
1 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:07:56 ID:8Y7x
──────
彡(゚)(゚)「ここはどこや……?」
目が覚めると、ワイはイスに座っていた
一瞬理解が追い付かなかった
彡(゚)(゚)「……ワイは確か…え…?」
彡;(゚)(゚)「目覚める前…ワイは何をしていたんやっけ…?」
思い出せない
彡;(゚)(゚)「は…?え…?……は?」
真っ白な部屋。
そこに一つポツンと置かれたイスの上で、ワイは考える
彡;(゚)(゚)「記憶が…なくなっとる…?」
2 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:16:15 ID:8Y7x
まず部屋を見渡してみる
彡;(゚)(゚)「白…真っ白や…」
彡;(゚)(゚)「そして何もない…イス以外何も…」
チッ チッ チッ
どこからか時計針の音がする
彡;(゚)(゚)「あかん…どうなってるんや…」
チッ チッ チッ
時計針の音が相まって、焦りが深まる
彡;(゚)(゚)「だ、脱出せな…」
ワイは部屋に一つだけある、鉄製の扉のノブを捻る
チッ チッ
彡;(◎)(◎)「な、何で開かんのや!?」ガチャガチャガチャッ
チッ チッ…
彡(゚)(゚)「…は?」
ワイは気づいたらイスに座っていた
3 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:24:44 ID:8Y7x
彡;(゚)(゚)「何で…は?ど、どういう事や…?」
混乱、恐怖、焦り、それがワイの心を満たす
彡;(゚)(゚)「い、いつの間にかイスに座っとった…?」
彡;(゚)(゚)「ザ・ワールドじゃあるまいし…どうなっとるんや」
暫く経ち、気づいた事がある。
チッ チッ チッ チッ
彡(゚)(゚)「28…29…30──」
彡;(゚)(゚)「…やっぱりや」
この部屋で30秒経つと、時が巻き戻るのだ。
4 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:32:31 ID:8Y7x
彡;(゚)(゚)「時が巻き戻るとか…まるでSFやな…」
彡;(=)(=)「しかし、どうやって脱出した物やろか」
そう、ここで何をしても
30秒後には全てが無駄になるのだ
彡(゚)(゚)「この扉も力ずくでは開けられそうにないしな」ガチャガチャ
彡;(゚)(゚)「しっかし白いなこの部屋は…目がおかしくなりそうや」
チッ チッ チッ チッ
彡(゚)(゚)「そろそろ時間やな」
チッ───
彡;(-)(゚)「ふぅ…」
またイスに座っている。
彡;(゚)(゚)「この感覚は慣れそうにないな…」
5 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:37:51 ID:8Y7x
扉を蹴るとか
彡(゚)(゚)「らッ!!らッ!!」ダンッダンッ
イスをぶつけるとか
彡;(゚)(゚)「オラッ!!!」ドガッ
叫ぶとか
彡;(゚)(。)「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
全ては無駄に終わった
チッ チッ チッ チッ
彡;(◦)(◦)「ハァハァハァ…」
6 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:42:27 ID:8Y7x
彡;(◦)(◦)「もう…どれくらい経ったんや…?」
彡;(◦)(◦)「30回…それに×30秒やから…」
彡;()()「…計算するのも面倒臭いな」
彡;(゚)(゚)「…そろそろか」
チッ チッ チッ チッ チッ
彡;(-)(-)「5 4 3 2 1…」
チッ チッ…
彡;(゚)(゚)「あれ?」
時が戻った。
7 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:49:45 ID:8Y7x
彡;(゚)(゚)「どういう事や?」
彡;(゚)(゚)「30秒経ったのに…すぐに戻らなかった?」
彡;(゚)(゚)「時間が戻るまでの時間が…"31秒"になっている…?」
チッ チッ チッ チッ チッ
この部屋のもう一つの法則にワイは気がついた
30回時が巻き戻ると、巻き戻るまでの時間が1秒引き伸ばされるのだ。
8 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 01:56:52 ID:8Y7x
つまりは
彡;(゚)(゚)「一回で行動できる時間の範囲が長くなる」
彡;(゚)(゚)「…だから何や?」
何度も巻き戻るのなら、別に一回で行動できる範囲が広がっても大したことじゃない。
