく。
これじゃピクニックじゃなくてハイキングだろ。
そう思いながらもみんなでワイワイはしゃいで山道を登っていた。
すると突然上の方から轟音が響き渡る!
その事に驚きみんなで上を見上げると巨大な岩が俺たち目掛けて落ちてきていた!
友達たちが悲鳴をあげる中俺は即座に時を止めた!!
ふぅ、時を止めたからにはもう大丈夫だ。
もし俺の能力がなければ俺たち全員あの岩にペシャンコにされていただろな。
なんせあれだけ大きな岩だ。
気付いてから走って避けることは絶対不可能だからな。
さて、こんな風に突然起きたことにもちゃんと対応できるのが俺の能力。
今から対策を考えよう。
104:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:47:14.93 ID: ID:bdR1mPS50
>>103
時を止めるタイミングが遅すぎたため、
語り手は死から逃れることができない。
105:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:48:56.22 ID: ID:/TAcn5t70
面白いな
でも解説ないと絶対わからないわ深読みすぎて
107:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:51:06.03 ID: ID:bdR1mPS50
>>105
なんとなくわかるのもあるけど大体言われてなるほどって思うよな
108:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:52:35.09 ID: ID:bdR1mPS50
もう20年ぐらい前の話。
15人ぐらいで4台の車に乗って海に行った。さんざん海ではしゃいだ俺たちは、帰りはもうクタクタだった。
帰り俺はA B Cの三人と車に乗った。 Aが運転、Bが助手席、Cと俺は後部座席に座っていた。
疲れていた俺とCは途中で寝てしまったようだ。休憩するためにドライブインに入ったところで起こされた。
すると、Aがやたらと怒っている。人に運転させといて寝ちまったんだから、怒られて当然だ。 俺とCは素直に謝った。
しかし、Aが怒っているのはそんな理由ではなかった。
Aは、霊感の無い奴は気楽だと言う。詳しく話を聞くと、長いトンネルに入った時、急にトンネルの照明が点いたり消えたりしたのだそうだ。
Aが「どうなってんだ」と思って隣を見るとBが寝ていた。Cと俺も寝ている。
霊感の弱い人間は、心霊現象が起きても気づかないと云う。
「これは、霊感の強い自分だけに見えた現象なのか」
Aはそう思って他の車の連中にも聞いてみたが、やはりその現象を見たのはAだけだった。俺は、急に怖くなって運転を代わった。
そこからは、4人でくだらない話をしたり、ラジオに合わせて歌ったりしながら、にぎやかに帰った。
だって、寝てる間に死んだら嫌だもんな。
109:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:53:11.55 ID: ID:bdR1mPS50
>>108
Aは心霊現象を体験したのではなく居眠り運転をしていただけ。事故死したくないので運転を代わった
110:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:55:26.82 ID: ID:bdR1mPS50
とある病室に一人の少女がいた
その少女は、生まれつき病気をもっており、不治の病という
この不治の病のせいで少女は、ずっと病室で過ごしてきたのだ
そんな少女に一人のお星さまが現れたのだ
そして、お星さまはこう言った
「あなたの願いを叶えてさしあげましょう」
少女は答えた
「早く病気をなおして、早く楽になって、新しい友達たくさんつくって、たくさん遊びたい!!」
「かしこまりました………その願い叶えてさしあげましょう……」
−−その日から十日がたった
その日の翌日に何故か不治の病が治っていたのだ
そして、病室から出れた私はたくさん友達をつくることができた
そして、今現在に至る
でもね………おかしいなことがあるんだ
「私の友達は、すでに死んだ人達ばっかりなんだ…………」
112:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:56:17.25 ID: ID:bdR1mPS50
>>110
死ぬことで不治の病が治り楽になって死後の世界で死んだ人と友達となった
十日の間に葬式が終わり焼かれた
118:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:04:16.64 ID: ID:C+vdIXZO0
>>112
お星さまやっぱ無能やんけ
119:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:05:27.27 ID: ID:bdR1mPS50
>>118
意味怖に出てくるお星さまには願っちゃいかんな
111:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:55:37.15 ID: ID:39iorQwO0
俺、妹の結婚式に「相手は美男美女が多いのに、お兄ちゃんみたいなブサイク出したら、うちがどう思われるか分からない」という理由で出席拒否されました。
親が出席を勧めても「もう相手には兄は死んだ事にしてあるから無理」と返事。
親もその言葉を聞いて了承。
当日。
携帯の電源を切って、家から300キロほど離れたサービスエリアでバイクを降り、携帯を確認すると、親戚と親と妹から結構な数のメールが入っていた。
内容を確認し、三者の発言を総合すると
・披露宴で親戚が俺が来ていないのを妹に尋ね、隣にいた新郎に
「それ誰?」と聞かれた妹が言葉を濁していると新郎の親戚が「二股かけてる男なんじゃないの」と酔った勢いで冗談めかして言った。
・それを聞いていた新郎父が「二股をかけているような女なんぞいるかぁ!」と叫んだのを皮切りにその後の披露宴は非常に殺伐とした空気の中で行われ、現段階では妹とその旦那はホテルから場所を移して二次会に移っているが、双方の両親と親戚がホテルの一室に集まり、これから先の事を話し合っている真っ最中。
116:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:58:25.45 ID: ID:bdR1mPS50
>>111
妹いい気味だ
126:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:13:12.55 ID: ID:+EAlxfpX0
>>116
どういうこと?
127:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:16:11.13 ID: ID:bdR1mPS50
>>126
いや単純にお兄さんに意地悪をした妹がそのせいで結婚式めちゃくちゃになっていい気味だなと
128:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:18:24.75 ID: ID:+EAlxfpX0
>>127
え?それだけの話しなん?
131:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:21:19.82 ID: ID:bdR1mPS50
>>128
いやこれはワイの知らん意味怖だから書いてくれた人に聞くしかない
133:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:23:18.91 ID: ID:39iorQwO0
>>131
書いたのというか貼ったのワイだけど
ただの昔の2chのコピペだよ
あまり怖い話が続くと味気なくなると思って
たまには笑い話も貼ってみた
135:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:24:20.90 ID: ID:bdR1mPS50
>>133
なるほど
ありがとう
113:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 02:56:39.16 ID: ID:GO+JL8aUd
まだやってて草
120:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:05:39.20 ID: ID:bdR1mPS50
ある家に強盗が押し入り、父親と母親を殺しました。
強盗は子供部屋へ入り、そこにいた小さな男の子に向かって言います。
強盗「お前の両親を殺害した。これからお前も殺害する。ただ、一つだけ願いを聞いてやる。殺してほしくないと言えば生かしてやろう。願いは必ず守ってやる」
男の子「さつがいってなに?」
強盗「この世から消えて、二度と友達と会えないってことだ」
男の子は叫びました。
男の子「嫌!…僕殺害いや!」
強盗「それが願いか?」
男の子が首を縦に振った瞬間、強盗は男の子を殺しました。
121:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:06:07.90 ID: ID:bdR1mPS50
>>120
強盗は撲殺がいいやと聞き間違いをした
123:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:10:07.68 ID: ID:RhzDmmQe0
>>120
強盗バカすぎて
125:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:12:00.00 ID: ID:bdR1mPS50
>>123
強盗やるようなやつだし殺しが当たり前だから頭の中でそういう変換しちゃったんだろうな
122:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:10:01.02 ID: ID:bdR1mPS50
私は仕事ですごく疲れ自分のマンションに帰ってきた。
高い階に住んでいるのでエレベーターに乗ろうとしたらすでに男が乗っていた。男は帽子を深く被り顔を見せないようにして立っている。
「気持ち悪いなぁ」と思ったが仕方がないので軽く挨拶をして乗った。男は返事もせずただじっとうつむいたままだった。
男は途中でエレベーターを降りた。降りる時に肩がぶつかった。一応私は「あ、すいません」と謝ったが、その男は無視してまたさっきのように顔を見せないよううつむいたまま降りていった。
自分の部屋に帰り、少し落ち着いたところで何気なく男とぶつかったところを見てみると、結構派手に血がついていた。
「うわぁー、なんなんだ。気持ち悪い」と思ったがさほど気にせずにいた。
それから何日か後、突然部屋のインターホンが鳴った。
『ピンポーン』「誰だろう。」とドアの覗き穴から見てみると警官が立っており、「すいません、実はこのマンションで何日か前に殺人事件があったのですが、あやしい人物などを目撃されませんでしたか?」と聞いてきた。
「あ、あの人のことかな」と思ったが、その時見ていたドラマがちょうどいいところだったし、仮に「見た」とでも言おうものなら詳しく聞かれてかなりの時間を割かれてしまうし、大変だと思ったのでドア越しに「いいえ、見ていません」と言うと、何事もなく警官は帰っていった。
それから次の日、テレビを見ていたらニュースである殺人事件のことを報道していた。場所はこのマンション。あの変な男とエレベーターに乗り合わせた日だ。
「やっぱりあの日なにかあったんだ」もう犯人は捕まったらしい。そのあとテレビに犯人の顔写真が映された。
あの警官の顔だった。
124:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:10:45.56 ID: ID:bdR1mPS50
>>122
犯人はエレベーターで顔を見られたと思いその住人を探すために警察の恰好をして各部屋を周っていた。
129:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:18:29.31 ID: ID:bdR1mPS50
