映画クレヨンしんちゃんをランキング形式でレビューしていく

(画像の出典元)

1名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:40:10 ID: kx2A

最新作鑑賞&過去作を全部見返してきたので、その記念ついでに
勢いで書いたから文章が変になってるかもしれないけど、堪忍してね



2名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:41:45 ID: x9tq

見てるで



3名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:41:59 ID: kx2A

●32位 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005)

映画『クレヨンしんちゃん』シリーズにおいて、特に評価が低迷した時期
いわゆるクレしん映画暗黒期
その始まりにして、個人的に最もつまらないと思った作品が本作である

その主な理由が、あまりにも単調すぎた物語展開である
次々に現れる敵を野原一家がひたすら倒し続けるという、同じ展開の繰り返し
しかも、作中の大部分が変身して怪獣と戦うシーンで占められているため、抑揚が無さすぎる
全体のシナリオ構成を見ても、盛り上がりのある場面は歴代シリーズの中でも特に少なく感じた
一応、その節々には野原一家や周囲の環境に異変が起こる描写があるものの、あまり盛り上げには活かされたとは言えなかった

また、特撮ヒーローもののパロネタが盛り込まれていたものの、個人的に興味が無いためこれも刺さらず
本作の褒めどころとして魔法少女に変身したみさえの姿が挙げられることがあったりもするが、やはり個人的には微塵も刺さらず
おまけにゲストキャラのミライマンはキャラが無機質すぎるのが残念

本題に入る最序盤の日常シーンが少し面白かった以外、かなり退屈とした作品であった



5名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:43:36 ID: vb8S

3分ポッキリ普通におもろかったけどな



 



6名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:43:57 ID: kx2A

●31位 ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者(2008)

本作は異世界からの侵略者による侵攻という大筋の設定や、シリアス調のファンタジーである点など、『ヘンダーランド』との共通点が多い(監督も同じ)
だが、その内容はその劣化版と言いたくなるような出来であった

説明不足すぎる
本作では世界観の説明、しんのすけが「勇者」になった理由、キャラクターの掘り下げが明らかに足りていない
諸般の設定に唐突的な印象を受け、物語に入り込める魅力に欠けていた
意図的に情報を隠して臨場感を作り出す物語のスタイルは、この手のファンタジー作品にはよく見られる
だが、本作ではそれが物語の強化には繋がらず、空回りしているように感じてしまった
さすがに本作のキーアイテムである「金の矛」と「銀の盾」の存在感ぐらいはもっと強調して欲しいと思った

歴代随一のテンポ悪
前半部では日常の風景が執拗に繰り返され、ギャグも乏しいために、かなり冗長としている
後半部も同様に、敵との戦い全般…つまりはアクションシーンにおいてテンポの悪さが際立っていた
おまけに絵的にも映えない代物であり、これらがために全く盛り上がりに欠けていた

本作で個人的に良かったと思えるのは次の二点のみ
序盤、しんのすけが最初の敵と初めて出会った際のティム・バートンじみた演出と雰囲気
そして、ゲストヒロインのマタが可愛かったこと
これらを除けば、はっきり言って『3分ポッキリ』とどっこいどっこいである

説明不足とテンポ悪という、異世界との交わりをテーマとするファンタジー作品が犯しがちな2つの悪癖
それを本作では見事に踏襲してしまったと言える



9名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:45:45 ID: x9tq

>>6
金矛はマタのおっぱいを見るためだけに今も見てるわ



8名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:44:43 ID: bWrh

期待
カスカベボーイズが一番好きやったな



10名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:46:04 ID: kx2A

●30位 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012)

本作には明確な悪役が存在しない
立場上、野原一家と対峙することになる敵側のヒマワリ星人には責め立てることのできない背景を抱えているためだ
そんな彼らの事情を軸として、本作の物語は展開される

しかし、それがためにヒマワリ星人たちが一方的に物語を進めてしまい、野原一家側は終始に渡ってほとんど巻き込まれっぱなしである
毎回体当たり的な活躍が見せ場となる野原一家だが、本作ではどうにもまだるっこしさが否めない

加えて、ヒマワリ星人の方はその描き方にも不満を覚える
ひまわりを連れ去り、親にも会わせないという悪役そのものな行動を取ったことに関しては、終始に渡って反省することがない
逆に、野原一家を責め立てる立場となり、作中ではクレーマーを処理するかのようにして厄介払いしている
両者の和解エンドも当事者視点では偶発的にもたらされたものであり、折衝を重ねる場面すら乏しかった
和解エンドの用意された敵役として見ても、本作の敵役はあまりにも中途半端すぎる存在であった

キャラ描写のモヤモヤ感を支えるようにして、本作で大きな難点となっていたのがテンポの悪さだ
やたらにスケール感の大きい世界観に対して、不釣り合いなまでにテンポが平坦すぎる

中盤までは野原一家の置かれた立場や、状況説明のために尺が割かれており、物語の展開に起伏が少ない
後半部は物語の佳境にも関わらず、ご都合主義な畳み方で終わってしまい、盛り上がりに欠けてしまった
本作は上映時間も歴代最長な上、ギャグも控えめなので余計に冗長さを感じてしまう

ご都合主義ではあったが、『3分ポッキリ』や『金矛の勇者』に比べれば、物語自体は卒なくまとまっていたのが救いである



11名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:47:22 ID: t5fu

まぁワースト3は大体これやな



12名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:47:34 ID: xqjU

ワースト3はほぼイッチと同意見や
プリンセスはツマランわりに長いのもアカン



13名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:48:02 ID: kx2A

●29位 オタケベ!カスカベ野生王国(2009)

母子愛をテーマとし、しばし感動作とされている本作
それでありながら、キャラクターが動物化することでユーモアを加えており、全体的には明るいギャグ寄りな作風でもある
野原一家とカスカベ防衛隊が動物化し、それぞれの動物の特性を活かして物語を進める点が魅力

本作が感動作扱いされる由縁が、みさえとしんのすけの母子愛の描写にある
…なのだが、作中で二度ある母子再会シーンのいずれにおいても、とにかく演出過剰感が強すぎる
身振り手振りに、挿入される劇伴までもが誇張的すぎるため、いまいち物語に入り込めない
基本的な作風がギャグ寄りなために、その場面はかなり悪目立ちしてしまった

母子愛と並び、本作のもう一つのテーマである「エコ」
それに絡む内容についても難があった

本作では敵の組織がエコ団体として描かれているが、物語の後半ではまとまりが欠けていると感じらた
テーマの掘り下げよりも事件の顛末に重点が置かれており、物語自体が単純な勧善懲悪に陥っている
それに加えて、動機が単なる痴話喧嘩である点においても、そのテーマ性とまとまりの弱さを印象づけた
一言で言えば、肩透かしを食ってしまった

その動機に関わる本作のゲストヒロインも、役割が終始曖昧で物語の盛り上がりには特に貢献せず
そして、痴話喧嘩の元凶だと判明した時点で印象を悪くしてしまったのが残念である



15名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:49:34 ID: t5fu

次はあれやろ…アミーゴ



16名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:49:48 ID: fC5u

そろそろロボとーちゃんか



17名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:49:50 ID: u3zj

2000年代は「エコ」がもてはやされとったね



18名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:50:02 ID: kx2A

●28位 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~(2023)

シリーズ初の3DCGアニメーションを採用した作品
突如として超能力を得たしんのすけと、同様の力を得た非理谷充(本作の敵役)を中心に物語が展開されていく

本作が一番売りとしていただけあって、3DCGに関しては思ってた以上に出来が良い
キャラクターの表情や輪郭線に2Dの要素が残っていたため、よその有名コンテンツの3DCG化アニメと違い、本作の方は比較的馴染みやすかった
人間に似せたキャラクターがある程度までリアルになると、逆に違和感を覚える現象…いわゆる「不気味の谷現象」
一番不安視していたそれを良く回避していたと思う
また、この新しいビジュアルスタイルをアピールするためか、ダイナミックなカメラワークを試みていた点も好印象であった
(…もっとも、3DCGというアニメーションスタイルそのものはクレしんの伝統的な外観や雰囲気に合ってるとは思わなかったが)

一方で、本作はビジュアルというガワこそ良かったのだが、その中身にはかなり難があった
非理谷充というキャラクターがステレオタイプの弱者男性として描かれていたことがその主な理由である

まず、第一印象として彼のネガティブな言動が生々しすぎるがゆえに、従来のシリーズのトーンとは一致してないこと
作中での彼の時事的問題への皮肉もクドさがあり、全体的に露悪的な描写が強すぎると感じた
これだけならまだ表面的な違和感だけで済むものの、終盤の彼に対する処置が致命的だった

終盤はただでさえ陰鬱で冗長気味な展開なのだが、最後は彼に対して「がんばれ」という言葉だけを投げかけるのはあまりにも粗雑
現実的に考えて、むしろ一番やってはならない対応ですらあるため、筋違いの説教臭さがどうにも悪目立ちしてしまった