彡;(゚)(゚)「はぁ…どうした物か」
振り出しから何も変わってはいないし
何も変わらない
…はずやった
彡;(◦)(◦)「空いた…」
それは334回目に起きた。
扉が空いたのだ。
9 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:07:06 ID:8Y7x
時間を遡り
124回目。
彡;(゚)(゚)「なんやこれ…」
巻き戻るまでの時間が34秒になった頃、それを見つけた
彡;(゚)(゚)「これパスワードを入力するやつちゃうか!?」
重厚な鉄の扉の側面、そこに電卓のような
数字を入力できる板があった。
彡;(゚)(゚)「まず適当に入れてみるか…114514」
その板に入っている数字が真っ赤に光り
入力した数字が消えた
彡;(゚)(゚)「これは間違いやったか…」
10 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:10:41 ID:8Y7x
125回目
彡(゚)(゚)「1145141919まで入力しよと思ったが、114514までしか入力できんかった」
彡(゚)(゚)「つまり6桁の数字がパスワードやな」
彡(^)(^)「じゃ334334と…」
131回目
彡(゚)(゚)「もう適当に入れるか」ポチポチポチポチポチ
182回
彡;(゚)(゚)「どんな数字入れてもあかんやんけ!!」
203回目
彡;(◎)(◎)「…」ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
11 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:12:41 ID:aj11
続けろ
12 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:16:51 ID:8Y7x
334回目
彡;(◦)(◦)「空いた…」
入力した数字は201266
彡;(゚)(゚)「真っ暗や…」
この6桁の数字を絶対に忘れないと心に誓い
ワイは踏み出す
チッ チッ チッ チッ
もう巻き戻るまでの時間も41秒にまで延びていた
残る時間は33秒、軽く見る程度ならできるやろうか
彡;(゚)(゚)「なんやここ…ずっと廊下が続いとる」
天井の真っ白で消えかけの蛍光灯を頼りに進む。
13 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:22:58 ID:8Y7x
彡(◦)(◦)「おん?これは…」
20秒ほど歩いていると、左側の壁に扉を見つけた
彡;(゚)(゚)「…開けてみるか」
ワイはドアノブに手をかけ、捻る
彡(゚)(゚)「おっ…」
あっさりとドアが開いた。
彡;(゚)(゚)「…は?」
ドアの先には人が居た。
(●▲●;)「え…?」
彡;(゚)(゚)「な、なんやおま…」
チッ…
時が巻き戻る
14 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:33:17 ID:8Y7x
彡;(◦)(◦)「ハァ…ハァハァ…」
彡;(゚)(゚)「今回は…だいぶ…進展があったな」
恐怖や困惑といった感情よりも
この状況が少しでも進んだという、ある種の達成感的な物がワイの心に残った
彡;(^)(^)「あく扉を開けて、あいつに話を聞いたろ…!」
ワイはイスから素早く立ち上がり、扉の側面の板に数字を入力する
彡(>)(゚)「201266…しっ!」ガチャンッ
ワイは扉を開けて、その先の廊下へ走り出す
彡;(゚)(゚)「ハァハァハァ…ここかッ…」ザッ
ドアノブを乱暴に捻り、勢いよく開ける
ガチャッ
(●▲●;)「えっ」
彡(゚)(゚)「おまっ…!話聞かせろや…!」ガシッ
15 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:41:11 ID:8Y7x
(;●▲●)「な、何で"実験体"が抜け出してる…!?」
彡;(◦)(◎)「実験体!?何やそれあく話せや!!!」ガシッ
(;●▲●)「ま、待ってくれっ!急かさないでくれよ…っ!」
そりゃ急ぐ
こっちには時間制限があるんや
彡#(◦)(◦)「あく話さんとぶっ殺すぞゴラァッ!!!」
(;●▲●)「分かった!分かった!話すから…っ」
彡;#(゚)(゚)「そんでワイが実験体って何や!!?」ユサユサッ
(;●▲●)「ま、待ってくれ…詳しくは僕も知らないんだ!」
(;●▲●)「資料がそこら辺にあったはずだ…」ガサゴソ
彡(◦)(◦)「あくしろよ」
この問答で30秒ほどロスした
どう責任を取ってくれる。
16 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:43:21 ID:8Y7x