帰宅の途中、電車に乗っていると近くの女性が痴漢にあっているようだった
すぐに助けようと思ったが、勘違いかもしれないので「痴漢されているなら、首を左右に振ってください」と確認のメールを送ってみた
すると、メールに気がつきすぐに首を振ったので「この人痴漢です!」と犯人の手をつかみながら叫んだ
すると、周りの人も気がつきすぐに取り囲まれて犯人は確保された
駅員や警察にいろいろと事情聴取をされ、帰るときにその女性に「ありがとうございます」とお礼を言われた
気分がいいので今日も寄り道をして帰ろう
130:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:19:05.73 ID: ID:bdR1mPS50
>>129
なぜ彼は初対面の女性のメールアドレスを知っていたのだろうか。答えは簡単彼はストーカーだからだ
132:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:23:02.00 ID: ID:bdR1mPS50
俺の友人に東京消防庁の消防士と地元交番の警察官がいて、お互いにとても仲が良い。
そんな友人達の話なんだがこのまえ久し振りに会って居酒屋で三人で飲んだんだ
消防士「この前現場があってさ、親子が三人仲良く川の字になって黒コゲで死んでんだよ。良く火事になったら落ち着いて逃げましょう、なんて言うだろ?それは不可能なんだよね、ガス吸うとまず体が動かなくなるわけ、意識のある中でジワジワと焼かれていくんだ。だからきっついんだろうな・・・」
警察官「署で聞いたな、その事件放火じゃなかった?ひでー事しやがる。最近俺も仕事で行ったよ現場。駐車場で練炭自殺があってさ。マジやっぱりおっかねえ、練炭なら苦しくないなんてのは大嘘らしい、顔が変だったもの」
俺「少し前硫化水素なんてのも流行ったな」
消防士「あれも駄目、あっさり死ねるなんて大嘘、ガスマスクしてないと不味い。実際緑色に顔変色して苦しみもがいて死ぬから」
警察官「それも聞いたな、ここらで流行ってるよな最近。まあ確実なのはやっぱり縄で首吊りだな。それも誰にも発見されないように樹海で」
俺「こえー話すんなよ、まるで完全自殺マニュアルみたいじゃねーか」
消防士「馬鹿言うなよ(笑)」
そして別れたあと、警察官の友人から電話がかかってきた
「おい今日の話は誰にも言うな」
結構真剣な口調だった、いきなりの事で全く意味が分からない
それが何だか怖かった
134:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:23:39.87 ID: ID:bdR1mPS50
>>132
消防士の友人が自殺に見せかけて殺してる事に気付いた警察官が樹海で自殺に見せかけて殺す所を捕まえるので俺に口止めをした
136:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:26:06.55 ID: ID:bdR1mPS50
学校で虐められていた時に母が作ってくれたお弁当。
中学校に入ってから一人のDQNにずっと虐められてた。
自分の持ち物に死ねと書かれたり殴られたりもしていて俺はちょっと鬱になってたと思う。
心配する母にガキだった俺はきつく当たって錯乱して暴力をふるうこともあった。
凄い荒れた日の翌朝、顔を腫らした母が笑顔で今日は貴方の好きなハンバーグが入ってるからって弁当渡してくれた…
申し訳ないやら情けないやらで泣きそうになりながら俺は学校行った。
その日の昼にDQNが昼食忘れたからって俺に絡んできたんだよ。
せっかく母ちゃんが作った弁当なのに、俺はDQNに殴られて弁当奪われた。
お前の弁当うめぇなって言いながら全部食われたあげく空の弁当投げつけられた。
学校飛び出して、悔しくて俺泣きながら家帰ったんだよ…
家に着いたら母ちゃんは初めて早退した俺に驚きながらも強く抱きしめられた。
翌日からイジメはなくなった。
137:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:26:42.88 ID: ID:bdR1mPS50
>>136
お弁当には毒が入っていた
138:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:28:43.65 ID: ID:bdR1mPS50
教官「どうしたっ?さっきがら50kmで走って?眠くなるぞ!もっとアクセル床まで踏み込めっ!!|
生徒「いやっ...ここ法定速度50kmですし、それに検定中ですし」
教官「んなっの関係ねぇ!!いいか!?アクセル床まで踏み込め!!こいつのポテンシャル最期まで引き出せ!!そうすりゃ安定だ!!」
生徒「いやですけど法定速度50kmですよ!?」
教官「だから!んなっの関係ねぇ!!いいかっ!?おめぇはそういうとこダメなんだ!!!!自分でも思い当たるべ!?俺も借金返せなくてシンどいけど頭切り替えて生きてきぇ!!最期の勢い俺に見せて見ろ!!」
生徒「うぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜うぉぉぉぉぉ〜〜〜〜ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ぉ〜〜〜4速時速100km!!うぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜おおおぉ〜お〜〜〜〜〜〜おお〜〜〜〜」
教官「はいっ!検定中止ね」
139:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:29:22.17 ID: ID:bdR1mPS50
>>138
教官は借金返せないので事故で死のうとしてる
140:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:32:15.41 ID: ID:39iorQwO0
>>138
自動車学校も今じゃ少子化で経営厳しいからな
141:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:33:36.79 ID: ID:bdR1mPS50
「おい、金出せよ、ガキ…」
「すみません、本当にないんですよ…」
僕は今不良達にカツアゲをくらっている。
この人気のない路地裏では叫んでも意味がない。
「おい、財布だせ」
僕は恐る恐る財布を差し出した…
「ケッ、こいつマジでもってねぇ」
「やっぱガキは持ってないっすね、他あたりましょうや」
「そうだな、オヤジ狩りでもするか」
そう言い残し不良達は僕の財布を投げ捨て消えていった。
僕は急いで家に帰り自室に閉じこもった。
まだ胸ぐらを掴まれた感触が残る。
「ちくしょう、アイツら…」
僕は怒りと悲しみで涙を流した、その時
ガチャ、バタン
玄関の開く音がした…
きっとお父さんだ。
お父さんに全てを話してアイツらをやっつけて貰おう。
僕は夢中で玄関に走り寄った。
そこにはボロボロにやつれたお父さんがいた。
142:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:35:08.19 ID: ID:bdR1mPS50
>>141
不良たちにオヤジ狩りされた
144:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:36:37.11 ID: ID:VHsPllIt0
>>141
これええな
143:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:35:21.56 ID: ID:39iorQwO0
>>141
それも怖い話でなくて笑い話だな
145:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:36:54.00 ID: ID:bdR1mPS50
>>143
確かに
意味怖って結構怖い話だけじゃないやつもあっていいよね
146:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:39:20.59 ID: ID:bdR1mPS50
俺とA君B君C君の4人は、
いつも一緒で、あの日も俺の車に乗って、
皆で出かけたんだ。
A「もう動いても平気なのか?」
B「うん、ただの捻挫だから、外出して良いって。」
俺「車はグチャグチャの全損だったけどなwww」
C「後で聞いたんだけど、猫だったらしい。」
B「で、即死だったって・・・。」
俺「ぬこ好きの俺としたら、車よりもそっちのほうが悲しいよ。」
A「そっか・・・今度お供え物を持って、もう一度あそこへ行かないか?」
俺「いや、でも車はもうオシャカだし・・・電車で行くのか?」
C「そうだな、もう車は懲りたし、今度はバイクで行くか。」
俺「いや、お前らと違って俺バイク持ってねーしww」
B「そういえば皆の中で、俺君だけバイク持って無かったね。」
A「ああ、それでいつも俺君に車出してもらってたんだったな。」
C「それが、こんなことになるなんて・・・。」
俺「おいおい、そんな暗くなるなよ、ちょうど買換えたかった所だしさw」
B「そうだよ、僕がバイクで2ケツすれば・・・。」
俺「それイイな!たまにはそういうのも悪くない。それで行こう!」
C「そろそろ行くか、始まりそうだ。」
B「僕、初めてなんだけど、ちゃんと出来るかな。」
A「他の人の真似をすればいい。」
俺「ちょw初めてって!やっぱりAの後ろに乗せてくれwww」
147:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:39:52.85 ID: ID:bdR1mPS50
>>146
俺君は死んでおり皆の会話は俺君だけ死んだ事故の話でありこれから俺君の葬式に行く所
149:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:43:55.04 ID: ID:39iorQwO0
Bの初めては何なん?
153:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:46:15.68 ID: ID:bdR1mPS50
>>149
葬式に行ったことないから作法とかわからないので不安になってる
150:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:44:29.98 ID: ID:bdR1mPS50
めったに乗らない電車で女子高生の
一群と遭遇
そこで聞いた話
女学生
「めっちゃ怖い話し聞いた」
その他
「何?」
女学生
「一人暮らしのうちのおばあちゃんに
電話がかかてってきて出てみたら
『お母さん?俺やけど・・・・』
って言って
おばあちゃんが
『ヨシカズか?』
って聞いたら『うん』って・・・
・・・・でもな・・・・
ヨシカズおじさんって去年、
交通事故でタヒんでるねん」
その他
「えぇ〜!!怖いーーー!!!