本作は総じて、社会的失望やいじめなどの社会問題の扱いが単純化されすぎており、そこに薄っぺらさを感じたのが極めて痛い作品だったと言える
はっきり言って非理谷充はクレしん映画では扱いきれる敵役ではなかったと思う

作品評を求められるならば酷評は免れないだろう本作
ただし、シナリオ自体はクレしん映画にしては比較的シンプルであり、起承転結も明瞭としていたのでその点は概ね良い
ご都合主義な展開に引っ張られていたのが惜しまれるも、「何も考えず」に観る分にはそれなりに楽しめる作品だと思う



19名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:50:26 ID: t5fu

そういえば手巻き寿司あったな…



22名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:52:17 ID: kx2A

●27位 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007)

しんのすけとシロの絆が試される感動場面と、ユーモアが融合した作品
予定調和の安心感があり、ハッピーエンドを期待しながら楽しむことができる

路線としてはいわゆる動物モノなので、素材としては堅実
しかし、本作はその調理がクドすぎた
感動場面の過剰演出と、余計な要素の付け足しによる煩雑とした展開が本作の評価を大きく損ねてしまった

本作の内容は早い話、シロを生かすか殺すかのトロッコ問題的な内容
作中ではシロの処遇を巡って野原一家の動向が描かれており、ひろし・みさえの抱えるジレンマの様相は生々しさがあって見所だ
だが、その後に展開されたしんのすけとシロの逃避行に関しては、その泣かせに行ってる感がかなり露骨すぎた  
感動よりも萎えの感情が上回ってしまい、スッキリしない気持ちのまま終盤を迎えてしまったことが残念でならなかった
個人的に『カスカベ野生王国』と並ぶ、トップクラスに萎える感動演出であった

そして、もう一つ本作の大きな減点要素となるのが余計な敵役の存在である
本作ではUNTIとひなげし歌劇団という敵組織に追われることにならのだが、後者の存在は冗長としか感じられなかった

目的や動機がかなり大雑把としており、その行動にはあまりにも説得力に欠けていた
そもそもコメディリリーフとして投入された以外には、その存在意義すら見出せない
また、宝塚歌劇団をモチーフにした敵組織だからと言って、歌いましょう踊りましょうのミュージカル展開の繰り返しはさすがにしつこすぎた

前者のUNTIに関しては、組織の存在自体は別に良い
だが、その親玉である時雨院時常が終盤時に取った行動はやや難があり
碇ゲンドウ的なキャラを出したいという意図は汲み取れるのだが、終盤の彼の暴走には、脚本の都合に引っ張られてるような強引さを感じてしまった

本作は総じて、シンプルであって欲しかったと思う作品であった



25名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:54:20 ID: kx2A

●26位 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006)

前半部と後半部で評価が激変してしまった稀有な作品

前半部は、本気のホラーテイスト
周囲の人間たちが「偽物」が入れ替わっていくというホラー展開が緊迫感と恐怖感をもたらしていく
『ヘンダーランド』のホラーパートと違って、本作はもはやグロテスクと呼べるレベル
その恐ろしさたるや、間違いなく歴代シリーズ屈指だと言える
その作風が「クレしんらしい」か否かはさて置き、サスペンスホラーとして見れば秀逸な出来である

問題は後半部
サンバをテーマとした軽快な作風によって、前半部から雰囲気が激変してしまっている
作中で雰囲気が急変する例は他作品にもあるので、これ自体はまだ良い

だが、本作のゲストヒロインと敵役が相まみえサンバ対決に臨むという展開があまりにも唐突で不可解すぎた
そもそも敵役の動機も全く不明瞭な上、そこに至るまでにゲストヒロインの掘り下げが圧倒的に足りていないのも問題だ
その上、テンポも良いとは言えず、ギャグにも乏しい
勢い任せに見ることすらできない有り様である

クレしん映画は荒唐無稽さこそ見所ではある
だが、それはデタラメ理論ながらもしっかりとした説明や、キャラの掘り下げ、どんどんと飛び交ってくるユーモアと言った背景的要素があってのもの
本作後半部ではそれが乏しすぎたのが残念である

本作は総じて、全体のまとまりの無さがかなり痛い作品であった




27名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:55:07 ID: t5fu

ここから個人差がでてくるところやな



29名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:56:02 ID: kx2A

●25位 襲来!!宇宙人シリリ(2017)

シリリという宇宙人キャラクターが、地球人を見下しつつも、物語を通じて感情的な成長を遂げる様子を描いた作品

言わずもがな、本作で物語の中心となるのはシリリ
しかし、本作はそのシリリに感情移入しづらかったことが最大の欠点である

まず、率直に言ってビジュアルが好きではない
だが、そんなことは些細なもの
問題はシリリが成長する様子が十分に描かれたとは言えず、キャラクターとしての深みに欠けていたことにある
その主な原因は、ロードムービー仕立ての作風ゆえの、物語全体のまとまりの無さに尽きる

ロードムービー展開の道中、そこに詰め込まれた個々のシーンはドタバタ劇に溢れた仕上がりとなっている
コメディとして見れば、これ自体はまぁまぁ面白い
だが、それと引き換えに、場面の展開が優先されてしまっているため、相対的にシリリの成長や魅力に関しての描写は乏しく感じられた

シリリが魅力的ではないことも一因して、終盤でシリリが父親に反抗するクライマックスの場面は盛り上がりに欠けていた

本作はコンセプト上、感動・共感を与える要素であるドラマ性というものが明らかに必要とされる作品である
しかし、実際の本作はドタバタ劇によってドラマ性が追いやられてしまったと言える作品であった



31名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:58:02 ID: kx2A

●24位 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019)

物語のテンポは良い
アクションとギャグが途切れなく続き、シンプルかつスピーディーな進行
開始早々に舞台となるオーストラリアに到着し、テンポよく物語が展開される
夫婦愛をテーマとする大人向けな側面はありつつも、観やすい作品となっている
ただ、物語自体はかなり荒削り
テンポ良く進行させてる分、無理のある設定や展開の強引さが目立つ
荒唐無稽さが特徴的なクレしん映画の中でも、特にそれが際立った印象だ

みさえの活躍は特に注目
本作のみさえは今までの母としてだけでなく、妻としても焦点が当てられてる
それが物語の中心的な要素となっており、作品の主役と言っても過言ではない
ひろしが囚われのお姫様ポジションという特異な役割を担ってることも含め、本作はそのコンセプト自体が見所である

みさえ以外の他のキャラは印象が弱い
本作のしんのすけは物語に振り回されてる印象が強く、主体的な活躍がやや控えめである
ひろしの活躍も限定的であるため、レギュラーキャラの扱いに関してはコンセプト上仕方がない
ただ、野原一家の障壁となる敵役らが全般的にキャラが乏しく、ギミックとして存在してるだけの印象でしかなかった
ゲストヒロインに至っては、役割が不明瞭で必要性すら感じない

本作は総じて、みさえにどれだけ感情移入できるかに掛かってる作品だったと言える
個人的には活躍するキャラクターが限定的すぎる上、夫婦愛要素が共感しづらかったので深くは刺さらなかった



32名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:58:40 ID: x9tq

今のところ納得できる



33名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:58:50 ID: 98Nk

ハリケーン嫌いだからよくやってくれたわ



35名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:59:48 ID: zNm7

そろそろカンフーボーイズか?



38名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:00:09 ID: xqjU

>>35
ケツ爆弾と予想



36名無しさん@おーぷん24/09/14(土)21:59:52 ID: lMhj

ハリケーンは予告でひろしとみさえがメインだぞみたいな見せ方しとった割にひろしが出てこなさすぎるんよな



37名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:00:03 ID: kx2A

●23位 もののけニンジャ珍風伝(2022)

広げすぎた風呂敷
本作は全体的にテンポこそ良いものの、とにかく多くの要素が詰め込まれすぎた
  まずは一つに、忍者、赤ちゃんの取り違え、社会風刺といった多様なテーマが混在していたこと
  二つに、役割が不明瞭だったり、無理矢理登場させられてるようなキャラクターが散見されたこと
  最後に、後半において地球の危機という壮大すぎる物語が展開されたこと
これら多くの要素が本作では全体的にまとめきれておらず、盛り上がりを損ねていたのが残念であった

前半部は安定した面白さがあった
物語の導入部である「赤ちゃんの取り違え」のくだりは展開が強引な上、その設定は以後ほとんど活かされずに終わってしまった
その点を除けば、前半部は後半部程には物語がとっ散らかってはいない
ギャグシーンも豊富に盛り込まれており、基本的にテンポは良いので楽しく見れる
ギャグに関しては、初期の作品を彷彿とさせる下品でくだらないものが多かったのが好印象である

