シーン
俺「なーんていう妹は俺にはいない、そう…俺に妹はいない」
俺「腹減ったな…カーチャーン!!今日のご飯なにー!?」
シーン
俺「カレーよ~」ササッ
俺「え~またカレーかよこれで3日目だぜ~」ササッ
俺「なーんていうカーチャンも俺にはいない、そう…俺にカーチャンはいない」
俺「姉ちゃん、インターネットが壊れたってどういう…」ガチャッ
シーン
俺「やっ…待って!!今着替えてるからぁっ!!」ササッ
俺「おわわあっ!?ご、ごめん!!」ササッ
俺「なーんていう姉ちゃんも俺にはいない、そう…俺には姉ちゃんもいない」
俺「なーにやってんだ、俺…爺ちゃんにお小遣い貰いにいこ…」テクテク
俺「爺ちゃん、小遣い頂戴!!」ガラッ
シーン
俺「おうおう小遣いかええぞええぞ」ササッ
俺「うわぁ!!100万円もくれるの!!?」ササッ
俺「ええぞええぞ持って行きぃ」ササッ
俺「ありがとう爺ちゃん!!」
俺「…なーんちゃって、爺ちゃんもいない」
シーン
俺「ワンワン!!ヘッヘッヘッヘッヘ!!」フリフリ
俺「よーしよしよしよしよし」ササッ
俺「ワンワン!!くぅ~ん」
俺「…犬すらいねぇ」
もうやめて
俺「トーチャン帰ってる!?」ガラッ
シーン
俺「おう、帰ってるぞぅ」ササッ
俺「お帰りトーチャン!!」ササッ
俺「なーんつって…」
俺「切ねぇ…俺しかいねぇ…」
俺「こんな世界必要あるか?」
俺「いや…無い」
俺「無いならいっそ…」
―― 滅ぼしてしまえ ――
― ワシントンD.C.
ドォォォンッ
ワシントン人「ノォォォォォ!!!」
― ロンドン
ドォォォンッ
ロンドン人「オォォマイガァァァァッ!!!!」
― 北京
ドォォォンッ
北京原人「アイヤァァァァァッ!!!!」
レポーター「専門家の間では地球のコアが…」
ドォォォォンッ
レポーター「きゃあああああっ!!!」
俺「フフ…滅びよ…美しき世界よ…」
レポーター「な、なんなんですかあなたは!?ここは危険ですよ…ハッ!!」ゾクリ…
レポーター(この男…浮いてる…!!)
俺「愛すべき人間共よ、我はロンリーチャップリン」
俺「この価値無き世界の終焉を共に喜ぼうぞ!!!フハハハハ!!!!」
俺「ああ…そうとも」
レポーター「なぜこんな…こんな酷いことを…」ウルル
俺「泣くな、女よ」
俺「すぐに孤独の存在しない素晴らしい世界になるフフフ」
レポーター「孤独の…存在しない…世界?」
俺「ああ…それと」クルリ
レポーター「…!!」ビクッ
俺「コアではない、これは…ポアだ」
レポーター(狂ってる…!!)
ザーッ
パイロット「こちらライジングキャッツ、ロンリーチャップリンを捕捉した」
パイロット「攻撃の許可を求む」
世界連合軍本部「ロンリーチャップリンへの攻撃を許可する」
パイロット「ロックオン…」ピピピ
俺「フフフ…ハエか」
パイロット「ファイア!!」ミサイルジュポポ
ドォォォォンッ
パイロット「ミサイル全弾ロンリーチャップリンに命中!!」
モクモク
俺「哀れなり…」ポア
ドォォォンッ
パイロット「うああああああああっ!?」
世界連合軍総司令「くぅ…失敗か…」
秘書「司令…」ヒショヒショ
世界連合軍総司令「なに…?X-RAYが完成した!?」
ザワザワ…
世界連合軍総司令「よろしい、X-RAYの使用を許可する」
ザワザワ…
ガチャッ
レポーター「パパ!!正気なの!?」
世界連合軍総司令「娘か…ここへ来てはならんと言っておいたはずだが?」
レポーター「そんなことよりパパ!!X-RAYを使うなんて愚かだわ…!!」
世界連合軍総司令「なるほど…誰かがロンリーチャップリンに近づく必要があるか…」
軍人「俺がやります、司令」スッ
世界連合軍総司令「君は…」
軍人「アメリカ空軍所属ライジングペニスキャッツマシーンであります!!」
レポーター「ダメよ、ライ…やめて!!行かないで」
軍人「大丈夫、必ず生きて帰って来るさ」
軍人「司令、私にやらせてください!!」
世界連合軍総司令「…わかった、ライジングペニスキャッツマシーンから座標が届き次第」
世界連合軍総司令「X-RAYでロンリーチャップリンを攻撃する」