(;●▲●)「…っ」バッ
彡;(・)(・)「…ファッ!?」
そいつが勢い良く取り出したそれは
拳銃だった。
パァンッ────…
17 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:25/12/27(土) 02:43:38 ID:mDVW
乙!感動した!涙が止まらんわ
18 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:47:36 ID:8Y7x
彡;(◎)(◎)「ハァッハァッハァ…」
死んだ…?いや実際には死んでいない
胸を撃たれた、やが即死はしなかった
彡;()()「ヴッ…」
ヴォェェェェッ
ビチャッ
彡;(◦)(◎)「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
彡;(;)(;)「グルッ…ぐるぢっ…」
350回目ほどまで、ワイはショックで動けなかった。
19 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 02:51:39 ID:8Y7x
彡;(;)(゚)「おッ…おちッ…」ウップ…
彡;(>)(゚)「…落ち着いてきた」
彡;#(◦)(◦)「あのっ…あのクソ野郎に復讐したるっ…」
……
…
時間が巻き戻る。
20 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:01:11 ID:8Y7x
彡(◦)(◦)「…」バッ
ワイはイスを蹴り飛ばし
彡(◦)(◦)「201266…」
パスワードを震える指で入力し
彡(◦)(◦)「開いた」ガチャッ
廊下を駆け出す
ダダダダダッ
彡(◦)(◦)「…」
ワイはゆっくりと、ドアノブを捻った。
( ●▲●)「あれ…?どこだったかな?」
早く来たからか、奴はこちらに背中を向けている。
彡(◦)(◦)「…」
ワイは背後からゆっくりと近づき
(●▲● )「別の部屋だったか…」クルッ
彡(◦)(◦)「よう」
(●▲●;)「えっ 何で実験体がぬ───」
言い終わる前に一発拳を当てる
21 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:11:08 ID:8Y7x
彡#(◦)(◦)「…ッ」ドゴォッ!!
(::)●▲●)「ぐふっ…!?」
奴は綺麗に整頓された机に倒れこむ
(:)●▲●;)「え?は?何で…」
ワイは奴の顎に蹴りを入れる。
彡(◦)(◦)「…らッ」バギィッ!!!
(:)●.:;●;)「グブゥゥゥッ!?」
鼻から血を流している、良い気味や
彡(◦)(◦)「…ッ!…ッ!」ドガ…ッドガッ…
ワイは奴の顔面に蹴りを入れ続ける。
少しするとぐったりとしたので
最後に一発入れようかと思ったが
チッ チッ チッ…
時間が来たようや
時間が巻き戻る
22 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:27:27 ID:8Y7x
彡;(・)(・)「…ハァ…ハァ…ハァハァ」
心臓が凄まじい勢いで鳴る
彡;(・)(・)「ひ、人を殺してしまったんか…?」
先ほどとはうって変わり
ワイは罪悪感で心が締め付けられる
彡;(゚)(゚)「でも巻き戻って全部無かった事になるんやし…」
彡;(゚)(゚)「まあ別にええやろ…」
彡;(゚)(゚)「なぁ…」
23 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:31:33 ID:8Y7x
彡;(゚)(゚)「…」テクテク
ワイは廊下を歩く
彡;(゚)(゚) ドキッ…
あのドアが見える
彡;(゚)(゚)(まだ死んだりしてないよな…?)
ドアノブに手をかけ、ドアを開ける。
(●▲●;)「えっ」
彡(゚)(゚)「…」
ワイはホッとした
24 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:43:33 ID:8Y7x
それからの周回は奴に色々聞いた
聞き出す方法はこうや
彡(゚)(゚)「…」ギィィィ…
まずはゆっくりとドアを開く
( ●▲●)「あれ…?どこだったかな?」
背を向けている奴の隣をゆっくりと歩き
ワイを殺した回の時に探っていた場所を漁り、拳銃を手にいれる
(●▲● )「別の部屋だったか…」クルッ
奴が回れ右したら背後から声を出す
(◦)(◦)ミ「止まれ」
(●▲●;)「…!?」
(◦)(◦)ミ「こっちを向け」カチャッ
(;●▲●)「じゅ、銃…」
そこからは時折脅しながら聞き出すだけや
大体20秒でここまでできるし簡単やろ?