中盤の感動場面でやや違和感
中盤の節目として、しんのすけが家族と再会した時に涙をこぼすシーンがある
シナリオの流れとしては自然な、「泣かせに行ってる感」がキツいとまでは言えない感動場面ではある
ただ、しんのすけってこういうキャラだったっけ?という違和感をここで抱いた

「忍者の里」における社会風刺の扱いが中途半端
男尊女卑や権力者の私利私欲といった社会問題が暗示されているが、これらの要素が物語の中でそれ以上深く展開されることはなかった
また、忍者の里の問題の元凶でもある長老の扱いについても、その始末の付け方が雑すぎたのは残念だった



40名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:00:44 ID: bWrh

まあ納得できる順位やな



41名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:01:09 ID: xqjU

サボテンや温泉もまだやな



47名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:02:03 ID: kx2A

●22位 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011)

 しんのすけが少女レモンと出会い、スパイとして活躍する二人を中心に物語が展開される

 スパイを題材にしてる割には、アクションが弱い上にスペクタクル感に欠ける
その上、二人だけの走る逃げるの描写が多いことや、ギャグも全体的に弱いこともあって、本作の印象は至って地味
しんのすけのスパイ訓練に充てられた序盤の展開は特にそうである
 ただ、それ以降はテンポがあまり後退することなく、徐々に盛り上がりをかけて行った
低調ながらも、ゆったりと物語が展開されており、変にひねった結末が用意されてる訳でもない
いわゆる「クレしん映画暗黒期」の作品の中では、十分に楽しめるレベルだ

 本作一番の難点はキャラクター設定の詰めの甘さ
本作は野原一家やかすかべ防衛隊の活躍が乏しい代わりに、ゲストヒロインのレモンにスポットが集中している
そのため、彼女のキャラクターの掘り下げは必然的に求められそうなもの
だが、その点に期待したものは得られず、強い物足りなさを感じた

 まず、本作ではしんのすけとレモンの関係が強調されてはいるもの、その中身はミッションやコメディ的なやり取りに集中している
そのせいで、キャラクターの背景や動機に深くは踏み込めてなかった印象を持った
 一応、親に従うことに対する葛藤を描かれはする
しかし、物語の展開に押されてしまい、表面的なクールなキャラの印象が強いままに、彼女の根本的な側面は主張が乏しかった
 また、終盤において彼女の両親が心変わりする展開も強引で、その説得力に欠けていた
中盤の描写から野原一家との対比で家族愛を描こうとしている意図は理解できたが、そこをもっと前面に出した方が確実に良かったと思う



49名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:03:57 ID: t5fu

そろそろ恐竜日記きそう



50名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:04:02 ID: kx2A

●21位 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~(2018)

散漫とした物語の展開が本作最大の難点
ストーリーラインが明確に整っておらず、全体としてまとまりに欠けている
また、中盤でのテンポの遅さや物語の引きの弱さにも難があり、「カンフー」というテーマが後付けのようにさえ感じられた
加えて、それと「ラーメン」の要素が互いに結びついてるとは言い難く、中華風の雰囲気を出すだけに留まっているような感じだった

唐突すぎた物語の決着
最後の敵を相手に「平和的解決のためにジェンガを踊りましょう」というオチは、何を見せられてるんだ…という気持ちにさせられる
似たようなオチの過去作『踊れ!アミーゴ』の時と同じ感想である
ただ、本作の方は「平和的解決のために心をほぐすこと」を表したものであり、その重要性自体は作中で既に伝えられてはいた
そのため、『踊れ!アミーゴ』よりは全然受け入れやすくはあった

散漫な展開に押しやられたマサオくん
本作ではマサオくんにスポットがあたるも、その扱いは今ひとつ
マサオくんの劣等感の描写に対するフォローが不十分であり、彼の成長の描き方には説得力がまるで足りていなかった
根本的にゲストヒロイン側の物語で構成されたストーリーラインに、マサオくんの物語が全く絡みきれてなかったことが問題である

印象の薄いかすかべ防衛隊
本作はかすかべ防衛隊がメインで活躍するも、同じ形式の作品と比べて友情の描写が表面的である
友情の絆を表現する際に台詞に頼りすぎており、視覚的な演出やストーリーの流れでの表現が不足していたのがその理由
早い話が、テレビ版のノリとあまり大差はなかった
また、キャラクターの成長を描く過程が省略されすぎており、感情移入がしにくかったのが残念

場面場面においては良さを感じる
コミカルながらも風刺的なテイストが利いており、昔のクレしんらしさを彷彿とさせるギャグも見受けられた
また、「心の柔らかさの重要性」というメッセージに関しては随所で受け取ることができ、尚且つ説教臭くなかったので好感が持てた



55名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:05:07 ID: t5fu

カンフー結構好きやがまぁそうか…



59名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:05:47 ID: bWrh

>>55
ワイも好きな作品やけどテーマがクレしん向きじゃないし
オチもまとまりも弱いからな



56名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:05:08 ID: zNm7

戦国、オトナ、雲黒斎、ヘンダーランド、ロボとーちゃんは安定上位として、個人的にはラクガキングダムを推したい



58名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:05:47 ID: fC5u

ロボは下げる人も多いやろ
ワイもそのタイプ



61名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:06:01 ID: PjfC

高評価も低評価も特定の時代に固まるんよななぜか



62名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:06:02 ID: kx2A

●20位 ブリブリ王国の秘宝(1994)

歴代シリーズ随一の王道冒険モノ
ベタながらも堅実な展開を踏み込んでおり、物語が卒なくまとめられている
また、全体的にテンポが概ね良く、特に前半部は前作『ハイグレ魔王』から格段に向上している
クレしんらしいユーモアを主体としながらも、シリアス要素とアクションシーンが小気味よく挟まれている
歴代シリーズの中でも、本作は映画作品らしいスケールを持った作品の一つである

 王道路線がゆえに、自由度の高さが売りのクレしん映画にしては、本作はかなり地味な作品でもある
本郷みつる監督時代の初期シリーズに見られる独特のシュールさや奇怪な要素にも乏しく、存在感がやや埋没とした印象だ

 野原一家の活躍が少ない
本作の地味っぽい印象を支えている要因の一つがこれ
基本的に巻き込まれる一方で、特に後半部ではほとんど傍観者という立場に置かれていた
 みさえ・ひろしの活躍の少なさは他の本郷みつる監督作品でも共通しているが、本作ではしんのすけの活躍も特に少ない
敵に拉致されるといった受動的な立場に置かれる場面が多く、直接的な活躍が制限されているためだ
物語の構成上仕方ないとも言えるが、この点は惜しいと感じた
 しんのすけと瓜二つのスンノケシ王子が登場する場面が終盤に偏っていたため、もっと早くから彼らが出会って共に冒険する展開があっても良かったとは思った



63名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:06:07 ID: vgfE

てか結局世代か否かなんよな(これ言ったらおしまいだけど)
駄作言われる金矛は、小学生の夏休みの時友達と見に行ったらワイからしたら名作



66名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:08:03 ID: kx2A

●19位 オラたちの恐竜日記(2024)

路線としては動物モノ
同じ路線を辿った過去作『ケツだけ爆弾』に比べて、本作は定石を踏んだ展開が多い
悪い言い方をすれば、予定調和な内容とも言える
『ケツだけ爆弾』同様、本作でもシロにスポットが当てられており、今回はその健気な活躍が見所となっている

名作の予感
導入部は『ブタのヒヅメ』ばりの緊張感あるシリアス展開で始まり、掴みはバッチリ
中盤まではシンプルでわかりやすいギャグが散りばめられ、ドタバタ劇を挟みつつも、大筋のプロットが把握しやすい作りとなっている
この時点までなら、本作は3年ぶりの名作になるかもしれないという期待が持てた

残念すぎた後半部
その理由はゲストキャラ同士でドラマが展開されてしまい、しんのすけが蚊帳の外に置かれ気味だったこと
そして、「泣かせに行ってる感」がキツい感動場面を久しぶりに迎えてしまったことにある
挿入される劇伴はあからさまに誇張的な上、身振り手振り共に
とにかく演出過剰感が強い
演出やシチュエーション面において、個人的に萎える感動作として記憶に残る『ケツだけ爆弾』・『野生王国』の悪いとこ取りをしてしまった印象である
特に本作の場合、成功した感動作として名高い『オトナ帝国』・『戦国大合戦』のオマージュが垣間見れ、それに囚われたかのような安直さを感じてしまった

冗長気味だった恐竜たちの渋谷蹂躙
シリアスムードに覆われた中で、ダジャレを用いたギャグ描写が調子外れを起こしてしまったからだ
後半は総じて、ギャグ・シリアス・感動の匙加減が悪いために、盛り上がりに欠けていた

