
1:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:35:36 ID:4ht
狐や狸が住む。盗人が住む。しまいには死体を棄てて行く
ーーー
ーー
(´・ω・`)「暇だなあ、仕事首になったし…いっそ、泥棒に」
(´・ω・`)「いやいや、それは…は、はくしょんっ」
(´・ω・`)「寒いな。どうせ死人ばかりだし上登って夜を明かそう
背景は平安時代。飢饉や辻風(竜巻)などの天変地異が打ち続き、都は衰微していた。
ある暮れ方、荒廃した羅生門の下で若い下人が途方にくれていた。
下人は数日前、仕えていた主人から解雇された。生活の糧を得る術も無い彼は、いっそこのまま盗賊になろうかと思いつめるが、どうしても「勇気」が出ない。
そんな折、羅生門の2階に人の気配を感じた彼は、興味を覚えて上へ昇ってみた。
2:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:39:46 ID:4ht
(´・ω・`)(し、死人の髪を抜いてる…)
(´・ω・`)(なんてやつだ!む、ムカついてきたぞ…!)
( ・`ω・´)「待てこのやろう!」
彡(●)(●) 「ヒェ…」
3:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:40:09 ID:zSe
6:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:41:34 ID:I8h
7:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:42:05 ID:4ht
彡(^)(^)「死人の髪を抜いてカツラ作ろうと思たんや!この死体も悪いやつやししゃーないで」
彡(^)(^)「ワイ、こうでもしないと餓死してまうんや」
10:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:47:13 ID:4ht
(^ω^)「じゃあ僕がおばちゃんの身ぐるみ剥いでも恨まないでね」 キャーやめちくり〜
彡(。)(;)「」
「こうしないとぼくも、餓死しちゃうからさ」
原住民の行方は誰も知らない
【終】
11:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:49:56 ID:Fyp
13:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:53:17 ID:4ht
恥の多い生涯を送って来ました。
この書き出しから始まる。「自分」は人とは違う感覚を持っており、それに対して混乱し発狂しそうになる。
それゆえにまともに人と会話が出来ない「自分」は、人間に対する最後の求愛として道化を演じる。
だが、その「自分」の本性は、女中や下男に犯されるという大人たちの残酷な犯罪を語らず、力なく笑っている人間であった。
結果的に「自分」は欺きあう人間達に対する難解さの果てに孤独を選んでいた。
14:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:55:53 ID:4ht
自分には、人間の生活というものが見当つかないのです
(´・ω・)「おちん●んびろーん」 ワハハ
(´・ω・)(道化を演じてると生きているのが楽なんだ)
(´・ω・`)「よし、東京へいこう」
15:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)17:57:01 ID:zSe
17:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:01:54 ID:4ht
ーーー
ーー
「ワイたちは同志なんやぞ」
「せやせや!」
「資本家は横暴や!」
「せや!」
「武装蜂起あるのみやで!」
「せやせやせや!」
(´・ω・)(帰りたい…)
18:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:06:55 ID:4ht
(´・ω・)「10円しかないんだ」
J( ‘ー`)し「気にしないで。私も飲むわ」
ーーー
ーー
ギシギシアンアン
ふぅ…
( ・`ω・´)「おまえ、亭主はいないのかい?」
J( ‘ー`)し「刑務所に入ってるわ。でももう行くのやめるね」
20:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:12:19 ID:Zyo
唐突すぎて草
19:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:10:25 ID:4ht
ーーー
ーー
(´・ω・`)「はぅっ、ここは」
( ●▲●)「ここは病院だ。おまえには自殺幇助の疑いがある」
※執行猶予になりました
21:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:15:00 ID:4ht
(*^○^*)「おとうちゃん、お祈りすれば神様が願い叶えてくれるって本当なのか!?」
(´・ω・`)「うん、神様になにをおねだりしたいんだい?」
(*^○^*)「本当のおとうちゃんが欲しいんだ!」
それっきり私はアパートには帰りませんでした
22:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:16:51 ID:sXk
23:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:20:04 ID:4ht
(´・ω・)「タバコおくれ」
(●゚◇゚●)「昼まっからお酒くさいぞ」
(´・ω・)「お酒やめたら僕のお嫁さんになってくれるかい?」
(●゚◇゚●)「モチよ」
やっぱり、お酒はやめられませんでした
24:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:22:55 ID:4ht
(●゚◇゚●)「んもう、からかわないでよう〜」
(´・ω・)(ああ、やっぱりこの子と結婚しよう)
こうして、隅田川近くの小さなアパートを借りました
二人で住み、ぼくは酒をやめて漫画の仕事に精を出したのです
25:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:26:27 ID:4ht
彡(^)(^)「よう、久しぶりやな。酒でも飲もうや!」
(´・ω・)「久しぶりだね。なら屋上でワイワイやろう」
ーーー
ーー
彡(゚)(゚)「腹減ったなあ。下見てくるわ」
「おい!!!」
(´・ω・)「どうしたの?」
26:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:30:25 ID:4ht
●▲●) (●゚◇゚● ギシギシアンアンギシアンアン〜
彡(●)(●) 「まるで地獄や…でも許してやるんやで。お前もろくでなしなんやからな」
(´・ω・)(それっきり彼女はおろおろしてて…)
(´・ω・)(ぼくの行き着くところはアルコールだけになったんだ)
35:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:42:47 ID:xGR
わかる人解説してクレメンス
36:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:43:20 ID:7aI
レ●プや
37:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:44:36 ID:xGR
サンガツ
その後の展開も納得やわ
27:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:30:45 ID:uTZ
29:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:32:51 ID:4ht
(´。ω゜`)「ああ、血だ…」
こうこはどうこの細道じゃ
こうこはどうこの細道じゃ
(´。ω゜`)「薬をください」
自分は完全なモルヒネ中毒患者になりました
31:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:36:12 ID:4ht
(´。ω゜`)「」
彡(゚)(゚)「…入院やな」
ぼくは、療養所に行くものだと思ってたんだ
(´。ω゜`)「脳病院でした」
人間 失格
もはや自分は完全に人間ではなくなりました
【終】
33:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:36:44 ID:16A
34:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:39:20 ID:7aI
38:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:44:41 ID:pOa
台詞から察するに浮気かと思ったで
52:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:12:56 ID:yQW
自分の仕事仲間に彼女をレ●プされたらしい
54:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:15:06 ID:OUb
なんでそれでタイトル人間失格なん
57:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:18:58 ID:yQW
レ●プされた彼女が薬物自殺を図ったため、自分も薬物自殺をしようとするも失敗、廃人となる
61:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:21:19 ID:OUb
アニメにしたら阿鼻叫喚のコメしか残らなそうやな…
39:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:46:18 ID:16A
40:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:49:14 ID:4ht
唐の時代、隴西の李徴はかつての郷里の秀才だった。しかし、片意地で自負心が強く、役人の身分に満足しきれなかった。
彼は官職を辞し詩人として名を成そうとするも、うまく行かず、ついに挫折。小役人となって屈辱的な生活を強いられたが、その後、地方へ出張した際に発狂し、そのまま山へ消え、行方知れずとなった。
41:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:51:06 ID:4ht
ーーー
ーー
(´。ω゜)「ダメだ…収入もないしもう限界だ。頭を下げてまた雇ってもらおう」
43:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:53:48 ID:4ht
「笑えるンゴwwwwwwww」
「ファーwwwwwwww」
「おもろいやんけ!wwww」
(´。ω゜)(ぐぬぬ…)
44:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:55:22 ID:4ht
(´。ω゜)「うわああああああああ!!!!!!!」
李徴は急に顔色を変えて寝床から起き上がると、闇の中へと駆け出した
45:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:59:26 ID:4ht
(●゚◇゚●)「お役人様、こんな早くに出かけるんですか」
(●゚◇゚●)「ここから先の森は人食い虎が出るそうです。昼まで待った方が…」
(◯△◯)「大丈夫、大丈夫」
ーーー
ーー
ガサガサ
ガサガサ
(◯△◯)「お、おや?」
48:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:02:57 ID:4ht
(◯△◯)「と、虎だ…」
( ・`ω・´)「危ないところだった…」
(◯△◯)「!その声は我が友、李徴ではないか!」
( ・`ω・´)「いかにも。私は李徴だ」
49:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:06:49 ID:4ht
( ・`ω・´)「今から一年ほど前、私が旅に出た夜のことだ」
( ・`ω・´)「ふと目をさますと誰かが我が名を呼んでいる」
( ・`ω・´)「声を追って無我夢中で駆けているうちに、虎の姿になっていたんだ」
( ・`ω・´)「なぜかは知らん。死のうと思ったら目の前にウサギが走っていてな」
( ・`ω・´)「その時、自分の中の人間は消えて無我夢中でウサギにかぶりついたのだ」
50:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:10:10 ID:4ht
(◯△◯)「」
( ・`ω・´)「そうだ。きみに頼みがある」
( ・`ω・´)「私が今までに作った詩を後代に伝えて欲しい」
(◯△◯)「ああ、いいとも」
李徴の声は朗々と響いた
51:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:12:14 ID:4ht
思いがけず狂気に犯されて獣となってしまった
災難と病とが重なって逃れることができない
今の私の爪や牙には誰もかなうまい
あの頃の君と私は共に評判が高かった
だが私は獣となって草むらの中におり
君は既に車に乗る身分となって羽振りが良い
今夜、山渓を照らす明月に向かいながら
私は詩を高らかに歌うこともできず、ただ哀しく吼えるばかりだ
( ・`ω・´)「ああ…こんな姿になっても詩家になる夢をみる。笑ってくれ」
53:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:15:02 ID:4ht
( ・`ω・´)「この自尊心こそが今の虎の姿なのだろう…」
( ・`ω・´)「もう一つだけ頼みがある。残してきた私の妻子に、李徴は死んだと伝えてくれ」
(◯△◯)「ああ、わかった…」
59:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:19:30 ID:4ht
( ・`ω・´)「詩の方を気にかけているからこんな獣に身を落としたんだろう…」
( ・`ω・´)「それから、もうここは通らないでほしい。その時はきみに襲いかかってしまうかもしれない」
( ・`ω・´)「さらばだ」ザザザッ
(◯△◯)(李徴…)
(◯△◯)「さらばだ、友よ…」
ガオー
虎はまた草むらに踊り入って、再びその姿を見なかった
【終】
58:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:18:59 ID:me0
長いと読むきなくしそうだ
62:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:25:18 ID:yQW
63:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:27:21 ID:16A
有名になったけど読みたくない
64:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:31:02 ID:4ht
65:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:31:49 ID:4ht
『変身』(へんしん、Die Verwandlung)は、フランツ・カフカの中編小説。
ある朝目覚めると巨大な虫になっていた男と、その家族の顛末を描く物語であり、カフカの作品の中ではもっともよく知られている小説である。
1912年執筆、1915年の月刊誌『ディ・ヴァイセン・ブレッター』10月号に掲載、同年12月にクルト・ヴォルフ社(ライプツィヒ)より「最後の審判叢書」の一冊として刊行された。
66:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:33:17 ID:4ht
グレゴール・ザムザが目覚めた時、自分が巨大な毒虫に変わっているのに気づいた
(?????????????)(おれはどうしたんだろう…?)
67:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:38:00 ID:4ht
コンコン
J( ‘ー`)し「グレゴール、今日は出掛けるんじゃないの?起きなさい」
(?????????????)「母さんだ、もう起きてますよ」ジタバタ
J( ‘ー`)し「支配人さんも来てくれましたよ。仕事いかなきゃダメよ」
(?????????????)「い、今いくよ」ジタバタ
68:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:42:04 ID:4ht
(?????????????)「今あけるって」ジタバタ
ガチャ
( ●▲●)「お、あいたぞ」
「ああああ!!!!」
(?????????????)「仕事に行きましょう。支配人さん」
●▲●)「」
70:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:45:32 ID:4ht
「化け物め!あっちへ行け!!」ドガバキ
(?????????????)グエー死んだンゴ
ーーー
ーー
(?????????????)「ああ、眠っていたのか」
グレゴールの食事の世話は妹の仕事になっていました
これまで、家族で働いていたのはグレゴールだけだったので
家計のために父も母も妹も働きに出るようになった
71:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:50:06 ID:4ht
グレゴールは気晴らしで壁や天井を這い回っていた
そのうち、住居の一室を下宿人に貸し出した
彡(゚)(゚)「よろしくやで」
(●゚◇゚●)「〜〜〜♪」※ヴァイオリン演奏中です
彡(゚)(゚)「ほえ〜上手ンゴねえ。もっと聴かせてーや!」
(?????????????)「綺麗な音だなぁ。ちょっと見に行ってみよう!」
72:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:53:58 ID:qUR
73:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:54:29 ID:4ht
(●゚◇゚●)「ちょっ!?お兄ちゃん!」
彡(●)(●) 「ヒェ…あんなのおるなんて知らんかった…」
彡(●)(●) 「こんなとこ出て行くわ。家賃も払わんぞ」
バタン
(●゚◇゚●)(もうおしまいだわ…)
(●゚◇゚●)(こいつはきっと私たちを殺してしまう。もう辛抱ならないわ)
75:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)19:57:42 ID:4ht
バタン
ガチャ
トジコメー
(●゚◇゚●)「やってやったぜ!」
(?????????????)「」
グレゴールはまもなく自分が全く動くことができなくなっていることを発見した
窓の外が明るくなり始め、彼の鼻孔からは最後の息がもれて出た
ーーー
ーー
76:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:06:00 ID:4ht
ガチャ
「ちょっ、ごらんなさい!」
J( ‘ー`)し「パパ、こいつ死んだの?」
(*^◯^*)「そのようだな。神様に感謝なんだ!」
(●゚◇゚●)「やったわ!」
三人は住居を出て電車で郊外へ出た
座席にもたれながら、未来の見込みを話合った
ガタンゴトン
ガタンゴトン
( *^◯^*)「家賃の安い場所に住もう!もっと良い場所にな!」
J( ‘ー`)し「おほほほ」
(●゚◇゚●)「♪」
( *^◯^*)(娘にも立派な婿を探してやらないとな…)
ガタンゴトン
ガタンゴトン
【終】
98:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:59:29 ID:H2B
胸糞悪いわ
79:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:28:23 ID:4ht
イギリス風の身なりで猟銃を構えた2人の青年紳士が山奥に狩猟にやってきたが、獲物を一つも得られないでいた。
やがて山の空気はおどろおどろしさを増し、山の案内人が途中で姿を消し、連れていた猟犬が2匹とも恐ろしさに泡を吹いて死んでしまっても、彼らは「2千4百円の損害だ」、「2千8百円の損害だ」と、表向き金銭的な損失だけを気にする。
しかし、山の異様な雰囲気には気付いたらしく、宿へ戻ろうとするが、山には一層強い風が吹き、木々がざわめいて、帰り道を見つけることができない。
途方に暮れたとき、青年たちは西洋風の一軒家を発見する。
そこには「西洋料理店 山猫軒」と記されており、2人は安堵して店内へと入っていく。
80:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:34:37 ID:4ht
彡(゚)(゚)「鹿に二、三発ぶっ放したら痛快ンゴねえ」