(◦)(◦)ミ「実験体とは何や?」
(;●▲●)「えぇっと…」モニョモニョ…
(・)(・)ミ「はっきり喋らんか殺すぞ!!!」チャッ
(;●▲●)「ひっ…!」
25 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 03:53:59 ID:8Y7x
(;●▲●)「実験体は実験体ですっ…」
(;●▲●)「薬を入れたり、色々…」
(◦)(◦)ミ「おん…で、ワイには何を入れたんや!?」チャッ
(;●▲●)「い、いや詳しくは知りません…」モニョ…
(◦)(◦)ミ「チッ…!!」
時間が迫ってくる
(◦)(◦)ミ「じゃあ誰かここで知ってそうな奴おるか!?」
(;●▲●)「原所長なら…?」
(◦)(◦)ミ「そいつはどこにおる!?」
(;●▲●)「えぇっと…」
チッ チッ…
時が巻き戻る
26 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 04:01:06 ID:8Y7x
彡#(゚)(゚)「ハァハァ…チッ!!」ダッ
ここからは淡々と同じ事を繰り返す
彡(゚)(゚)「201266…しっ!」ガチャンッ
彡(゚)(゚)「…」ダダダダダッ…
彡(゚)(゚)「…」ギィィィ…
( ●▲●)「あれ…?どこだったかな?」
彡(゚)(゚)「…」スッ…
彡(゚)(゚)「…」ガサゴソ…
(●▲● )「別の部屋だったか…」クルッ
(◦)(◦)ミ「止まれ」
(●▲●;)「…!?」
(◦)(◦);ミ「…」
といった…まぁ、これを続けるんやな。
27 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 04:17:07 ID:8Y7x
(◦)(◦)ミ「原所長とやらはどこにおる?」カチャッ
(;●▲●)「げ、原所長…?」
(;●▲●)「原所長なら…」
(;●▲●)「今はいない」
(◦)(◦);ミ「なんやと?」
(;●▲●)「ここ最近行方不明になっているんだ…」
ワイは銃を奴の頭に向ける
(;●▲●)「…!?」
(◦)(◦)#ミ「じゃあワイに入れた薬は何なんや!?」
(;●▲●)「し、知らない…!!」
(;●▲●)「実験体に入れる薬なんて一々知るか…っ!」
(;●▲●)「そもそも実験体に入れる薬は全部…原所長が決めるんだっ…」
(;●▲●)「僕が知ってるはずないだろっ…」
28 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 04:17:43 ID:8Y7x
(◦)(◦)ミ「そうか、死ね!!」カチッ
ん…?カチッ…?
弾丸は放たれ無かった、セーフティがかかったままや
(;●▲●)「っ!!」ダッ!!
(゚)(゚);ミ「おい待てっ───」
チッ チッ チッ チッ チッ…
あァ…くそッ…!!
