【米国】　ソリの上で股広げて女児を産む　

大寒波に見舞われた米北東部ペンシルベニア州フィラデルフィアで２２日、出産のため病院に向かおうとしていた妊婦（３３）が間に合わず、ソリのなかで出産した。

同市内に住むボナーニ夫妻は病院に行くため、気温マイナス９度、積雪３０センチ以上のなか、車までソリで移動している途中で、妻が産気づき、女児を出産。

出産を手伝ったという隣人男性は「ほんの２分くらいで生まれた。私が外に出て生まれるまで本当にすぐだった」と語った。母子は間もなく救急車で病院に運ばれた。

病院によると、２日たった２４日現在、母子ともに健康だという。

夫婦は高台に住んでおり、最近の大寒波の後に車で病院に行けない場合に備えてソリを購入していたという。