レポーター「ぐすっ…しくしく」
軍人「ここにいたのか」
レポーター「どうして…?なんでライが行かなきゃならないの…?」
軍人「軍人だからさ…」
レポーター「ぐすっ…お願い考え直して!!」
軍人「レポ!!わかってくれ!!」
レポーター「嫌よ!!だって…お腹に…あなたの赤ちゃんが…」
軍人「…ワァーオ、それは本当かいレポ?」
レポーター「ぐすっ…ん、ええ…本当よ」
軍人「必ず…生きて戻る、約束するよレポ…」ギュッ
どうしてこうなった
軍人「ライジングペニスキャッツマシーン…出ます!!」キーンッ
レポーター「ライ…待ってる…私、待ってるから…」
―日本上空
俺「…またポアされに来たか」
軍人「ロンリーチャップリンを捕捉した!!」
世界連合軍総司令「よし…座標確認、急いで帰還しろ」
軍人「了解!!」クルリキーンッ
俺「…?なぜだ?なぜ引き返す…?」
技術者「座標を衛星に転送完了しました!!」
世界連合軍総司令「…X-RAY発射」クワッ
X-RAY「ブィィィィン…ピァァァァァァァッ…」
X-RAY「カァァァァァァッ!!!」
俺「なんだ…?空が急に明るく…?」
ドォォォォォォォォォンッッッ
俺「フォォォォォォォォォォォォォッッッ!!??!?」
技術者「X-RAYロンリーチャップリンに直撃したようです」
ワーッ
世界連合軍総司令「それで…?破壊できたのか?」
技術者「…ダメです…ロンリーチャップリンの存在を確認、作戦失敗です…」
アーア…
俺「お…おのれ…愚民共め…こしゃくな真似を…!!」ピクピク
技術者「ペニスマン…」ボソ
世界連合軍総司令「ん?何か言ったかね?」
技術者「ああいえ…そういうヒーローがいたらなぁって……すいません」
世界連合軍総司令「こんな時に冗談を言ってる場合か!!馬鹿め!!」
技術者「…」
世界連合軍総司令「5分休憩した後に今後の作戦会議を行う」スタスタ
技術者「…」スクッ… スタスタ
レポーター「…?」スタスタ
―トイレ
技術者「…やるしかないんだ…俺がやるしか…」
レポーター「なにをやるつもりなの、お兄ちゃん?」
レポーター「お兄ちゃん何か隠してない?」
技術者「隠してるのは…お互い様だろ?」
レポーター「えっ…?」
技術者「おめでとう…ライももうじき無事に戻って来るだろう」
レポーター「お兄ちゃん…気づいてたの?」
技術者「妹の変化に気づかなくて兄貴と言えますかって」
技術者「幸せにな…」スタスタ
レポーター「あ、ありがとう…?」
技術者「さよなら…妹」
レポーター「えっ?ちょっと待ってお兄ちゃ…いない…どういうこと…」キョロキョロ
俺「ほう…珍しいお客様のようだ」
技術者「やあ…君がロンリーチャップリンだね?」
俺「わかっていながら近づくとは…良い度胸だ」
技術者「怖いよ、本当は凄く怖い…」
俺「ならば国へ帰るんだな、残された時間…愛する者と過ごすと良い」
技術者「そういうわけにはいかないんだ」
技術者「今だけじゃなく…愛する者の未来を守るために…」
技術者「変…身…!!」
俺「フフ…さよなら」ポア
ドォォォォンッ
技術者「」
俺「おめでとう…これでお前も孤独から解放された」
―
レポーター「日本支部へ…転勤…ですか?」
ワシントン支部長「そうだ、すまないが今は世界中がロンリーチャップリンの情報を求めている」
ワシントン支部長「行ってくれるね?」
――
―
軍人「どうして君が行く必要があるんだ!?」
レポーター「仕事なのよ?仕方が無いじゃない!!」
軍人「お腹に赤ん坊がいるんだぞ!?正気とは思えないね!!」
レポーター「あなただってそれでも行ったじゃない!!」
軍人「ふー…わかった俺も行く」
レポーター「なっ…!?ライ何を言っているの!?」
軍人「君が行くなら俺も行くと言ったんだ…日本へ」
ピンポーン
俺「はい?」ガチャッ
軍人「あ、今度隣に引っ越して来た者です」
レポーター「これご挨拶代わりに…つまらないものですけど」スッ
俺「あ…わざわざすいません、お茶淹れますんでどうぞ」
軍人「ああいやいや遠慮なさらずに」
レポーター「…!!」ビクンッ
