
1:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:22:34 ID:1wV
でも街はスーツのお兄さんとBBAばっかりで何にも楽しくなかった。
買い物しようもそんなにお金はないし、何しに街にでたんだろうと悲しくなって。
そこで思いついた。そうだ、銭湯にでも行こう、と。
この若干汗ばんだ身体ともやもやした心をスッキリさせよう、と。
持ち金が2000円あることを確認して、バスに乗って、銭湯についた。
2:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:23:26 ID:kem
3:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:24:04 ID:ihG
4:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:28:44 ID:1wV
でも、若干わくわくしている自分がいた。
銭湯独特の匂いを嗅ぎながらカウンターでタオルとバスタオルを借り、男湯へ入っていった。
驚いた。
駐車場もあいていたし、カウンタールームも人気がなかったのに、
仕事はどうしたのか、おじさんとおじいさんでロッカールームが埋め尽くされている。
まぁこんなものかと、たくさんのおじさんたちを横目にロッカーの奥まで進み、服を脱いだ。
5:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:33:07 ID:1wV
おじさんだらけの大浴場に入った。
気持ちいぃ。入った瞬間、なんだか身体がとても軽くなった気がした。
浮力かな?なんてぼーっとしながら目を閉じた。
身体がかるーく浮いて、なんだか透明人間になったような感覚のまま10分ほど浸かっていた。
大浴場→サウナ→露天風呂→炭酸温泉→大浴場。銭湯にいったら順番はいつもこうと決めていた。
大浴場をあがり、サウナに入った。
8:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:37:23 ID:J6c
7:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:36:57 ID:vPr
ええんやで
9:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:37:58 ID:1wV
平日の昼間はいつもこんな感じなのか…と驚きながら、座る場所を探した。
一番奥、右端が空いている。
もやもやした蒸気を振り払いおじさんの横を抜けて静かに座った。
テレビは野球の再放送をやっていた。いつもは大好きな野球だけど、今はどうでもよかった。
タオルで股間を隠し、ただただまた目を瞑って、流れる汗を楽しんでいた。
10:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:38:33 ID:vIY
11:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:44:22 ID:1wV
なんかさっきより暑いな。と思って、目をあけるとさらに人数が増えて、足の踏み場もなくなっていた。
おっさんの左阪神が自分の右半身を押す。
狭いのは正直嫌いだ。平日のサウナはもうだめだなぁと思って、さっさとあがろうとしたが、
人で前の段の足の踏み場がなくなっていたため、少しだけ、と我慢した。
この我慢が鍵だった。そのとき、無理やりにでも出ようと思えばいつでも出れたのに。
13:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:45:12 ID:9eL
左阪神は草
12:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:45:07 ID:vIY
左阪神で草
新しい球団かな?
14:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:45:40 ID:2r1
15:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:46:20 ID:mBm
おとといから(48)だぞ
17:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:48:39 ID:d1h
18:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:49:14 ID:ihG
21:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:50:08 ID:vIY
23:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:51:31 ID:MGl
19:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:49:28 ID:1wV
自分はそんなにひょろい方じゃないが、だいぶ押されていた。辛い。
あぁ早くでたいと思いながらも目を閉じじっと我慢していた。
異変に気付いたのは5分ほど後。
背中を流れる汗だと感じていたのは、実はおっさんが背中をなぞる指だった。
暑いのに、背筋が凍った。
知らない人と話すのが苦手だったので、何も言えず、ただ強く目を閉じて丸まっていた。
20:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:49:45 ID:79R
22:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:50:34 ID:2r1
24:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:54:42 ID:fb3
25:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:55:30 ID:1wV
細い線のような撫で方から厚くてごわごわした手で、まるであかすりのように強い撫で方に変わっていた。
びっくりすることがあると、ついつい声がでてしまう自分は、必死に手で口を覆い、我慢した。
抵抗しなければ、当然エスカレートする。
肩を抱かれた。誰も気づかない。
強く身体を密着させる。怖い。けどもう身体がこわばってどうしようもできない。
おっさんは脇から手をスルリとかいくぐらせると、左乳首をつまんだ。