時が巻き戻る
29 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 07:29:04 ID:8Y7x
彡(゚)(゚)「…はぁ」
どうやら、人を脅すのは思ったより難しいらしい
彡(゚)(゚)「…ま、地道にやるしかない」
……
…
(;●▲●)「な、何で"実験体"が抜け出してる…!?」
(゚)(゚)ミ「ちょ~っとな?聞きたい事があるねん」スチャッ
ちゃんとセーフティは外しておく。
(;●▲●)「ひっ…銃!?」
(゚)(゚)ミ「原所長の居場所を知ってそうな奴、知らんか?」
(;●▲●)「げ、原所長の居場所を知ってそうな奴…!?」
(゚)(゚)ミ「ちょっと教えてくれるだけでええねん」
(゚)(゚)ミ「教えてくれないなら…な?」
ワイはおもむろに銃を向ける。
(;●▲●)「あっえっ…」モニョモニョ…
(◦)(◦)ミ「あく教えろや撃つぞ」
(;●▲●)「あっ…あっ!シュウヘイさんなら知ってるかもしれません…!」
30 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 07:35:36 ID:8Y7x
(゚)(゚)ミ「シュウヘイ?」
初めて聞いた名前や。
チッ チッ チッ チッ
そいつの居場所まで聞きたいがもう時間がない
(゚)(゚)ミ「そうか、ありがとさん」
(;●▲●)「へ、へへ…」
(゚)(゚)ミ「じゃあな」チャチッ
(;●▲●)「へ…?」
394周目、ワイはネガシマを殺す事でストレスを発散していた
パァンッ───…
31 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 07:44:55 ID:8Y7x
彡(=)(=)「ふぅ…ふわぁぁ…」
彡(゚)(゚)「…っし、今回はシュウヘイの居場所と正体を聞くで!」
……
…
(゚)(゚)ミ「シュウヘイの居場所はどこや?」
(;●▲●)「シュ,シュウヘイさん!?」
(◦)(◦)ミ「せや、そのシュウヘイって奴の場所教えてくれや」
(;●▲●)「シュ、シュウヘイさんは所長室に居るとお、思います…」
所長室?シュウヘイは一体どんな役職の人間なんや?
(^)(^)ミ「そうか、教えてくれてありがとな」カチャッ…
(;●▲●)「へ…」
パァンッ──…
(●)(●)ミ「ふぅ…」
チッ チッ チッ…
時が巻き戻る。
32 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 07:54:53 ID:8Y7x
396周回
彡(^)(^)「所長室ってどこや?教えてくれや」
(●▲●;)「え、えぇっと…」
彡(◦)(◦)「あくしろや」カチャッ…
(●▲●;)「ヒッ…すみません、案内します…」
彡(◦)(◦)「駆け足で行けよ」
タッタッタッタッタッ…
(;●▲●)「こ、ここです」
ネガシマは所長室と思わしき扉の前までワイを連れて来た
彡(^)(^)「ほんまさんがつやで」
(;●▲●)「へへ…」
彡(●)(●)「あ、そろそろ時間や」カチャッ
パァンッ───…
(●▲●)「あ゛っ…」ドサッ…
彡(^)(^)「さいならやで」
チッ チッ チッ チッ…
時が巻き戻る
33 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:04:24 ID:8Y7x
397周回
彡(>)(゚)「ふぅ…」
彡(゚)(゚)「今回は時間的に、ネガシマの所に拳銃を取りに行けなさそうやな…」
彡(◦)(◦)「え~201266…っと」ガチャンッ
彡(゚)(゚) タッタッタッ…
前回ネガシマが案内してくれた所長室の前まで来た
彡(゚)(゚)「…」ギィィィ…
慎重にドアを開ける
('ω`)「…」
全く覇気の無さそうな男が、木造の高そうな机の上に突っ伏している
彡(゚)(゚)「…」
後25秒、その時間でできる限りの情報を手にいれる
彡(゚)(゚)「おい、あんたに聞きたい事があるんやが」
すると男は小さい声で何かうめいた
('ω`)「…なんですか」
34 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:05:42 ID:g9fJ
ss珍しい
35 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:11:47 ID:8Y7x
彡;(゚)(゚)「原所長の居場所について何か知らんか?」
男の体がピクリと反応する
('ω`)「…知ってますよ」
彡;(゚)(゚)「教えてくれや」
('ω`)「…それは…えぇと……」
こいつのゆったりとした喋り方は相性が悪い
そうワイは思った
彡;(゚)(゚)「なぁ…もっと早く言ってくれや…」
チッ チッ チッ チッ
('ω`)「原所長は…研究所の外の…」
チッ チッ チッ チッ…
彡;(゚)(゚)「あっ」
時が巻き戻る
36 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:19:39 ID:8Y7x
シュウヘイはこのワイのタイムリープとは
相性が悪すぎた。
458周回
('ω`)「原所長は…」
ようやくここまで来た、何度も何度も繰り返し
一回の行動時間が45秒になるまで引き延ばした
('ω`)「研究所の…外の…」
('ω`)「…言えません」
彡#(◦)(◦)「…は?」
37 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:22:20 ID:8Y7x
ここまで来てそれは無いんやないか??