軍人「ああ…こいつは妻でして」
俺「美人さんですね」
軍人「ん?どうした?」
レポーター「ろ…ろ…」ガクガク
軍人「…?」
俺「具合が悪いのでは?上がって休んで行かれてはどうでしょう?」
軍人「すいません…それじゃあお言葉に甘えて」
俺「フフ…一人で寂しいもんです」
軍人「ご家族は…?」
俺「いいえ」フリフリ
レポーター「…」ガクガク
俺「奥様大丈夫でしょうか…はて?」
俺「奥様どこかでお会いしたことが…?」
レポーター「…!!あ、あ…ありません!!」
軍人「どうしたんだいレポ、らしくないぞ?」
俺「慣れない土地でお疲れなんでしょう、御気になさらず」
軍人「すいません…」
レポーター「ラ、ライ…帰りましょう…私…その…疲れたわ」
軍人「そうかい?それじゃそうしようか、では…失礼します」
俺「はい、また」
軍人「ホワッツッ!?レポ、何言ってるんだ?」
レポーター「だからお隣の彼こそがこの世界滅亡を引き起こしている元凶」
レポーター「ロンリーチャップリンだと言っているのよ」
軍人「レポ、まさかそんなことあるはずない…君は疲れてるんだよ」
レポーター「信じて!!」
軍人「お茶まで出してくれた相手を殺せって言うのか!?」
レポーター「私は一度彼に出会っているのよ!!!」バンッ
軍人「はぁ…最近俺達喧嘩ばっかりだな…」
レポーター「そうね…潮時かしら」
軍人「オーケー…この話はよそう、とりあえず今日はもう休もう」
レポーター「そうね…ごめんなさい変なこと言って…」
軍人「出かけてくる」
レポーター「どこへ行くの?」
軍人「ヘローゥワーク…仕事探さないとだろ?」パチッ
レポーター「ライ…うん、そうね…頑張って」
軍人「愛してるよ、レポ」スタスタ
レポーター「私もよ、ライ」
レポーター「さてと…今日はお休みだし洗濯でも干そうかな」
…
レポーター「…ん、これで終わりっと」パンパン
俺「やあ奥さん」
レポーター「…!!」ドキーンッ
レポーター「あ、あ、あ、あら…お隣さん」オドオド
俺「どうしました?顔色が悪いですね?」
レポーター(こんな時に悪阻が…!!)ウップ
俺「いけない!!そちらへ行きます!!」ヒョイッ
レポーター「…!!」
俺「大丈夫ですか?部屋へあがりましょう」ガシッ
レポーター「は、はい…」ヨタヨタ
俺「さぁソファーに横になって」
レポーター「す、すいません…もう大丈夫です…」
俺「お腹に赤ちゃんが…?」
レポーター「え、ええ…4カ月です」
俺「それはおめでたい」
レポーター「あ、あの…申し訳ないですしもうお帰りいただいても…」
俺「少し話相手になっていただけるとありがたい」
俺「なにぶん一人なもので」
レポーター(こいつ…私に気づいている…!?)ゾクリ
俺「フフッ…俺が…いかにして…ロンリーチャップリンとなったか」ニヤリ
レポーター「…!!」ゾクゾクゥッ
レポーター「や…やっぱりあなた…気づいて…」
俺「驚いた…あの時の女がまさか隣に引っ越してきて…」
俺「あろうことか引っ越しのご挨拶までいただくなどとは…な」
レポーター「私を…どうするつもり…?」オッパイカクシ
俺「フフ…勘違いしてもらっては困る」
俺「俺はお前たちに孤独の無い世界を与えているのであって」
俺「お前たちから何かを奪うつもりなどない…」
レポーター「大勢の命を奪っておきながら…よくもっ!!」
俺「それはなんかすいません」
レポーター「あなたが最初に仕掛けたことでしょう!!」
俺「卵が先か…鶏が先か…果たして…フフ」
レポーター「あなたに何があったのかはわからない…だけど…」
レポーター「私はこの子を…」オナカナデナデ
レポーター「生焼けムニエル蒸し太郎の未来を守りたい…」
俺「ほう…」
レポーター「お願い…馬鹿なことはもうやめて…」ウルリ
俺「生焼けムニエル蒸し太郎…お腹の中の子か」
レポーター「そうよ…」
俺「ではゲームといこう…なぁに、簡単なゲームだ」
俺「お前が勝てばお前の子…生焼けムニエル蒸し太郎は平和に過ごせるだろう」
レポーター「…!!」
俺「どうした?怖気づいたか…?フフ」
レポーター(今蒸し太郎が子宮を蹴った…!!)