それで?」
女学生
「『・・・俺、事故起こして・・・・』って
言うから、おばあちゃん泣いてしもて
『もう、事故の事は気にせんでいいから、
成仏して・・・・』言ったんやて」
152:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:45:08.24 ID: ID:bdR1mPS50
>>150
電話の相手はオレオレ詐欺
157:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:50:04.62 ID: ID:39iorQwO0
>>150
女子高生しかいないはずなのに
「女学生」の会話が聞こえていたこと
155:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:48:24.52 ID: ID:bdR1mPS50
俺は実家を出て都内で一人暮らしを始めた。
借りた部屋は6畳ほどの狭い部屋で、
年数もまぁまぁ経っているアパートだったけど、
事故物件らしく、家賃がとても安いためそこに住むことを決めた。
そんな一人暮らしの一歩を踏み出してから約2週間後、突然玄関のチャイムが鳴った。
玄関には弱々しい50代ほどの男が立っていてこう言い始めた。
「下の階に住んでるものでして
怒ることでもないんでしょうが
足音の方が気になりまして
少し気をつけて頂いてもいいですかね?」
ただ、その話には不可解な点があった。
その男が話した日付、俺は旅行で家にいなかったのだ。
きっと何かの勘違いだろうが面倒なので
適当に詫びを入れて終わったこと
そして1週間後、また男がやってきた。
男は何やら紙袋を持っている様子で
玄関を開けるとそれを渡され、
「使ってください」と言われた。
袋の中を覗くと、ホテルでも使われるような
高めの防音マットが入っていた。
「サイズぴったりでしょ?
下の階だから間取り一緒だし」
気味悪さを感じたけど、結構良い物貰えたし
ラッキーだったな。
そこから同じ形で防音シートなど色々貰えて
ほとんど音が漏れない環境になったので
楽器でもやってやろうかとギターを買った。
新しい趣味もできたし。
次は何を持ってきてくれるんだろうな。
156:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:48:58.74 ID: ID:bdR1mPS50
>>155
下の住民は殺人犯罪者で、過去に上の住民を殺害したことがある。前回は音が漏れたので苦労したから、今回は事前の準備をし、嘘のクレームをして防音環境を作っている。
158:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:52:44.20 ID: ID:bdR1mPS50
医者が患者に鏡を見せています。
太朗:これが真実を映す鏡?俺の本当の姿がこんなブサイクなおばさんな訳ないんだろう。
美希:冗談じゃないわ。誰よこれ。私の将来ってこと?赤の他人じゃないの。
翔太:僕、男の子だよ。僕、女の子なの?よくわかんな〜い。
梅子:私の若い頃かい?いやぁ、もうちょっと美人さんじゃったよ。
花子:何これ?普通の鏡でしょ?どこか真実を映す鏡なの?馬鹿馬鹿しい。
医者:よし、花子にしよう。
武志:殺すぞ!てめぇ!
159:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:53:30.65 ID: ID:bdR1mPS50
>>158
患者は多重人格で、現実の姿を見せて拒否反応がない花子をメインの人格にしようとしてる
160:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:54:10.47 ID: ID:bdR1mPS50
とある家の息子が戦争に出ていた。
戦争から帰ってくる前日、家に電話があった。
「明日帰るんだけど、他に行くところがない友達を連れて帰りたいんだ。
家で一緒に住んでもいいかな?」
息子の帰還報告に喜んだ両親は「勿論!」と泣きながら答えた。
「でも、一つだけ言っておきたいことがあるんだ。
彼は地雷を踏んでね、腕と足を失ってしまったんだよ。
でも、僕は彼を家に連れて帰りたいんだ。」
それを聞いて、両親は言葉を失った。
「…数日ならいいけれど、障害者の世話は大変よ。
お友達はかわいそうだけど、
私達には私達の生活があるんだから、
お世話に一生縛られるなんて…無理よ。
きっと受け入れてくれる施設があるわ。」
母親がそう言うと、
息子は、
「そっか。そうだよね。わかった。」
と電話を切った。
翌日、家に警察から電話があり、
息子がビルの屋上から飛び降りて死んだことを知らされた。
死体と対面した両親は絶句し、泣き崩れた。
161:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:54:37.20 ID: ID:bdR1mPS50
>>160
腕と足を失ったのは、息子自身だった。
そんな自分を、両親はどう思うのかを試すためにわざと「友達」と言った。
162:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:58:47.47 ID: ID:bdR1mPS50
ある番組で外国の辺境に住む民族にリポートすることになった。
その民族は数年前に発見されるまで、全く知られていなかった。
数年前、ある探検家がその辺境に探検に行ったところ、その民族に出会った。
その民族は探検家の持っていた即席麺が大変気に入り、もっと持ってくるようにせがんだことから交流が始まったとされている。
リポーター「こんにちは」
民族A「コンニチハ」
リポーター「意外と好意的のようですね。外国人を見るのは初めてですか?」
民族A「イヤ、昔カラ何年カニ1度ハ来タゾ」
163:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 03:59:10.18 ID: ID:bdR1mPS50
>>162
ある探検家が出会う前にも民族と出会った人はいたが探検家以外殺された
164:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:01:40.16 ID: ID:39iorQwO0
戦後直後に個人で電話引いてる家ってある?
167:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:05:33.92 ID: ID:bdR1mPS50
>>164
確かに
電話じゃなくて手紙の方がよかったな
173:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:10:08.95 ID: ID:yUfqKLP/0
>>167
アメリカなら問題ない
日本だと飛び降りるビルも難しい
177:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:13:15.55 ID: ID:bdR1mPS50
>>173
そこら辺イジれば話として違和感なくなりそうでいいね
165:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:03:19.80 ID: ID:bdR1mPS50
妻が家で襲われたらしい
持っていた包丁で強盗を撃退したそうだ
妻を向かえに警察署に言った
私の顔を見るとホッとしたのか泣きそうな顔になりながら『インターホンが鳴ってあなたかと思って玄関に出たらいきなり襲われたの』と言った
私は妻を抱きしめた
怖かっただろうと慰めて頭を撫でた
妻が落ち着くのを待って二人で家に帰った
166:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:04:25.02 ID: ID:bdR1mPS50
>>165
旦那を刺そう妻は包丁を持って待っていた
168:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:06:06.48 ID: ID:39iorQwO0
>>166
何で帰宅直後を襲うの?
同居してるんだから寝首をかくチャンスなんていくらでもあるでしぃ?
171:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:08:15.29 ID: ID:OTgAYjwH0
>>168帰宅直後の方が話作りやすいからだろ
172:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:10:04.67 ID: ID:bdR1mPS50
>>168
出会い頭に殺ろうとしてたんだろうな
旦那は強盗のおかげで回避できたけどこの後に妻に寝首かかれそうだな
169:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:07:39.47 ID: ID:bdR1mPS50
呪い真書を手に入れた。
冒頭にこう書いてある。
「これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。あなたはそれでも実行しますか?」
勿論だ。
俺には許せない奴がいる。
だからこそこの呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。
「1.まずはじめに目を閉じて呪いたい相手の顔を思い浮かべます」
忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ・・・
「2.どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます」
考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。
よし、次だ。
「3.最後に目を開けます」
170:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:08:05.87 ID: ID:bdR1mPS50
>>169
手順を間違えたので呪いは自分に返ってくる
174:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:11:28.29 ID: ID:bdR1mPS50
ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった
母親が公園で主婦友達と話している数分の間に公園から居なくなった
どこを探しても居ない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない
警察も半分諦めていた
1ヵ月後、諦めきれない親がとうとう最後の手段とも言えるアメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた
早速両親は娘が今、どこにいるのか透視して貰った
透視能力者は透視を始めた
何分か経って透視能力者は一言
「この子は元気ですよ」
この言葉に両親、親族は大喜び
さらに透視能力者は
「この子の周りには豪華絢爛な家具が見えるので多分、裕福な家庭にいる事が推測されま
す」
この言葉に両親、親族は多少の疑問を抱きながらも喜んだ
そして母親が核心に迫った
「娘は今、どこにいるのですか?詳しい場所を教えて下さい」と熱の入った口調で言った
透視能力者は一言こう言った
「あなたの娘さんは世界中にいます」
175:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:12:39.07 ID: ID:bdR1mPS50
>>174
娘は臓器売買された
176:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:12:47.48 ID: ID:OTgAYjwH0
>>174バラバラにされたってことか
178:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:14:19.05 ID: ID:bdR1mPS50
大昔、とあるホームページで、「怪我をしたかわいそうな動物に寄付を」というのがあった。
片足が無い犬や、内臓が飛び出た車でひかれた猫の画像があり、目を背けたくなるようなものばかり。
だが、回復経過の画像を順を追って掲載していたので寄付もそこそこ集まっていたようだ。
ちゃんと寄付を手術に充てているようで、元気な姿にホッとさせられるホームページだった。
180:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:15:01.42 ID: ID:bdR1mPS50
>>178
元気な動物を寄付のために徐々に怪我をさせたり殺した
179:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:14:25.57 ID: ID:arTQHDJc0
結構有名な話多いな
182:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:16:52.51 ID: ID:bdR1mPS50
>>179
定番系も入れとこうかなって
有名なのは面白いの多いから初めて見る人とかいたら楽しめそうかなと思った
181:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:15:40.71 ID: ID:6d3iyXz6d
戦争から帰ってきて家に電話の時点で普通に海外の最近の戦争の話だと思った
183:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:19:19.50 ID: ID:bdR1mPS50
>>181
確かに昔とか日本とか書いてないからこのままでもいいのか
187:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:22:52.84 ID: ID:39iorQwO0
>>183
日本語を話してるやないけ
190:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:24:47.30 ID: ID:bdR1mPS50
>>187
意味怖だと外人も日本語話してるのあるしいいんじゃね
184:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:20:43.87 ID: ID:bdR1mPS50
私には幼馴染がいる。
家はお隣さん同士、ってわけじゃなく結構、離れてる。
でも、きっとお隣さん以上にその子の家に行っている。
その子の家に行くようになったのは、幼稚園の帰り道に公園で見かけたのがきっかけ。
一緒に遊ぼうって言われて、私たちはすぐに仲良くなった。
それからは毎日のようにその子の家に遊びに行った。
はっきり言って、その子のことは、その子の親より知ってると思う。
だって、ずっとその子を見てきたんだから。
って、ちょっと惚気ちゃったかな。
考えてみたら、彼と出会ってからもう10年以上経ってるのか。
そう思うと、長いような短いような。
彼とは小学校、中学校と同じクラスにはなれなかった。
だから学校じゃほとんど会えなかった。
まあ、その分、家に行ってたんだけどね。
そして私たちは今年からついに高校生。
さらに念願の同じクラス。
高校生活は楽しくなりそう。
なんてことを考えてたら彼が私のところにやってきて、こう言った。
「初めまして」
だって。
もう照れちゃって。
185:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:21:11.24 ID: ID:bdR1mPS50
>>184
私はストーカー
186:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:21:25.10 ID: ID:EW56iIEMd
全部即席で考えたのを投下してんの?それとも書き溜め?
188:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:22:54.64 ID: ID:yUfqKLP/0
>>186
全部既出
189:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:22:58.04 ID: ID:bdR1mPS50
>>186
コピペを書き留めてる
191:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:24:54.84 ID: ID:taV0kHgZ0
意味がわかると怖い話って海外にもあんのかな
195:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:27:44.69 ID: ID:bdR1mPS50
>>191
意味怖じゃないけど優しいお姉ちゃんの元ネタになってると思われるベッドの下の斧男って都市伝説はあるな
192:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:25:02.61 ID: ID:bdR1mPS50
「お姉ちゃん、私にはそのブレスレット頂戴!」「はい」
「お姉ちゃん、私にはそのペンダント頂戴!」「はい」
「私は指輪ね」「お姉ちゃん、靴はいいの?」「服は?」
「靴はサイズが合わないもの、それに服は・・・。」「誰も着ないか」
193:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:25:36.37 ID: ID:bdR1mPS50
>>192
三姉妹で1人の女性を殺し、身につけていたものを山分けしている。
服は血だらけのため、誰も着ない。
194:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:26:40.89 ID: ID:JAyekZs70
意味がわかると怖い話ってもうただの創作クイズやからな
怪談としてもクイズとしても中途半端やねん
196:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:29:19.17 ID: ID:bdR1mPS50
「おい、まだかよ?」
俺は、女房の背中に向かって言った。
どうして女という奴は支度に時間が掛かるのだろう。
「もうすぐ済むわ。そんなに急ぐことないでしょ。…ほら翔ちゃん、バタバタしないの!」
確かに女房の言うとおりだが、せっかちは俺の性分だから仕方がない。
今年もあとわずか。世間は慌しさに包まれていた。
俺は背広のポケットからタバコを取り出し、火をつけた。
「いきなりでお義父さんとお義母さんビックリしないかしら?」
「なあに、孫の顔を見た途端ニコニコ顔になるさ」
俺は傍らで横になっている息子を眺めて言った。
「お待たせ。いいわよ。…あら?」
「ん、どうした?」
「あなた、ここ、ここ」
女房が俺の首元を指差すので、触ってみた。
「あっ、忘れてた」
「あなたったら、せっかちな上にそそっかしいんだから。こっち向いて」
「あなた…愛してるわ」
女房は俺の首周りを整えながら、独り言のように言った。
「何だよ、いきなり」
「いいじゃない、夫婦なんだから」
女房は下を向いたままだったが、照れているようだ。
「そうか…、俺も愛してるよ」
こんなにはっきり言ったのは何年ぶりだろう。
少し気恥ずかしかったが、気分は悪くない。俺は、女房の手を握った。
「じゃ、行くか」
「ええ」
俺は、足下の台を蹴った。
197:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:29:46.51 ID: ID:bdR1mPS50
>>196
首吊り自殺する前のやり取り
198:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:32:00.38 ID: ID:bdR1mPS50
コンビニで買った缶ビールとつまみの袋を提げて、ビジネスホテルの部屋に戻る。
泊まりがけの出張は8カ月ぶりだった。出勤しての業務が再開されたのだってほんの2カ月前で、それまではこうした地方のクライアントとの打ち合わせや視察も、自宅でオンライン上でおこなっていた。それでも仕事は回るのだから、日本のサラリーマンがいかに無駄な出張をしていたかというものだ。……とはいえ。春からずっと、婚約者の妙(たえ)と二人のマンションで息詰まる日々を送っていた身としては、ありがたい機会だった。
妙はこのコロナ禍で、ずいぶん不安定になっていた。「30歳までに」と口癖のように言っていた結婚式を延期にしたのが大きかったのだろう。ちょっとしたことでイライラして、俺に当たり散らした。
同棲を始めた頃から、彼女に少々、身勝手なところがあるのは分かってはいたが。妙の趣味の、ミッドセンチュリーだか北欧家具だか知らないが、オレンジ色のソファにグリーンのラグと目にうるさい調度が並べられた、子供部屋みたいなリビングはどうにも気に食わなかった。在宅で仕事するようになると、余計に目に付く。俺の意見など聞きもしない。……もし文句をつけようものなら、妙は「あなたは私のやることを何も認めてくれない」とギャンギャン泣きわめくだろう。