流石のワイも怒るぞ
彡;#(◦)(◦)「…」フルフル…
('ω`)「でも…原所長から…伝えられてる事が…あります」
('ω`)「それは…」
チッ チッ…
時が巻き戻る
38 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:27:30 ID:8Y7x
459周回
彡(゚)(゚)「…」
ダダダダッ
ダダダダッ
彡(◦)(◦) ガチャッ!!
('ω`)「…」
彡#(◦)(◦)「原所長から伝えられてる事あく言えや!!!」
('ω`)「はい…」
('ω`)「原所長いわく…外で待ってると…」
彡#(◦)(◦)「外にどこから出るんや!?」
('ω`)「えぇっと…その…廊下を…えぇっと…」
チッ チッ チッ チッ…
時が巻き戻る。
460周回
彡#()()プルプル…
39 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:36:20 ID:8Y7x
シュウヘイに一々聞いてもらちがあかんと思ったワイは
またネガシマの所へ行った
彡(゚)(゚)「…」ギィィィ…
……
…
彡(◦)(◦)「お前に聞きたい事がある」カチャッ
(;●▲●)「な、なんですか…」
彡(◦)(◦)「ここから出る方法教えてくれや」
(;●▲●)「え?えぇ…?」
40 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:41:30 ID:8Y7x
(;●▲●)「え、えぇっとですね…この廊下を真っ直ぐ歩いて行くと別れ道があるんで…」
(;●▲●)「そこで左に曲がるとロビーがあります…そのロビーの中に玄関があるので…」
彡(゚)(゚)「ほーん、ありがとな」パァンッ…
(●▲●)「え゛…」ドサッ
チッ チッ チッ チッ…
時が巻き戻る
41 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:50:56 ID:8Y7x
彡(゚)(゚)「ふぅ…行くか」
ワイはイスから立ち上がる
鉄製の扉の側面、そこにある装置に数字を入れる
彡(゚)(゚)「201266…っと」ガチャンッ
扉が開いた瞬間、ワイは勢い良く廊下に飛び出した
ワイはまず、ネガシマの部屋に入った
(●▲● )「えっ」クルッ
ワイは正々堂々とドアから入った
ドアが開いた音でネガシマがこちらに気づいたが、ワイは有無を言わずに拳銃を取る
彡(゚)(゚) カチャッカシャッ…
(;●▲●)「な、何やって…」
彡(゚)(゚) パァンッ──…
(●▲●)「え゛っ」ドサッ
ワイはネガシマを撃った後、足早に部屋を後にする
42 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:54:45 ID:8Y7x
次に入ったのは所長室
('ω`)「…」ダラーン
彡(゚)(゚)「…」カチャッ…
パァンッ──…
('ω`)「ッ…」
シュウヘイの頭からプシュッ~と血が勢い良く出ている
彡(゚)(゚)「ほな」
ワイは所長室を後にする。
43 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 08:55:18 ID:g9fJ
草
44 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:05:42 ID:8Y7x
真っ直ぐ行くと別れ道があった
ワイはネガシマの言う通り左に曲がった。
彡(゚)(゚)「…」
ロビーは綺麗な物で、広く、天井が高い
彡(゚)(゚)「…」タタッ
ワイは玄関に向かう
彡;(゚)(<)「…思ったより明るいな」
どうやらワイがいた所が薄暗いだけで
時間的には朝だったようだ
そして外を良く見てみると、ある人影がいた
彡(゚)(゚)「あんたが原所長か?」
(´・ω・`)「まあね」
45 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:16:33 ID:8Y7x
時間的に後20秒程か、早くしなければ
チッ チッ チッ チッ
彡(゚)(゚)「単刀直入に言うが、ワイは何でタイムリープを繰り返しとるんや」
(´・ω・`)「それは…僕が投与した薬のせいさ」
彡;(゚)(゚)「もっとハキハキ喋ってくれ、時間が無いんや」
チッ チッ チッ チッ
(´・ω・`)「あぁ…それならちょっと待って」
原所長はポケットから薬を取り出した
(´・ω・`)「これを飲んで、一時的にそのタイムリープを抑えられる」
チッ チッ チッ チッ
彡(゚)(゚)「お、おん…」ゴクッ…
チッ チッ チッ チッ…
どこかからずっと聞こえていた時計針の音が止まった。
彡;(゚)(゚)「おぉ…」