声がちょっとだけ漏れた。
26:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:56:00 ID:9eL
27:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)15:56:24 ID:fb3
28:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:00:46 ID:1wV
「っあぁ」なんて変な声が漏れた。
気づかれない。いや、気づかれているのか。わからない。
どうでもいい。怖い。逃げたい。
左乳首を触るおっさんの手は、意外にも優しかった。
まるくなでたり、こりこりしたり。軽くつまんだり。
おっさんから繰り出されるテクニックは、超一流だった。
正直感じた。
感じている自分と逃げ出したい自分。
複雑な感情のまま、気づいたら我慢汁を垂らしていた。
29:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:01:45 ID:d1h
30:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:01:57 ID:PfK
シコシコ
31:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:02:06 ID:fb3
32:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:02:09 ID:LiN
33:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:03:12 ID:U4F
34:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:06:36 ID:B1i
35:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:08:20 ID:1wV
「ええか?」
すぐには何も答えることができず、ただただ震えていた。
良いかどうかなんて、そんなの良いに決まってるけど、やっぱりダメだ。
複雑な感情が揺れた。どうにでもしてほしい。でも、人間としてダメだ。
でも、やっぱり良い。
ふと気がついた。首を軽く、縦に、何度も振っていた。
おっさんは耳元で「ええ子やな」と呟くと
タオルで隠していたち●こを掴んだ。
36:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:09:18 ID:POL
37:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:11:32 ID:2r1
38:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:11:35 ID:vIY
39:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:12:55 ID:kv0
40:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:13:11 ID:8g3
41:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:14:41 ID:1wV
おっさんは周りにバレないよう、扱いている手をタオルで隠した。
我慢汁をち●こ全体に擦り付ける。汗と我慢汁でくちゃくちゃと小さく音を立てていた。
「ぁぁ…」と声を漏らしながら、今まで感じたことがない快感におぼれた。
気持ちいい。恥ずかしい。ダメだこんなこと。あぁ。気持ちいい。
色んな感情が頭を渦巻く。パンクしそうだった。
おっさんは玉袋に手を移動させて、優しく揉みだした。
身体が快感を求めて、おっさんの左半身に身を委ねた。
42:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:15:07 ID:vIY
43:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:15:55 ID:kv0
44:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:17:43 ID:OHx
45:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:20:43 ID:4jL
46:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:21:12 ID:Ydy
47:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:22:34 ID:1wV
「経験あるか?」
首を軽く横に振る。
「可愛いな。少し激しくするぞ。」
早くして。ゾクゾクと快感が背筋を通った。我慢汁がとまらない。
早くイカせて。イキたい。もう無理。イキたい。
おっさんはち●こに手を添え、少し激しく擦りだした。
ゾクゾクが止まらない。背中がおかしい。ち●こもおかしい。溶けそう。
気がついたら泣きながら腰を浮かせていた。
48:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:25:22 ID:PfK
49:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:32:36 ID:1wV
おっさんは亀頭に人指し指を軽く入れ、激しくち●こを擦る。
もうそこからはあまり記憶がない。
声にならない声を漏らしながら、ほとんど白目で、溶けていた。
「イケよほら」
もう音はぐちょぐちょ漏れている。摩擦なんてほとんどない。
おっさんの息が耳とち●こを刺激する。
汗と我慢汁のローション。どろどろのち●こが血管を浮かせながら喜ぶ。
おっさんがち●この根元を思い切り握り動かした。
精子がおっさんの手とタオルを勢い良く汚す。
しかし、おっさんの手はまだ止まらない。
50:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:33:52 ID:6Qj
51:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:40:00 ID:B1i
52:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:40:19 ID:1wV
びくんびくんと跳ねる身体を抑えることはできない。
おっさんと自分の汗と精子が絡み、どろっどろのタオルの中で、まだ摩擦のない刺激は止まらない。
意識が飛びそうだ。死んでしまう。
背中のゾクゾクが永続的に続く。苦しいのに、身体が喜んでる。
気持ちいいとかそんなんじゃなく、もう訳がわからない。涙か汗かわからない。
イっているのかどうか自分でもわからない。腰は嬉しそうに跳ねる。
瞬間、身体に溜まった液体がすべて放出されそうな感覚が身体を襲った。
53:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:41:44 ID:9eL
54:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:48:37 ID:1wV
震えながらも、微かに意識を取り戻す。気づけばサウナには2人だけ。
そうなると、箍が外れた。もうどうでもよかった。
タオルを取り、汗まみれで汗まみれのおっさんの肩に抱きついた。
おっさんはにやけながら汚れたち●こを擦る。
「もう、なんか、出ちゃいそうです」と声をふり絞って伝えると。
「小便か。いいぞ。」そう優しく耳元で囁くと、自然におっさんはち●この前に座り、自然にち●こを咥えた。
55:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:54:31 ID:1wV
「ああぁっ!!!」っと大声で喘ぐ。死んでしまう。出る。出る。
おっさんは我慢なんてさせてくれない。
ち●こを咥えたまま、へその下をぐ~っと押す。
すぐに、全てが溢れた。
小便か精子か分からないが、とにかくおっさんの口の中で全部がでた。
意識を失いそうになるほどの快感だった。
止まらない。もう止まらない。小便と涙が止まらない。
サウナで泣きながらおっさんの口の中に放尿し、痙攣する自分がいた。
56:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:55:57 ID:JWh
57:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)16:56:42 ID:9eL
58:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:03:38 ID:1wV
おっさんはにっこりと笑うと、優しく強く抱きしめてくれた。
ねっとりとしたディープキスを終える頃には、もう自分がおっさんの物だと確信していた。
おっさんの首と胸の汗を舐めとり、ち●こを咥えようとしたその時、誰かがサウナに入ってきた。
サっと体制を変えてごまかすと、おっさんがにやりと笑った。
「そろそろでるか」
少しのさみしさを感じながらフラフラしながらおっさんと一緒にサウナをでた。
出た瞬間、一気に景色がゆがんだ。
59:■忍法帖【Lv=4,あそびにん,d8u】:2016/04/05(火)17:05:22 ID:BeU
60:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:05:43 ID:bqg
61:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:10:19 ID:YQp
62:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:10:24 ID:1wV
母が喜び、医者が慌てた。
どうやってここに来たのか、どうして来たのか。一瞬整理がつかなかった。
そうだ
と思ってあたりを見渡すが、あのおっさんの姿は、そこにはなかった。
身体はだるく、軽く身体を起こすので精いっぱいだった。
たぶんおっさんが助けてくれたんだろう。
もう会うことはないのだろう。お礼も言えないのだろう。
一度も咥えることがなく。一生気持ちよさも共有できないのだろう。
気づいたら、また泣いていた。
あの時の粘り気はなく、さらさらの涙だった。
63:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:11:39 ID:9eL
64:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:12:06 ID:cbW
65:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:14:13 ID:QiA
67:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:21:29 ID:PfK
69:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:42:33 ID:fb3
70:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:44:30 ID:JWh
71:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:47:50 ID:beF
72:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)17:49:03 ID:bJJ
75:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)20:47:31 ID:9eL
76:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)22:27:11 ID:MyF
なんでノンケがわざわざ見に来るんですかね
80:名無しさん@おーぷん:2016/04/05(火)23:14:26 ID:wcG
83:名無し:2016/04/06(水)00:05:59 ID:RmV
85:名無しさん@おーぷん:2016/04/06(水)00:23:21 ID:4Cw
86:名無しさん@おーぷん:2016/04/06(水)00:38:27 ID:NnU
なんやこの文章力
87:名無しさん@おーぷん:2016/04/06(水)11:52:30 ID:7KU
あげ
88:名無しさん@おーぷん:2016/04/06(水)12:00:49 ID:BQH
けれどセンチメンタルなエンディングだった
語り継いでいきたい



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