レポーター(私に…やれって言ってるのね?そうなのね?蒸し太郎…)
俺「早く答えろ、5、4、3…」
レポーター「…」ゴクリ
俺「2…」
レポーター「…」
俺「1…はい終わ」
レポーター「やるわ」
俺「ほう?」
レポーター「そのゲーム…受けて立つわ」
軍人「ハァイ、アメリカ空軍のライジングペニスキャッツマシーンです」
軍人「孤独を嘆いた一人の男、俺」
軍人「その俺はある日孤独に絶望するあまり世界を滅ぼすことに決めます」
軍人「世界中で原因不明の大爆発が起こり都市は壊滅」
軍人「そんな中俺の妻、レポーターがロンリーチャップリンとの接触し世界にその存在を知らしめます」
軍人「世界中の国々で結成された連合軍の作戦が次々と失敗する中」
軍人「ついにX-RAYの使用に許可が!!」
軍人「世界中の期待を背負い俺が座標を送信、X-RAYが照射!!」
軍人「しかしこの作戦も失敗」
軍人「そしてついにペニスマンであることを隠していたレポの兄、技術者が単身ロンリーチャップリンと対峙します」
軍人「しかしペニスマンもあえなく敗れ、世界は絶望的状況に…」
軍人「そんな中レポが日本支部へ転勤、引っ越ししてお隣にご挨拶に行ったら感じの良い青年だなぁー…って」
軍人「おいおいレポ!!彼がロンリーチャップリンだって!?」
軍人「そして彼から告げられるゲームの内容とは……!!?」
レポーター「これは…?」
俺「マリオカート…フフ」
レポーター「マリオ…カート…」
俺「さあグズグズするなキャラを選べ」ヨッシィーッ
レポーター「…わかったわ」グワハァグワハァッ
俺「クッパか…お前に扱えるかな?」
レポーター「黙って…始まるわよ」ゴクリ
テッ…テッ…テッ…テーッ!!
俺「スタートダッシュもろたァァァァッッッ!!!」ズキュルルルル
レポーター「あら?スピンしているようだけど?」ニヤリギュィィィン
俺(スタートダッシュ…成功している…だと…!?)ゴクリ
レポーター「あらあら?もう最終ラップよ?」
スター
俺(引け引くんだ…勝利という名の…星を…!!)テロレロテロレロ
ピコーン!
俺「…!!」ニヤリ
俺「勝利の星は…俺に輝いたようだ」ポチッ
テーレッテーテレーテッテレーテーテーレッテーテレーテッテレーテー
レポーター「…!!追い上げ…速い…!!?」
俺(最後の直線……!!)
レポーター(これで決まる……!!)
俺「よォし!!抜いたァァァッ!!!」1位
レポーター「…こういうのはね、勢いが重要なのよッッッ!!」キノコポチッ
バビューンッ
俺「馬鹿め!!俺はスター……!?」
スター
俺(星の輝きが…消えた…!?)
クッパ「グワァハグワァハ!!」バビューンッ
ゴンッ
俺(わざとぶつけて…まさか奴の狙いは…!!)
ヨッシー「ィヨッシィィィッ!?」ギュルルン
ポチャッ…
俺「池ポチャ…嘘だろ…」
ピューッ
レポーター「勝負あったわね…」1位
2~7位NPC
俺「…」8位
レポーター「…」
俺「…」スクッ
レポーター「…や、約束は約束よ?」
俺「フフッ…ゲームをしてこんなに楽しかったのは久しぶりだ…」
俺「礼を言おう」
俺「思えば俺はただ八つ当たりしたかっただけかもしれぬ」
俺「孤独のあまり俺だけが不幸に捉われたように思われてしかたがなかった」
俺「妹も姉も…父や母、祖父祖母…犬すらいない自分が…情けなくてしかたなかった…」
俺「これからは神となろう」
俺「神となってお前、蒸し太郎そして人間達を見守ろう」
レポーター「そうね…そしてまずは世界を元に戻すのよ」
俺「それは本当に…本当にすいませんでしたァ…ァ…ァ…」スゥー…
― すいませんでした ―
引用元: ・コンコン俺「妹ー入るぞー」ガチャッ妹「きゃぁっ!?お、お兄ちゃんらめぇっ!!」
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