46 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:26:23 ID:8Y7x
彡(゚)(゚)「で、説明をしてくれや」
彡(゚)(゚)「そのワイに投与したって薬の事を」
(´・ω・`)「ああ…うん、いいよ」
(´・ω・`)「君に投与した薬は、海外から輸出した違法ドラッグを改造した物なんだ」
彡;(゚)(゚)「違法ドラッグを改造…?」
(´・ω・`)「その違法ドラッグの効果は気分の高揚、時間感覚の喪失、疲労感の軽減などだね」
(´・ω・`)「僕が目をつけたのは時間感覚の喪失、どうやらこの薬には超集中を意図的に引き起こす効果があったらしいんだ」
(´・ω・`)「その当時研究していた時間をゆっくりに感じる薬とも共通する部分があって」
(´・ω・`)「この2つを合わせたら凄い物ができるんじゃないかとね」
(´・ω・`)「でも最初は失敗続きだった」
47 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:35:46 ID:8Y7x
(´・ω・`)「これを投与した実験用ラット達はみんな神経を酷使し過ぎて死んでしまったんだ」
(´・ω・`)「僕は試行錯誤を続け、ついに完成させた」
(´・ω・`)「名はタイムドラッグ、その名の通り時間に関わる薬さ」
(´・ω・`)「何もかも完璧に完成させたはずだった、でも不思議な事が起こったんだ」
(´・ω・`)「実験用のラットに使っても、何も起きなかったんだよ」
(´・ω・`)「僕はラットには効果が無いんじゃないのかと、色々な小動物で実験したけど結果はみんな一緒だった」
(´・ω・`)「そして思いついたんだ、もしかして人間にしか作用しないのでは無いかとね」
(´・ω・`)「それでまず自分に少量投与した」
(´・ω・`)「暫く待っても何も起きなかったから君にも投与した」
48 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:41:23 ID:8Y7x
(´・ω・`)「でも残念な事に、これは遅効性の薬だった」
(´・ω・`)「自分に少量投与した数日後、異変が起きた」
(´・ω・`)「記憶がどんどん無くなって行くんだ」
彡;(゚)(゚)「記憶が…」
(´・ω・`)「焦った僕は慌てて対抗薬を作った」
(´・ω・`)「まぁそれでも完全には止めれなかったけどね」
(´・ω・`)「そして次に、時間が巻き戻るという現象が時々起こった」
(´・ω・`)「朝ご飯を食い終わったらいつの間にか朝ご飯を準備している途中に戻っていた、みたいなね」
49 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 09:51:24 ID:8Y7x
(´・ω・`)「その頻度は段々短くなっていってる」
彡(゚)(゚)「今もか…?」
(´-ω-`)「うん、薬で何とかしてるけどね」
(´・ω・`)「それ以外にもこの薬の効果はある…例えば精神が不安定になったり…言い回しや呂律が変になったり…」
彡(゚)(゚)「…なぁ」
(´・ω・`)「ん?なんだい?」
彡(◦)(◦)「…」カチャッ…
(´・ω・`)「…どうしたんだ、いきなり」
彡(◦)(◦)「つまりや、つまり、ワイはお前に薬を投与されたせいで記憶も無くなり、こんな散々な目にあっとるわけやな?」
(´・ω・`)「…まあそうだね」
彡(◦)(◦)「くそったれが…殺したる…」
(´・ω・`)「…」
50 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 10:00:28 ID:8Y7x
(´・ω・`)「…さっき、君は薬を飲んだばかりだね?」
彡(゚)(゚)「…せやが」
(´・ω・`)「今の君は普通の人間と大差が無いんじゃ無いかな?」
彡(゚)(゚)「…」
(´・ω・`)「試しに撃ってみてよ」
彡(゚)(゚)「…」カチャ…
パァンッ──…
(´・ω・`)「…」
原所長は間一髪で避けて見せる
(´・ω・`)「いやぁ…弾丸を避けるのは難しいね…4回も当たっちゃった」
彡(゚)(゚)「タイムリープしたんか…」
(´・ω・`)「うん、最近はもうちょっとした事で発動しちゃってね…君との会話を何回繰り返したことか」
51 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 10:16:49 ID:8Y7x
彡(゚)(゚)「そうか…」
彡(゚)(゚)「…そういやあんたに聞きたい事があるんや」
(´・ω・`)「ん?」
彡(゚)(゚)「…もう記憶が無くなって分からんかもしれんが」
彡(゚)(゚)「ワイはどういう経緯で薬を投与されたんや?」
彡(゚)(゚)「普通の人間なら何でこんな所で実験体なんかになってんねん」
