アンパンマンだけど質問ある？

水泳帽の上からヘルメットを着るのって変じゃね？って質問と解釈するよ
ヘルメットオンリーでも機能的には十分なんだけどさ、
とある保護者から、
「アンパンマンが水泳帽つけてないからと言って娘が水泳帽をきたがらない！」
って苦情が来ちゃって

それ以来、プールの時はこういうスタイルなのさ

一つは、愛と友情。ぼくにとってはかけがえのない本当の友達。

そしてもう一つは、
ぼくのアンパンを喜んで食べてくれる人達。
僕のアンパンを食べてくれる限りはずっと友達さ。

けどもし、
彼らが僕以外のアンパンを一口でも食べようものなら、
それはぼくに対する裏切りだ。

そんな奴らは絶対に許さない。
僕を裏切る奴らは決して友達とは呼ばない。
助けをこわれても絶対に助けてやらない

……カバおくんが僕のアンパンを喜んで食べてくれる限り、
彼とはずっと友達だよ

顔が濡れてしまった方の頭の人格Aは、
切り替わるとすぐさま工場のコンピュータに
その意識のバックアップが転送されるようになってる

あ、お大事にね（笑）

名前をアンパンマン子ちゃんって言うんだけど、
目がクリクリしたかわいい子で愛嬌もあって、
多分あの子が初恋だったんだと思う

……まぁ結局、テレビシリーズが始まる前にいつの間にかいなくなったんだけどね…

どうして彼女だけがテレビに出れなかったのか、
未だに謎だわ…
また会いたいな

はは…また涙で顔が濡れちゃった
またジャムおじさんに怒られちゃうよ…

まぁ、でもたまにはパン作りを手伝うのも悪く無いのかもしれない。

しかし、ここで問題になるのは、
パンである俺がパンを作り出してしまっていいのかどうかという問題だ。

人間が人間を人為的に作ることは禁忌であるように、
俺がパン作りを手伝うという行動もまた、ある種の禁忌ではなかろうか

冬は乾燥しすぎるから困り者ね。油断するとすぐパン肌がパリパリになっちゃう

>何故いつもスペアの顔持ち歩かないの？

スペアのパンなー。
俺も作ってくれって何度か提案したことあるよ。
でも、廃棄率が上がって金かかるから作り溜めはダメって言われた。

まぁ確かに、なんやかんや言ってもパン濡れることって意外とレアケースだから、
毎度パトロールの度に普通のパン數十個分のパン粉で
毎日余分にパン作るのはコストが半端なくかかるよね。