迫力のある臨場感の強さは全体に渡って良かった
作中数多く登場する恐竜の描写は手描きながらもリアル
それでいて、手描きアニメーションならではのインパクトのあるアクションに好感を抱いた

 また、本作の敵役となるバブル・オドロキーも「圧」のある存在感を放ち、ある意味これもかなりの迫力があった
ほぼシリアストーンで威圧的すぎる態度を取り、後半の鬼気迫った狂気をあらわにする様相は恐竜描写の迫力にも引けを取らない
CV安元洋貴さんの重厚低音の声質が大きく活かされたキャラだと言える

クレしん映画には後半に大きな難点を抱えるタイプの作品が幾つか存在するが、その中では本作はかなり楽しめた部類ではある



68名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:08:46 ID: Rvwu

マタ・タミで抜くと濃いのが出る



69名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:08:49 ID: t5fu

恐竜ブチギレモードは確かに子供びびるやろとは思った



70名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:08:54 ID: vgfE

ラクガキングダム何位か楽しみ
あれでクレしん映画追うのやめたわ



83名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:11:33 ID: zNm7

>>70
わいは好きやけどなーマイノリティだったのか



75名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:10:03 ID: kx2A

●18位 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010)

いわゆるクレしん映画暗黒期の作品の一つ
本作はコンセプトの時点で既に賛否両論のある作品ではあるが、個人的には賛成寄りである
暗黒期の作品は、『オトナ帝国』の後追いからか、家族愛の描き方がクドく思えることが多い
だが、本作ではドタバタギャグで中和されたことも一因して、そこがマイルドに抑えられたように感じた
変な説教臭さもなかっこともあって、その点は好感が持てた
特に、しんのすけ(とかすかべ防衛隊の面々)が未来の野原一家で一晩過ごすくだりは個人的に一番の微笑ましさを感じる

前半部は楽しい
本作の前半部はかすかべ防衛隊の面々が未来の様相を知るという点でも面白さを持っている
『ブレードランナー』さながらの退廃的な未来都市を舞台にしてのドタバタ劇に、未来の自分たちの姿を見た時の反応が見所である

後半部は難点だらけ
まず、敵役の金有社長がユーモアのない典型的な「嫌な奴」として描かれてのみで、キャラが薄かったことだ
その行動も、娘のタミコとしんのすけの結婚を妨害することに集中しているが、その動機が単なる「嫌悪感」に基づいているとしか思えず、キャラクターとしての説得力が不足
感情や背景が描かれておらず、ただの障害物として機能しているようだった
他作品でも同様の敵役はいたが、彼の場合は立場上、掘り下げが求められるキャラだったと思う

それに加えて、結婚式のシーン以降、しんのすけが急に大人びた熱さを持つ場面や、タミコが迷ったり涙するシーンに共感を得なかった
大人になったかすかべ防衛隊の面々の活躍も今ひとつ
総じて、本作の後半部はキャラクター描写に雑さを感じてしまうのが残念だった
また、最後の巨大ロボバトルのくだりがやや冗長であった

物語自体は卒なくまとまっていたので、その点は評価したい



80名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:11:05 ID: xqjU

花嫁はテレビスペシャルのほうでええわ



85名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:11:51 ID: vgfE

次予想
意外とハイグレ



87名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:12:02 ID: kx2A

●17位 オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015)

感動的な野原一家引っ越しのくだり
野原一家が春日部を離れてメキシコに引っ越すという設定が新鮮
引っ越しに伴う感情的な部分が丁寧に描かれており、感動を誘う
序盤ながらにしてクライマックスを迎えてしまった感すらある
特に、風間くんが感情を露わにする場面が非常に印象的
彼の素直でない態度が、裏返しとしてしんのすけへの深い友情を示しており、可愛らしいとさえ思う
風間くんの存在が物語を引き締めていると言っても過言ではなく、事実エピローグは彼によって締めくくられてる

物語全体の構成には違和感
引っ越しのくだりは感動的ではあるものの、本作のメインは後半部のサボテンとの対決のくだり
「引っ越し」がタイトルに反してあまり重要な役割を果たしてとは言えない
また、引っ越し後の物語は一転して、モンスターパニック映画のような展開となり、引っ越しと物語の後半がうまく融合しているとは言い難かった

本題となるサボテンとの戦い
まず、段取りのため仕方ないと言えるが、本題に入るまでにかかる時間が長く感じる
その肝心の本題の方も、正直「感動的な序盤」の印象に食われてしまった感がある
サボテンとの戦いもやや単調気味であり、展開は概ね予想しやすかった
また、ここで関わっていくことになるゲストキャラとの関係が表面的であり、あまり深掘りはされてはいない
その点に関しては、モンスターパニック要素を取り入れた作風ゆえの欠点だろう

「モンスターパニック映画あるある」としては楽しめる作風
B級映画の要素を取り入れたユーモアが光っている
特に、弱い人間が知恵を振り絞って強大な敵に立ち向かうという点で、『トレマーズ』を彷彿とさせる面白さを持っている
キャラクターが籠城することで新たな人間ドラマが展開されてる点も、ベタながらも緩急が利いているため、そこは評価したい



92名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:12:47 ID: u3zj

>>87
うせやろ!?
めっちゃ面白いやろサボテン



96名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:13:24 ID: bWrh

>>92
モンスターパニック物の王道感あって楽しめたわ



93名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:13:01 ID: 0mXq

サボテン結構低いんやね



94名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:13:16 ID: xqjU

このあたりから好み分かれてくるな



98名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:13:38 ID: fC5u

低いと言っても中間くらいやん十分やろ



100名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:14:02 ID: kx2A

●16位 爆発!温泉わくわく大決戦(1999)

全体的にギャグ特化
本作の物語は敵組織「YUZAME」が地球を温泉で沈めようとするという、バカバカしくもユニークなプロットを中心に展開される
作中には、巨大ロボットや怪獣映画のパロディが盛り込まれており、これらがハチャメチャな印象を与える
特に『ゴジラ』シリーズのオマージュが多く見られ、劇中ではアノ有名な『ゴジラ』の楽曲も使用されたのが印象深い
その他、本作ではお色気要素や全裸シーン、大人向けのジョークが随所で描かれ、ギャグの主張が強い
このような要素が組み合わさり、作品全体がギャグに特化した作品となっている

オジサン向け感が強い
「温泉」というテーマ自体もそうだが、特撮映画パロディやお色気要素、大人向けジョークといったギャグ描写が全体的にオジサンくさい
それに加え、作中で自衛隊が関与するくだりでは、やたらとリアリティのあるミリタリー描写が挟まれたりもした
総じて、制作陣から強いこだわりを感じた点は良かった
しかし、個人的に刺さらないネタも散見されたことは残念

『ヤキニクロード』との比較
馬鹿げたプロットを抱えた、ギャグ特化の作品であるという点で、本作は『ヤキニクロード』と似た印象を覚える
だが、同作と比べてしまうと、個人的には本作の方は物足りなさを感じてしまう
オジサン向け感の強いノリと、野原一家サイドの能動的なギャグが弱かったことがその理由であろう
また、トーンダウンするタイミングも本作の方が早く、後半部はやや冗長さを感じてしまった



101名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:14:13 ID: vgfE

こういうスレってむずいよな
順当に評価したら先人が作ったランキングと全く同じになってつまらんし、個性出したら逆張りと罵られる



102名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:14:27 ID: ngx9

ワースト3までは全会一致やろ



105名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:14:43 ID: xqjU

温泉はロボと戦車とおねいさんがえっちなのがよかった



106名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:14:50 ID: vgfE

カウボーイとかいう意外と駄作



107名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:15:00 ID: 0mXq

>>106
センスない



108名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:15:00 ID: xqjU

>>106
でもヒロインはかわいい



118名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:16:42 ID: kx2A

●15位 アクション仮面VSハイグレ魔王(1993)

クレしん映画シリーズの初作でありながら、非日常的な要素を大胆に取り入れた作品

アクション仮面が実在するという設定が巧みに組み込まれており、テレビ版とは異なる非日常が提供される
全人類をハイグレ化するという展開は、かなり強烈なインパクトを持つ

ただし、そこに至るまでの過程として、前半部の日常パートが少し長く感じられたのは難点だ
しかも、使用される劇伴も含めて、テレビ版しんちゃんとほとんど同じノリなのである

当時のテレビ版しんちゃんの空気感を味わうことができる、と言えば聞こえは良いだろう
だが、映画作品として見るならば、その点は後年の作品と比べてもネックとなってしまう

一方で、そこに尺が割かれた分、日常から非日常への移り変わりも丁寧には描かれているため、その点は好印象である
野原一家がパラレルワールドに引き込まれるまでの伏線と過程の描写は、奇怪さを帯びた独特な雰囲気を醸し出しており、本作ならではの魅力と言える