そんな調子だから、妙の居る家での在宅勤務は耐え難かった。おまけに出張の予定もすべてキャンセルになったために、志穂(しほ)に会いに行く口実も作れず、妙の目があって電話もできないのは寂しかった。
志穂は前職の後輩で、2年前からずるずると関係が続いていた。妙との婚約を機に別れようと思ったこともあったが、従順で大人しい志穂は、俺が会いたいと望めばいつでも予定を空けてくれたし、話していて俺を否定するようなことは一度も言ったことがなかった。この頃は「そんな気分じゃない」の一辺倒の妙と違って、行為を拒まれたこともない志穂を手放す気になれなかったのだ。
199:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:32:47.65 ID: ID:bdR1mPS50
>>198
……とはいえ、乗り換えようと思ったこともなかった。同じ大学のゼミの同窓だった妙と違って、志穂はあまりに物を知らず教養がなかったし、前に社内の噂で父親がろくでもない男だと聞いたこともあった。自分が「釣り合わない」と分かっているのか、志穂が今以上の関係を求めてくることはなかった。
かわいい志穂。この半年ほどはLINEのやり取りばかりで、声すら聞けていなかった。出張のことは伝えてあった。久しぶりに、妙の目の届かないところで夜を過ごせると。
本当だったらホテルまで呼びつけたいくらいだったが、上司に帯同しての出張だったので諦めた。俺は少しうきうきして、ビールを開けて志穂に電話をかける。
『——大輔(だいすけ)君。久しぶりですね』
もっとうれしそうな声を聞けるかと思ったのに、ずいぶん長いコール音の後で出た志穂はなんだか疲れているようだった。スーツケースからノートパソコンを引っ張り出し、ベッドの上で電源を入れて俺は志穂に言った。
「せっかく今夜は一人だからさ、志穂の顔見て喋りたいな。Zoomつなぐから一緒に飲もうよ」
沈黙が続いた。ややあって志穂は応える。
『少しだけ、待ってもらえますか? 今、片づけ物をしていたので部屋が散らかってて』
「分かった。じゃあ部屋だけ準備しとくわ」
電話を切って、パソコン上でアプリを起動させてミーティングルームを開き、IDをLINEで送った。3分ほどして志穂が入ってきた。
半年ぶりに見る志穂は、少し痩せて見えた。確か妙も同じものを持っていた、オーバーサイズのバンドTシャツを着ているので一層、そう見えるのかもしれない。
スマホを手で持って喋っているらしく、画面のブレが気になった。デフォルトの、砂浜の仮想背景が設定されている。散らかっている部屋を見られたくないのだろう。
200:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:33:32.92 ID: ID:bdR1mPS50
>>199
『うれしいです。彼女さんじゃなくて、私を選んでくれて』
志穂の声は妙に暗かった。
「……珍しいな、志穂がそんなこと言うの」
『ずっと会えなかったから。大輔君は私のことなんて忘れちゃったんじゃないかと思って。……一緒に住んでる彼女さんが羨ましかったです』
参ったな。俺は内心で舌打ちする。こんな重たい女と付き合っていた覚えはない。
「忘れる訳ないだろ。ずっとあいつと二人でうんざりだったよ。俺の弱いとこ見せられる相手は志穂だけだからさ」
どうしてこんなに画面がブレる? 志穂の手が震えているのか?
『うれしい……これから、ずっと一緒ですからね』
画像が大きく乱れた。スマホを取り落としたようだった。仮想背景が解除されて一瞬だけ、部屋が映った。オレンジ色のソファ。大きな染みが広がったグリーンのラグ。散らかってはいなかったが、彼女が確かに「片づけ物」をしていたことは理解できた。
俺はスマホを手に取り、電話をかけた。画面の中の志穂の背後で、着信音が響く。
『——どうして、こっちに電話したんですか?』
志穂の穏やかな声が聞こえた。
201:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:35:30.11 ID: ID:bdR1mPS50
>>200
主人公が出張に行ってる隙に志穂が妙を殺した
202:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 04:41:23.92 ID: ID:bdR1mPS50
もう朝になるしここらへんにしとくわ
やりたかった意味怖やれて満足したし皆と意味怖でワイワイできて楽しかったわ
44:それでも動く名無し : 2025/09/05(金) 01:41:52.76 ID: ID:tN87tQ4g0
面白い 才能ある
引用元:https://tomcat.2ch.sc/test/read.cgi/livegalileo/1757002672/


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