随所随所で対応してくしかない。
ベストよりもベターな選択肢なのは仕方ないわ。こっちも商売やし

その通り。
バイキンマンはすごいんだよ。
バイキンマンのアイデア力も開発力も飛び抜けてる

こちらとしては、
アンパンチに頼り切らないとどうしようもない、ってのが現状。

正直、アンパンチなかったら彼らに勝てるかどうかはわからない
それくらいバイキンマン勢はすごい。あんまり評価されてないけどね

バイキンマンのとこはいいよなぁ。
カビルンルンとか友達がたくさんいてさ。羨ましいわ

年収では向こうに勝ってるけど、
幸福度でみたら明らかにこっちが負けてる感じだわ…

酵母菌でもイースト菌でもなんでもいいから
俺にも友達つくってくれないかな…ジャムおじさん…

そこで記憶を管理して、複数の頭で記憶を「あんぱんwifi」という独自の通信技術で
共有できるような仕組みになってる

カバオくんはいいやつだよ。
いつも俺のアンパン食べてくれるし得意客だ。
人間的に好き嫌いかはどうかはノーコメントで

俺ならもっと上手くやれる。
お夕飯時のお茶の間をワッ！と賑わかせられる。
あの放送枠をこっちに寄越せ、って思うよ

まぁ、でも22年も放送続けてるのは素直にすごいと思う。尊敬してるよ
（一方、アンパンマンは30年近く続いてるわけだけども）

白あんとかは、イメージ的には弱くなりそう。
うぐいすあんは入れたらニコちゃん大王みたいなビジュアルになりそうで
ちょっと嫌だな…

というか正直、中身入れ替えるのは好きじゃない。
俺って中身をかえると性格変わるらしいんだよね。
別の人格に乗っ取られる感じがして
中身変えるのは少し抵抗ある

そしたらジャムさんはこう言ったよ。

「我々は戦争屋ではない。あくまで”パン屋”なんだ。」

「パンに濡れて力が出ない？
ははっ、結構じゃないか。実にパンらしい在り方だ」

「いいかいアンパンマン。
君は戦闘兵器として生まれたんじゃない。
パンとして生まれたんだ」

「君はパンで、僕はパン職人
それを忘れちゃいけないよ」

「何のために生まれて何をして喜ぶのか、
それをよく考えるんだ」

ってね。
ジャムさんのこの言葉に俺は救われたんだ

方法としては
地球が球体なのと同じ原理で作られてるみたい。

万有引力をどうにかこうにか発生させて球体を作り出してるらしいよ

あの人たち、あんなビジュアルでも
一応妖精だからきっと人間には予想持つかない方法で作ってるんだと思うよ

この辺はブラックな話題になるからもうやめようぜ

仕方なしにカレーパンマン量産したんだけど、
そしたらあいつの吐カレー攻撃で街中がカレーまみれになってさ

どこみてもカレー色で吸う空気も全部カレー臭。
そりゃもう地獄絵図さ。

それからすぐに、
市からクレームが来て、
量産化計画はあえなくストップ

個人的には楽ができて結構好きな作戦だったんだけどなぁ

昔は俺も若くてさ、
俺がパン粉を捨てて、
あんまんマンとしてやんちゃしてた頃があるんだ

その時に知り合った友達さ。

昔はよく健康ランドのサウナに繰り出して、
一緒になって蒸し焼きしてたなぁ

まぁ推測するなら、
無敵の攻撃力を誇るアンパンチに対抗しようとした結果、
鋼の装甲を身に纏うことで防御力をあげようとしたんじゃないかな。
わからんけど

>パン工場を狙わないのも何かあるのか？
バイキンマンが戦う理由を考えたことはあるかい？

彼が戦うのは、ただ僕と戦いたいから、それだけなんだ。

もし君の言う通り、
バイキンマンが工場を狙って破壊してしまったら
僕は頭の替えが作れなくなって死んでしまうだろうね。

だが、彼はそんなことはしない。
なぜならそれは、彼にとって最悪のケースだからだ
もし僕が死んでしまえば、
彼の生きがいである僕との戦闘はできなくなるからね

それはバイキンマンにとって、アイデンティティの崩壊に等しい行為。

バイキンマンという男は、
僕と戦って勝利することを望みながらも、
本当の意味で勝利することは望んでいない、

そんな矛盾を抱えながら戦っているんだよ

…とりあえず、
明日までに顔をバタ子さんじゃなくてドキンちゃんにしてこいよ

……バイキンマンに捕縛され、
地下の監禁室に拘束される俺。

そんな時、ドキンちゃんがふらりと現れる。
ドキンちゃんは薄い笑みを浮かべながら、
俺の口の中に一週間履きつぶした下着を
無理やり突っ込み、
顔を香るタイツでグルグル巻きに……みたいなこと想像したら色々と捗った。
ありがとう

……

……

……

オレガ、ドキンちゃんを、救っテアゲナキャ（白目）

ついでに言うと、
どんな生き物の体の中にも一兆以上の菌が生きているわけだから、
ある意味、全ての生物はバイキンマンと言えるのかもしれない。

生命とは、
バイキンマンに始まりバイキンマンに終わるのだ…（至言）

自分はバイキン。
皆から忌み嫌われる存在。

自分が世間にとって悪ということを自覚しながらも、
それでも、バイキンマンはみんなから認められたかった。

雑菌ゼロの綺麗なバイキンマンになって、
ただ、皆から愛されたかった…

バイキンというだけで自分の何もかもが悪として断罪されるのはおかしい！

バイキンマンは世間に向かって叫びたかったんやろなぁ…

俺たちにとっては当たり前で、
でと彼にとっては途方もない願望が
あんな自殺行為を招いてしまったんだろうなぁ…

悲しい事件だったね…