本作の敵役であるハイグレ魔王は、野沢那智さんの独特な演技で記憶に残るキャラクター
その他の敵役も含めて、歴代シリーズの中でもかなり変態じみたビジュアルをしている
人類ハイグレ化展開と相まって、後半部の雰囲気は奇怪そのものである

まだ家族愛要素にフィーチャーされてなかったことも一因してか、後半部の野原一家の活躍は控え目である
今のクレしんに慣れてしまった身では、そこに物足りなさを感じてしまう




121名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:17:15 ID: 0mXq

ハイグレが真ん中よりちょっと上なのは満場一致やろ



127名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:17:57 ID: vgfE

次シリリやろ
あまりに語られない



128名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:18:02 ID: kx2A

●14位 嵐を呼ぶジャングル(2000)

敵役の存在感
敵役のパラダイスキングはビジュアル・声・言動ともにインパクトある存在
本作には敵幹部といったキャラもいないため、後半は彼との戦いに尺が多く割かれている
直に戦うのはアクション仮面ではあるものの、肉弾戦ということも相まって、歴代シリーズの中でもバチバチに戦ってる感が強い
凶悪かつ狂気的なヴィランであるパラダイスキングとの戦いは至極痛快である

対するアクション仮面もまた魅力的だ
戦いを通じながら、「俳優が演じてる特撮ヒーロー」から「本物のヒーロー」へと昇華する
その過程は本作の一番の見所である

後半部の存在感にやや食われてしまった感はあるが、前半部も評価どころ
かすかべ防衛隊によるドタバタギャグは非常に小気味よく、前半部単体だけ見ても飽きがこない
『ブタのヒヅメ』に続き後の劇場版作品における、かすかべ防衛隊の活躍の基礎を築いたという点でも価値ある一作だ

難点としては、前半部と後半部とで活躍するキャラが全く異なるために、全体としてあまり一体感を感じられなかったことである
本作のキーキャラとなるパラダイスキングやアクション仮面には、前半部の段階でシナリオ上の役割を与えて欲しかった



129名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:18:16 ID: YhtC

ジャングルここか



135名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:19:06 ID: 0mXq

>>129
面白い割に低いよなほかが面白すぎるだけや



132名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:18:40 ID: xqjU

ジャングルはもっと上やなあ
ベスト8には入る



133名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:19:02 ID: t5fu

ジャングルは10には入るわ
ワイのランキングやと



136名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:19:33 ID: Rvwu

男はジャングル好きなやつ多いだろ



140名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:20:01 ID: kx2A

●13位 雲黒斎の野望(1995)

SF的面白さ
本作は中盤までが時代劇、終盤がロボットアクションバトルという二段構えの構成となっている
両者それぞれ舞台や雰囲気、登場人物が大きく異なってはいる
しかし、その媒介として時間改変という形でSF要素を前面に出しているため、まとまりを持ったものとなっている
どこか『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』を彷彿とさせる、SF的な面白さが魅力的

見所は殺陣のシーン
殺陣のシーンはリアリティがあり、迫力満点
殺伐とした作風の中で、殺意剥き出しの敵をしっかりと葬り去ってる点に爽快感を感じる
また、吹雪丸の物悲しい雰囲気が作品全体に漂っていることも、殺陣シーンの魅力をさらに引き立ててくれた
この間、しんのすけ自体はコミカルに動いてはいたが、コミカル要素のせいで調子外れとはなっていなかった点は好印象だ

いまいちなラスボス
作品全体の展開や他のキャラクターとのバランスが影響しているため、登場シーンが物語の後半に集中している点に関しては仕方ない
ただ、動機が不明瞭なまま、終盤の戦いがあっさりと終わってしまったことに物足りなさが否めなかった
そもそも本作は「歴史改変を目論む犯罪者(ラスボス)を捕える」という大筋のプロット自体が弱い
そのため、ラスボスのキャラが立っていなかったのが残念だった

吹雪丸の扱い
彼女の物語の結末が曖昧なまま終わっており、どうにも釈然としない
もう一人のゲストヒロインであるリングとの関係性に関しても、劇中では暗に示唆するのみで終わってしまっている
(設定上でははっきりとしている)
あえてそう言う演出がされたのかもしれないが、個人的には引っかかりを感じてしまった



144名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:20:23 ID: zNm7

まぁ納得



147名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:20:31 ID: ngx9

B級グルメへの評価高すぎるな雲黒斎より上に置くやつ初めて見た



151名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:20:59 ID: xqjU

>>147
ワイはB級かなり上位や



153名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:21:56 ID: fC5u

B級はテレビスペシャルとしたらそれなりって感じやな



155名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:22:04 ID: kx2A

●12位 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(2002)

真面目すぎた作風
大人同士の恋愛劇を中心に展開され、そこにしっかりとした歴史考証を重ねてくる
通常の子供向けアニメとは一線を画しており、本作の物語は非常にシリアスで大人向けだと言える 
感情を揺さぶる展開も、どちらかと言えば子供向けというよりは大人の感性に訴える内容である
戦国映画やラブロマンスとして見れば、本作は秀逸と言える出来映えだ
しかし、それだけにクレしんらしいユーモアが極力控えられており、終始に渡って真面目くさった印象が非常に強い


主役ではない野原一家
しんのすけを含め、本作の野原一家は引き立て役として描かれ、主体的な活躍が乏しかった
重要な役割こそ果たしはするも、物語の中心はあくまでゲストキャラ同士の恋愛劇にあった
そのため、「クレヨンしんちゃん」でなくとも成立し得る物語という点において、本作のプロットには物足りなさを感じてしまった

リアリズムと子供向けアニメのギャップ
本作は戦国時代の合戦シーンが非常にリアルに描かれており、子供向けアニメとしては異例の精緻さがある
合戦の知識がなくとも、台詞や描写の節々に実写映画を観ているかのようなリアリティが伝わってくる
本作を傑作たらしめてる要因の一つではあるが、クレしん映画として見るならば、その空気感はかなりの異彩を放っている

「クレしんらしくない」
クレしん映画の作品評として、特に『オトナ帝国』以降の作品で散見されるこのフレーズ
個人的にはどの作品にも「クレしんらしい」と思わせる部分は持っていると思う
しかし、本作に関しては別
「クレしんらしくない」部分の主張があまりにも強すぎて、終始に渡ってその印象に引っ張られてしまう
そこが個人的には本作最大の難点であった
一応、荒唐無稽としたタイムスリップのくだりなどは「クレしん」だから許容されるものなので、全く「クレしんらしくない」訳では無い

感動路線であること自体は別に良い
本作を含め、「クレしんらしくない」と評されやすい作品には感動路線が目立つ
感動のさせ方に対する好悪はあるが、個人的にその路線自体は否定しない
ただ、本作の場合は、その路線に重ねられた「作風の真面目さ」が敷居を感じてしまう
本作を再度観ようとなる際、どうしてもカロリーを要してしまうからだ
そのため、クレしん映画は気軽に観れるところが好きな自分からすると、本作はどうにも微妙な位置付けとなってしまう
しかも、それが邦画として見れば秀逸なだけに尚更である



157名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:22:14 ID: t5fu

ここでくるんか



159名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:22:32 ID: zNm7

いいたいことはわかるな



160名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:22:34 ID: vgfE

戦国は「クレしんでやる必要がない」って誰かが言ってた
殺す必要はなかった



163名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:23:18 ID: ngx9

クレしん映画としては12位な評価なんやろ
>>160
名作だが野原一家必要ないからな
あの作品の主役は青空侍だから



169名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:24:03 ID: kx2A

●11位 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード(2003)

ギャグ特化
本作は全編ギャグに極振りした、ノンストップギャグムービー
家に帰って焼肉を食べるだけという最終目標に、小物感満載の敵組織に追われるという…
良い意味で「くだらなさ」を突き詰めた作品である
印象に残るシーンは数多く、歴代作品の中でもギャグ方面では特にパンチが効いてる
気軽に見返せる娯楽色の高さが本作の魅力であろう

勢い任せの物語
ギャグに注力するためか、物語自体は終始に渡って荒唐無稽である
荒唐無稽な展開が目立つクレしん映画の中でも、本作は特に突き抜けてる
なんなら焼肉要素の必要性すら感じられず、中身がないと言われれば、本当にその通りな内容である
まさに「ノリと勢い」を体現した作品であるが、その割り切りっぷりはむしろ肯定的に評価できる

終盤のくだり
勢い任せな作風なだけに、終盤、敵組織の本拠地に乗り込むあたりからトーンダウンしてしまう点は惜しまれる
ただ、ED映像及びエピローグが深い余韻を残してくれたため、締めは好印象だ
野原一家が帰路に着くシーンを描いただけなのに、非常にほのぼのとする