(∪^ω^)(∪^ω^)「く〜ん(死)」
彡(゚)(゚)「あっ…(察し)。疲れでぶっ倒れてしもた」
彡(゚)(゚)「寒いなあ。腹も減ったし帰ろうやで」
(´・ω・)「それじゃ切り上げようか」
ざわ…ざわ…
ーーー
ーー
(´・ω・)「お腹空いたよう」
81:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:39:26 ID:4ht
【西洋料理店 山猫軒】
彡(^)(^)「ちょうどええやん、ここで飯食おうやないか!」
【どなたもどうかお入りください。決してご遠慮はありません】
彡(^)(^)「世の中うまいこと出来てるンゴねぇ」
(´・ω・)「やったね!」
ギィ〜
【ことに肥ったお方や、若いお方は大歓迎いたします】
バタン
82:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:44:57 ID:4ht
彡(゚)(^)「これはロシア式なんやで」
【当軒は注文の多い料理店ですから、どうかそこはご承知ください】
【注文はずいぶん多いでしょうが、どうか一々こらえて下さい】
(´・ω・`)「これはいったいぜんたい?」
彡(゚)(゚)「きっと注文が多くて支度が手間取るんやろ」
(・ω・`)「はやく部屋の中に入りたいね」
84:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:51:11 ID:4ht
(・ω・`)「厳しい作法の家だね」ゴシゴシ
彡(゚)(゚)「はやく暖かいものたべたいなあ」
【鉄砲と弾丸をここへ置いてください】
彡(゚)(゚)「なるほど。鉄砲もって飯食う法は無いわな」
【どうか帽子と外套と靴をおとり下さい】
【タイピン、カフスボタン、眼鏡、財布、その他金属類。ことに尖ったものはみなここに置いてください】
(´・ω・`)「ははん。きっと何かの料理に電気をつかうんだろね」
85:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)20:56:05 ID:4ht
(´・ω・`)「寒くて肌のひびきれするからその予防かな?」ヌリヌリ
【クリームをよく塗りましたか。耳にもよく塗りましたか】
彡(゚)(゚)「細かいところまで気がつくやなあ」ヌリヌリ
【料理はもうすぐできます】
【十五分とお待たせはいたしません。すぐたべられます】
86:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:00:18 ID:4ht
彡(゚)(゚)「ん〜、へんに酢くさいな」ベチャベチャ
(´・ω・)ベチャベチャ
【いろいろ注文が多くてうるさかったでしょう】
【お気の毒でした。もうこれだけです】
【どうかからだの中に、壺の中の塩をたくさん、よくもみ込んでください】
彡(●)(●)「ヒェ…」
(´;ω;)「これはおかしいよ…」
87:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:03:35 ID:Xtt
88:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:04:43 ID:4ht
彡(。)(;)「西洋料理というのはつ、つ、つまりワイらが…」
彡(。)(;)「逃げ…
【いや、わざわざご苦労です。たいへん結構にできました】
【さあさあおなかにおはいりください】
^???^
^???^「だめだよ。もう気がついたよ」
^???^「親分の書きようがまずいんだよ」
へいいらっしゃいいらっしゃい
へいいらっしゃいいらっしゃい
彡(。)(;)「」ブルブル
(´;ω;)「」ブルブル
89:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:10:03 ID:4ht
(∪^ω^)わんわんお!
(∪^ω^)わんわんお!
^???^ にゃ〜ん(泣)
彡(。)(;)「」ブルブル
(´;ω;)「」ブルブル
ーーー
ーー
(*^◯^*)「こんなとこで何やってるんだ!」
(´;ω;)「助かった…」
彡(。)(;)「ンゴ…」
(∪^ω^)わんわんお♪
(∪^ω^)わんわんお♪
二人は、やっと安心して
途中で十円だけ山鳥を買って東京へ帰りました
【終】
90:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:11:08 ID:4ht
サンキューガッツ
91:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:11:33 ID:Aho
94:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)21:12:48 ID:Suo
28:名無しさん@おーぷん:2016/02/04(木)18:32:51 ID:B3l



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