(´・ω・`)「あぁ…確か君はね……」
(´・ω・`)「ここで人口的に作られた人間なんだ」
彡;(゚)(゚)「は?」
(´・ω・`)「人造人間さ、人間とほぼ同じの生物」
(´・ω・`)「ま、そこまで量産できないから中々実験には使えないけどね
君が使えたのも所長権限みたいな物だしね」
彡()()「…そうか」
52 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 10:28:36 ID:8Y7x
彡#(◦)(◦)「死ねやボケが!!!」カチャッ
パァンッ パァンッ パァンッ
ワイは原に対し、拳銃を乱射する
(;´・ω・`)「ぐっ…」
流石の原も全ての弾を避けれるわけではなく
1発当たってしまう
(;´・ω・`)「ハァッ…ハァッハァッ…」
原は腹をおさえる、そこに着弾したのだろう
彡;(◦)(◦)「ハァハァ…」
(;´>ω・`)「ぅぅ…」
彡;(゚)(゚)「…」ザッザッ
ワイは銃口を原の頭に向ける
彡;(◦)(◦)「さよならや…」
パァンッ──…
だが原は身をよじらし避ける
(´0ω0`;)「がぁぁぁッ!!!」ガバッ
53 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 10:38:56 ID:8Y7x
彡;(>)(<)「ぐぅっ…」ドサッ
原が飛びかかり、ワイを押し倒す
(´0ω0`;)「…ッ!…ッ!…ッ!」ドガッドガッドガッ
原はワイをひたすらに殴る。
彡;(>)((::「グボォッ!!やめ゛ッ!!」
(´;ω゜`;)「ハァッ…ハァッ…ハァッ…グフッ…コフッゴブッ」
原の殴る手が止まった、代わりに口からどす黒い血が吹き出している。
(´。ω。`)「ゴブッ…ブブフ…」
原はぐったりとし、動かなくなった
54 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:26:57 ID:8Y7x
彡;(◦)(<)「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
彡;(゚)(゚)「し、死んだ…?」
(´。ω。`) チーン…
彡;(゚)(゚)「はぁ……」
彡;(゚)(゚)「そうや、こいつの持ってた薬を拝借してこ」
ガサゴソ
ガサゴソ
彡;(゚)(゚)「うし、ありがとな」タッタッタッ…
彡(゚)(゚)「…にしても」
彡(゚)(゚)「思ったより研究所大きいな…」
彡(゚)(゚)「ワイが居たところはここの一部に過ぎないって事か……」
「実験体334脱出。」
55 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:31:43 ID:8Y7x
「実験体334脱出。」「実験体334脱出。」
「実験体12死亡。」「実験体12死亡。」
「実験体138覚醒。」「実験体138覚醒。」
「実験体154処理。」「実験体154処理。」
「実験体76死亡。」「実験体76死亡。」
「実験体260自殺。」「実験体260自殺。」
……
…
完
56 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:32:34 ID:g9fJ
おつ
57 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:39:48 ID:1LVm
最後何?
58 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:41:06 ID:8Y7x
>>57
やきう以外も同じような実験体がいるよ~って描写や
59 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:47:54 ID:ibk3
乙
おもろかった
60 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:48:07 ID:ibk3
これ何かの映画のパロディやったりするんやろか
61 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 16:56:03 ID:rxbS
感動した…
63 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:25/12/27(土) 17:17:00 ID:CXee
すげぇ
おんj小説か
転載元:彡(゚)(゚)「白い部屋の男」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1766765276/



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