172名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:24:16 ID: t5fu

ヤキニクロードここかぁ…残念や…



175名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:24:23 ID: YhtC

正直焼肉一番好き



178名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:24:28 ID: zNm7

ヤキニクロードそろそろだと思ってた



182名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:25:08 ID: vgfE

画風が変わるところのギャグシーンで持ち上げられすぎ



186名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:25:45 ID: fC5u

ロボとーちゃん出てないの意外だな
あれ最後しか見どころないのに



190名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:26:03 ID: kx2A

●10位 ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014)

ユニークなコンセプト
身内の人格をコピーしたロボットと、コピーされた身内が対峙
このプロットを基に、本作では人間とロボットの境界を巡る視点を捉えながら、家族の絆を描いている
ゲストキャラともレギュラーキャラとも言い切れない「ロボとーちゃん」というキャラの位置付けが大変興味を誘う

親しみやすい物語
春日部を舞台としており、物語自体のスケール感は小さい
そのためか、映画作品というよりかはテレビスペシャルのような、日常の延長線という印象を抱くシーンが多い
その点について、一部から緊張感に欠けるとの批判を受けることもある
しかし、「ロボとーちゃん」が家族として馴染むためには必要だったものと、個人的にはこの点は肯定したい

蛇足感のあるサブテーマ
本作では敵役が「父親の復権」を目的として掲げており、それが物語のもう一つのテーマとなっていた
しかし、理想として掲げる「威厳ある父親の姿」がしっかりと表現・言及されていないため、「父親の復権」という主張がテーマとして弱く感じられた
その上、物語全体を通して、現代の家族の姿を批判したかったのか、補足をつけたかったのか、何を伝えたかったのかさえ不明瞭に終わってしまった
結局、このテーマは始点から終着点に至るまで、なにもかもが中途半端に感じられた

敵役との最終決戦がいまいち
繰り返し見せられる「五木ひろし顔マネ芸」のギャグ描写がとにかく寒い
物語の佳境であるにも関わらず、ギャグとシリアスの匙加減が悪かったために、興ざめとなってしまった
最終決戦の直後には本作最大の感動シーンが展開されただけに、惜しいこと極まれりである

それでも良作
本作は敵役に絡んだシナリオこそ残念ではあったが、それを差し引きしても全体的には良作だと言える
「ロボとーちゃん」というキャラの位置付けを活かし、終始に渡って家族愛要素を前面に押し出した点が大変好印象であった



196名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:26:45 ID: YhtC

ロボとーちゃんラストは好きだけどそれ以外ほぼ思い出せないんだよな



203名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:27:22 ID: zNm7

けっこう説得力のある解説



214名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:28:35 ID: ngx9

>>203
ワイと評価のポイント違うが確りと理由述べてるしようやっとる



204名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:27:23 ID: N21l

ロボとーちゃんは子持ちなら絶対泣くやろ



211名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:28:25 ID: kx2A

●9位 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020)

ファンタジー要素と現実的なテーマを巧みに組み合わせ、子供と大人の違いを鮮明に描いた作品

作中で伝えられた、子供たちの自由な感性を大切にするというメッセージ
「落描き」という題材とマッチしていたおかげで、非常にわかりやすく、尚且つ説教臭くもない
また、その対比として大人たちの偏狭さが明確に強調されており、それを軸として物語が展開されていく

シンプルな構図ではあるが、それをファンタジーに乗せながら、クレしんテイストに仕上げされた点に面白味を感じた

大人との対比に関しては特に、終盤の大人たちがしんのすけを責めるシーンは印象的である
…もっとも、そのシーンに関しては妙にわざとらしく露悪的に感じてしまった点が残念ではあるが

本作は全体的に細々とした荒唐無稽な描写、主人公パーティ以外のキャラの雑多感が強いといった粗が見られる
また、前半のロードムービー展開はギャグのパンチが弱いせいか、やや冗長さを感じてしまう
しかし、これらの欠点を後半の疾走感ある展開がカバー
畳み掛けるようにして、感情を奮い立たせるシーンが押し寄せてくる

粗削りではあるが、良作と言うには十分と思える出来であった



221名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:29:04 ID: zNm7

>>211
来てしまったか
まあよく残ったほうかな



223名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:29:30 ID: mC5M

ヘンダーランドそろそろかな



226名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:30:04 ID: kx2A

●8位 バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013)

親しみやすい物語
かすかべ防衛隊の友情を、かすかべ防衛隊の目線から描いた物語
物語のスケール感は小さいながら、それ相応に作風はシンプルにまとまっている
テンポは終始に渡ってやや緩やかではあるが、子供たちの冒険譚として展開される物語は癖がない
そのため、日常的で親しみやすい内容が見所と言える

存在感の無いゲストヒロイン
かすかべ防衛隊との関わり方が唐突すぎる上、それ以外はほぼモブ同然の扱いに近い
かすかべ防衛隊と敵組織との接点を作るためのギミックとして存在していただけであった
一応、それを補うほどにかすかべ防衛隊の魅力が評価される作品ではあったが…

余韻深い結末
冒険を通じてのかすかべ防衛隊の絆の深まりと、敵首領の複雑な思い
それらが大団円へと繋がっていく過程が情緒を強く刺激させる
本作では誰もがハッピーエンドを迎え、楽しさ溢れる描写のままに幕を終える
物語のスケール感が小さかっただけに、その結末は派手さこそ無い
だが、心温まる気持ちにさせる、その余韻の深さは高く評価したい
ED主題歌との相性が大変良かったこともポイントが高い

過小評価?
巷での本作の評価は今ひとつな印象を受けるが、個人的にはもっと評価されてほしいと思った作品である
展開がやや荒唐無稽ではあるものの(クレしん映画ではよくあること)、子供向けアニメの手本にしたいと思わせるような内容であった
本作はどことなく『スタンド・バイ・ミー』に近い感覚を覚える作品であったことも、個人的に深く突き刺さった

ギャグはそこそこ
癖が少なく、展開も予想しやすい物語の代償なのか、ギャグのパンチは控えめ感じられたのが残念
特に、似たような題材の『ヤキニクロード』に比べてしまうと明白だ




229名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:30:18 ID: mC5M

ここでB級か



230名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:30:18 ID: YAEV

B級高いな



232名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:30:36 ID: ngx9

B級が高すぎる



236名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:30:51 ID: RhAn

主題歌クソ流行ったよな



239名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:31:10 ID: YhtC

B級クチコミとかで過小評価されてんのわかるわ。綺麗にまとまってるよな



241名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:31:12 ID: xqjU

B級ええよな
何故かカスカベにあるジャングルでサバイバルしとって草



245名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:02 ID: kx2A

●7位 ヘンダーランドの大冒険(1996)

日常から非日常への移り変わりと、ホラーとコメディの共存が秀逸な作品

『ハイグレ魔王』に見られた「奇怪な雰囲気」を更に拡張したような内容で、本作では序盤からその奇怪さに触れる
中盤においてはホラーへと発展するが、この際の日常をじわりと浸食する恐怖の演出はかなり強烈
そこから一転、終盤では奇怪さを孕みつつも、コメディへと切り替わる
終盤で対峙する敵役マカオとジョマの濃すぎるキャラが、中盤のホラーにも引けを取らない程に強く印象的である

ホラーからコメディによる終幕部という、一見すると荒唐無稽とも思える展開
だが、「奇怪な雰囲気」とクレヨンしんちゃんならではの世界観のせいだろうか、一つの作品として不思議なまとまりを持っている
この独特のプロット構成こそが、本作一番の魅力であると感じた

難点としては、ラストの余韻が薄いところ
マカオとジョマを倒す辺りからハッピーエンドを迎えるまでのくだりはかなりあっさりとしている



249名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:21 ID: 0mXq

低い



255名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:55 ID: ngx9

>>249
いや大人になって見返すとヘンダーランドはかなり冗長な部分が目立つ



250名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:24 ID: 90av

マカオとジョマすき



252名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:29 ID: t5fu

ヘンダーここやな
チョキリーナベスタエロいわ



253名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:32:45 ID: xqjU

ここでヘンダーか
まあ思い出補正強い作品やしこんなもんやな



261名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:33:23 ID: Rvwu

オカマ二人の声優がハマり役すぎた



262名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:33:29 ID: zNm7

ヘンダーの怖さとおちゃらけのバランス感好きやわ



264名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:33:37 ID: u3zj

ヘンダーは鬼ごっこのシーンでバフがかかってる気がする



267名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:00 ID: xqjU

>>264
これはある



268名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:02 ID: YhtC

>>264
あそこ作画丁寧すぎてすごい



265名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:33:43 ID: xqjU

スノーマンがどうやって飯食ったのか手紙書いたのか大人になって観るとそういうとこばかり気になってしまう



269名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:03 ID: kx2A

●6位 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016)

堅実なストーリーテリングによって、レギュラーメンバーとゲストヒロインの交流が深く描かれた作品

本作ではゲストヒロインのサキが物語の核となっている
その上で、かすかべ防衛隊側と野原一家側の活躍がバランス良く描かれてる
両者ともに交互に活躍しては、物語の展開を担う重要な場面がそれぞれに与えられてる
そのバランス具合は歴代映画作品随一とも言える出来である

サキの抱える友人関係と親子関係の問題を、レギュラーメンバーを活かす形で対処
その中でもしんのすけとサキの絡みは、さながらボーイミーツガール
サキに問題解決のための決意を促し、問題の核心部へと迫るしんのすけの姿は、まさにヒーロー然としている
歴代映画作品では「巻き込まれ型主人公」というパターンがほとんどなだけに、本作のしんのすけの役割はかなり特徴的だ

また、問題解決のための繋ぎ手として、ネネちゃんとみさえが意外な形で掘り下げられた点も好感を抱いた

物語の根幹がハードシリアスながらも、ギャグも豊富な本作
しつこいまでに、間髪入れずに挟み込んでくるギャグが作品雰囲気をマイルドに仕上げてる
また、芸能人枠ゲストキャラの扱いも上手く、いつものような無理矢理ねじ込んだ感が無い
とにかく明るい安村の扱われ方は特に面白い

総じて、物語やキャラの作り込みにディテールを深めた所が本作一番の長所と言える
その代わり、演出が地味な傾向になっているのが短所



271名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:21 ID: t5fu

ユメミーここか
いいよなユメミー



275名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:50 ID: ngx9

まあ順当やな、ユメミーも主役はサキちゃんやし
ただ戦国ほどクレしんメンバーが脇役ではないからか



277名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:34:57 ID: zNm7

ユメミー見直したくなってきた
プライムビデオで見れたっけ



281名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:35:30 ID: Rvwu

いい映画にはいつも抜けるヒロインがいた



285名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:35:50 ID: ngx9

こっからトップ5やな



287名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:36:01 ID: kx2A

●5位 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)

野原一家の家族愛、かすかべ防衛隊の活躍、シリアスとコメディの両面性、アクション活劇、オカマ、別離の感動シーンなど…
多彩な要素を詰め込んだ、クレしん映画の最大公約数的な作品

本作は随所に視覚的なインパクトを残しながら、テンポ良く場面が転々とする
本編が約100分という尺ながら、緻密な物語構成に支えられ、スペクタクル感に溢れた仕上がりとなっている
観終わった後の爽快感はとにかく大きい

また、シリアスとコメディのバランスは歴代映画作品の中でも特に秀逸
コメディ面が強かった前作『暗黒タマタマ』の路線を受け継ぎつつも、本作ではシリアス面を大幅に向上させた
そのため、終始に渡って緊張感のある作風ながら、ソフトな印象も兼ね備えてる

加えて、その節々に盛り込まれたアクションシーン
その作り込みは細かく、子供騙しや手抜きを感じさせない迫力満点な仕上がりである

終盤ではぶりぶりざえもんが主役に
登場時間は長くはないものの、ほろりと感動を誘う場面が挿入される
淡々とした描写がゆえに、ジメっぽさは感じさせない
しかし、本作の作風を考えれば、その匙加減が良い塩梅となっていた

本作の直球世代ゆえ、個人的な思い出補正は絶大
それも相まって傑作と豪語したい本作
難点を挙げるならば、オカマキャラを出してきたくせに、そのキャラが薄すぎたことだろう



290名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:36:15 ID: ngx9

おいおいおいおいブタのヒヅメ低いなあ



295名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:36:38 ID: vgfE

こっからは消去法やろ
全部名作だけど仕方なくランクづけしてる



312名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:38:03 ID: kx2A

●4位 暗黒タマタマ大追跡(1997)

ひまわり初デビューとなる、ギャグに重きを置いた冒険コメディ作品

中盤までは敵に追われる逃避行劇であり、プロット自体はシリアス要素を取り込んでる
しかし、本作一番の魅力は絶え間なく挿入されるギャグに尽きる

敵味方どちらもキャラが際立っており、双方ともにボケとツッコミが縦横に飛び交っている
また、オカマ要素が特徴的な初期シリーズの中でも、本作は群を抜いてその濃度が高い
そのため、オカマいじりネタが豊富であり、今となってはお出しすることが難しいだろう表現さえ見受けられる
それらの点を含め、本作のギャグのキレの良さは歴代シリーズの中でも特に秀逸であると感じた

一方で、本作はギャグ一辺倒というわけでもない
しんのすけが「お兄ちゃん」として自覚していく過程も本作の一つのテーマだ
作中の節々にそのテーマに絡めた言及がされており、変に情緒的に描かれてはいない
ギャグ色の強い作風とも上手く馴染んでおり、作品に厚みをもたらしてくれる

シリアス要素に関しては前後作よりは弱く、それに関連したハイライトとなる場面も比較的乏しい
ただ、敵役のヘクソンがめったやたらに強すぎるのは印象的であった
一個人の人間キャラとしては歴代最強候補だろう



313名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:38:17 ID: fC5u

カスカベボーイズのほうが上なのか…



320名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:39:00 ID: mC5M

ひまわり何十年ハイハイさせる気だよ



327名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:39:54 ID: fC5u

>>320
おケイおばさんの息子はもうスイミング教室に通うくらい成長してるのにね



330名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:03 ID: kx2A

●3位 謎メキ!花の天カス学園(2021)

青春ドラマとミステリーという大胆な路線のもと、多様性と青春の価値を強く肯定した作品

物語の舞台となるのは、エリート至上主義の環境に置かれた学園
本作ではそこで展開されるミステリードラマを介して、青春というテーマに絡めた多様性を描いていく
かすかべ防衛隊の面々も、従来とは異なる形でその活躍が描かれており、新鮮な印象を得るものとなった

特に風間くんは、物語の起承転結を支えているキーキャラクター
ミステリーパートで実質的に途中退場こそしてしまうものの、準主役級に近い働きをしている
しんのすけとの絡みはいつも以上に深化しており、いわゆる「しん風」推しにはたまらない仕上がりだ

また、ミステリーパートに関しては上質の出来だと言える
クレしんらしいユーモアを残しつつも、本格的なミステリー要素がしっかりと組み込まれているからだ
容疑者たちはそれぞれ怪しげな雰囲気を持ち、物語が進むにつれて彼らの背後にある事情が明らかとなる
犯人は適当に選ばれるのではなく、容疑者の中からしっかりと選出されるため、投げやり感を感じさせない

そこで重ね掛けされたミスリード演出もまた、キャラクターの魅力の引き立てへと繋がっていた
これが後のクライマックスの展開へと活かされていったため、全く蛇足感が無く楽しめる

そのクライマックス展開は、そこに至った過程こそクレしんらしく荒唐無稽である
だが、その演出内容は青春・友情物語としては王道中の王道
伏線を回収しながら、物語全体を総括するに相応しい仕上がりとなっていた

本作は終始かすかべ防衛隊がメインではあったが、ひろしとみさえの出番も必要最小限ながら印象に残る
子どもを心配し、子どもを応援する親としての姿が強調されており、ささやかな見所の一つと言っても良いだろう



333名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:17 ID: t5fu

まじかよ



337名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:27 ID: 0mXq

戦国と順位逆やない



342名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:41 ID: haI1

>>337
分かる



343名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:51 ID: ngx9

>>337
まあ普通はそうやな



341名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:40:38 ID: fC5u

天カスはほんとに人による



352名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:41:39 ID: ngx9

オトナ帝国とカスカベボーイズが残ってるのは「解ってる側」やから許す



357名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:42:12 ID: kx2A

●2位 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004)

容赦無きシリアス
シリアス路線の作品自体は他にあれど、本作のそれはかなりの異彩を放っている
いつもはコメディリリーフとして場を引っ掻き回すしんのすけ
だが、本作ではギャグシーンも控えめな上で、シリアスな空気に呑まれてしまっているのだ

閉じ込められた世界の中、コミカル要素無しな絶対悪たる敵役、数多き暴力描写、周囲の人物たちの荒みよう…
これらの存在が容赦の無いシリアスなムードを作り出している
しんのすけ自身も、失いつつある記憶に対して恐れを抱く様が描かれており、暗雲低迷とした展開が中盤まで続く

しかし、解決の糸口を見出してからは一気に事態が急変
ハイテンポな盛り上がりを見せ、クレしん映画らしいハチャメチャなクライマックスを迎える
そのカタルシスたるや歴代シリーズでも随一である

本作の起承転結は極めて明快
尚且つ「クレしんらしくない暗澹」から「クレしんらしい躍動」へと繋がる極端な展開
総じて本作は、物語展開の王道を丁寧に歩みながらも、クレしん映画として新たな面白さを見出してくれた

以上に加え、本作はしんのすけが本気の恋をした点でも異色作たる由縁だろう
その結末はとても切ないものだっが、非常に余韻深いラストを飾ってくれた
この際流れる、ED映像及び主題歌は個人的に歴代シリーズでもズバ抜けて好感度が高い



359名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:42:16 ID: zNm7

個人的なレビューやし自分と順位違うのも楽しいな



360名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:42:34 ID: vgfE

クレしん映画ってさ
大人になってサブスクでみた映画より、子供の時親父とTSUTAYA行って借りてきた映画の方がおもろく感じるよな



383名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:44:20 ID: kx2A

●1位 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)

ユニークなコンセプト
現代において肯定的に捉えられがちな「ノスタルジー」
それを本作では対峙すべき敵側の支配論理として組み込まれている
そして、「未来を生きる」というテーマのもと、野原一家はその克服を試される
その中で、しんのすけはノスタルジーに浸食された大人達に対して、家族の必要性を自己認識する形でそれに抗う行動を起こしていく
ノスタルジーという扱いづらい要素に対して、真っ向からぶつけられた家族愛要素
こうした本作のユニークなコンセプトに対して、個人的に大きく目を見張るものを感じた


本作は「大人と子供」、「過去と未来」と言った対比で語られがちである
だが、実際にはそのような安直な図式では説明しきれない、多層的な魅力を孕んでいるように感じる

作中では大人たちはメンタルを子供に戻され、大人としての性格を失っている
この時点で精神的な面では「大人と子供」の対比は成立していない
だがそれゆえに、喪失感に伴う一種のホラーとしての魅力が生まれている
そして、しんのすけは未来がどうの以前に第一義的に家族を取り戻すことが目的としている
ここはもうシンプルに、家族愛要素としての魅力が強く出ている
これらの魅力があったからこそ、公開当時は小学生だった自分にも、本作は感銘を得るものとなった

また、ノスタルジーが敵役の動機の源であるがゆえに、今となっては敵役にも共感を得る
ここに更に一層の魅力が生まれる点でも、大変オイシイところである
加えて、感動場面の一つである「ひろしの追憶シーン」も大人になって見返すとより魅力的に映る
これはこれで一種の擬似的なノスタルジーの念に駆られるからである

本作はしばし大人の鑑賞にも堪える作品だと言われてる
それもその通りだろう
本作は観る時期や観る角度によって、多層的な感銘や共感を得られることが一番の強みであると思う

もちろん、クレしん映画らしくギャグシーンやキャラクターの個性が際立つ場面もしっかりとあるため、その点も評価の対象である 



387名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:44:38 ID: 90av

やっぱこれか



408名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:46:03 ID: vgfE

ドラえもんみたいにリメイクすればええのにな
大人帝国はノスタルジーの対象を2000年代にするとかさ



412名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:46:14 ID: 0mXq

オトナ帝国はくれしん映画どころかアニメ映画の中でも1番よな



413名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:46:30 ID: kx2A

まとめ




SS
1位 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001)
2位 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004) 
S
3位 謎メキ!花の天カス学園(2021)
4位 暗黒タマタマ大追跡(1997)
5位 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998)
A
6位 爆睡!ユメミーワールド大突撃(2016)
7位 ヘンダーランドの大冒険(1996)
8位 バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013)
9位 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020)
B
10位 ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014)
11位 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード(2003)
12位 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦(2002)
13位 雲黒斎の野望(1995)
14位 嵐を呼ぶジャングル(2000)

C
15位 アクション仮面VSハイグレ魔王(1993)
16位 爆発!温泉わくわく大決戦(1999)
17位 オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015)
18位 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010)
19位 オラたちの恐竜日記(2024)
20位 ブリブリ王国の秘宝(1994) 
D
21位 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~(2018)
22位 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011)
23位 もののけニンジャ珍風伝(2022)
24位 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019)
E
25位 襲来!!宇宙人シリリ(2017)
26位 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!(2006)
27位 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾! (2007)
28位 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~(2023)
29位 オタケベ!カスカベ野生王国(2009)
F
30位 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012)
31位 ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者(2008)
32位 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃(2005)



433名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:48:01 ID: OA7O

>>413
平成中期ってクレしん限らず微妙な作品多すぎるよな



439名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:48:25 ID: xqjU

>>413
ようやっとる



442名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:48:41 ID: YhtC

>>413
おつやで



416名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:46:53 ID: Afym

ワイの好きなやつDで泣いた



419名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:47:06 ID: NzTe

こうして見るとボーちゃん有能よな
カスカベボーイズもオトナ帝国もいないと間違いなく詰んでた



428名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:47:44 ID: u3zj

>>419
カスカベボーイズのぼーちゃんの賢者感好き



444名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:48:46 ID: NzTe

>>428
あの世界で5歳で完全に一人暮らしで農耕までしとるからな
しっかりしてるとかのレベルやない



425名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:47:35 ID: RhAn

今年のも悪くなかったな
19位ならまぁそんなもんか



426名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:47:37 ID: 9Sax




公式ストアで発売中やで



431名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:47:55 ID: xqjU

>>426
合体させると消滅やね



446名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:48:50 ID: u3zj

>>426
こいつらあの追いかけっこシーンの後どうなったんやろ
タヒんだんかな…



458名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:50:34 ID: NzTe

>>446
封印のためのステンドグラスやから封印された
あいつら魔法の力で不老不死やから死なないんでこれしかなかった



463名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:51:27 ID: u3zj

>>458
封印か
ギャグシーンだから誤魔化されてるけどやや残酷な最後やな



450名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:49:22 ID: 9Sax

ワイがクレしん映画で一番好きなシーンは
ヘンダーランドでしんのすけが一人でヘンダーランドに乗り込む所



465名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:51:51 ID: 9Sax

くれしんに出てきたキャラで一番怖かったわこいつ






470名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:52:33 ID: fC5u

>>465
これ系だったら雲黒斎の敵の方が怖かったな



477名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:53:50 ID: 9Sax

>>470
日常に侵食してくる恐怖っていうのか
雲黒斎やと、ヒエールジョコマン倒したやったーで自分たちの世界に戻ったと思ったら…ってとこの描写ええよな



478名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:54:19 ID: kx2A

オトナ、カスカベ、ヒヅメあたりは思い出補正にも強く支えられたので堪忍してね



482名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:54:50 ID: ngx9

>>478
これ逆もあるからな思い出補正消そうと意識するあまりにブラインドする可能性ある



480名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:54:39 ID: t5fu

天カスは風間くんの手紙からの所好きすぎる



481名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:54:49 ID: 9Sax

イッチは30歳前後そう



487名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:55:22 ID: kx2A

>>481
33やで



492名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:56:11 ID: vgfE

やっぱ思い出補正ってデカすぎるわ
どんな駄作でも、当時の予告映像とか見ると懐かしくてクソ気持ちよくなる



504名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:58:23 ID: haI1

>>492
ワイポッキリが直球世代やけど予告を見ても盛り上がらんで



528名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:03:29 ID: NzTe

オトナ帝国の平成版があったらここの全員がほとんど一発アウトという事実
平成の懐かしい匂いに耐えられる気がせん



530名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:04:14 ID: vgfE

「あの時代よかったよなぁ」
「あの頃に戻りてぇなぁ」
この心理を利用したのって大人帝国が初なんかな



557名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:12:05 ID: ngx9

イッチはちゃんと評価してるぞ映画をしっかり見て冷めないうちに感想を書いたのがわかる



606名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:20:03 ID: kx2A

ひろし(35)が現代基準だともう平成生まれなんやね



618名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:22:11 ID: NzTe

ひろしが35歳(1989年産まれ)やから当時のブームしたものを調べた
初代プレイステーション(1994年)
初代ポケモン(1996年)
ニンテンドー64発売(1996年)
宇多田ヒカルデビュー(1998年)
遊戯王カード(1999年)
サザンオールスターズのTSUNAMIがCD歴代最高売上達成(2000年)
浜崎あゆみがミリオン連発(2000年~2002年)
スープラ、NSX、RX-7、GT-R等大型スポーツカーが大ヒット(1992~2000年)
この辺入れるとそれっぽくなりそう



628名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:23:57 ID: kx2A

>>618
ほぼワイと同年代なことにビビる



654名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:45:04 ID: 8TTB

いまからネトフリで見るけど結局何見たらいいか教えろ



655名無しさん@おーぷん24/09/14(土)23:46:26 ID: kx2A

>>654
個人的に他人へのおすすめしやすさで言ったら、ブタのヒヅメが優秀かも



658名無しさん@おーぷん24/09/15(日)00:59:25 ID: sq20

暗黒タマタマはストーリーとしてはそこそこ止まりなんだけど全てのシーンで見どころ作ってるのが凄い



354名無しさん@おーぷん24/09/14(土)22:41:40 ID: Rvwu

最も抜けるキャラトップ10もやれ



引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1726317610/

コメント

タイトルとURLをコピーしました